しらうめ

備忘録メモ感覚で、漫画や小説のあらすじと感想を書いてます。感想は小学生レベル。最近は月…

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備忘録メモ感覚で、漫画や小説のあらすじと感想を書いてます。感想は小学生レベル。最近は月一更新+αです。

マガジン

  • 【アニメメモ】ひぐらしのなく頃にシリーズ

    無印、解、礼、煌、業、卒まとめ

  • 【漫画メモ】P.S.元気です、俊平(柴門ふみ)

    全巻のあらすじと感想です。

  • 【ドラマメモ】アンという名の少女(シーズン1)

    全8話のあらすじと感想メモです。

  • 【ドラマ感想】レンタルなんもしない人

    1、3、7~12話(最終回)のあらすじと感想です。

  • 【ドラマ感想】家政夫のミタゾノ(第4シリーズ)

    第4~8話(最終話)まで。

最近の記事

【漫画メモ】奈落-タルタロス-(山岸涼子)

短編集です。各話、冒頭のあらすじと、感想を少し。 コスモス 喘息を持つ裕太のことを、ママは心配して可愛がっていた。パパは喘息が悪化したときだけ、ママと裕太のところにやってくる。ママは次第に… 死者の家 美佐の母方の家系の女は、代々不幸な結婚をする者が出るらしい。美佐の父も家を出ていっており、美佐の母は不幸だった。そして美佐も恋をするが… 奈落-タルタロス- 美人の姉・デルフィーヌと、普通の外見の妹・エブリーヌ。なにかと姉の真似をするエブリーヌは、姉を真似て女優になるが、

    • 【漫画メモ】瑠璃の爪(山岸涼子)

      短編集です。冒頭のあらすじと、少しだけ感想を。 瑠璃の爪 28歳の絹子が、31歳の実姉・敦子を刺殺した。周囲の人からこの2人の人物像について語ってもらうと… 鳥向楽 始祖鳥に生まれ変わった迦陵頻が、昔天上界にいた頃の神々の思い出を語る… 海底より アイドルをやってたマミは視力をほぼ失い、引退して親戚の家で療養することに。そこは海辺の町で、壇ノ浦の戦いがあったところだった… ある夜に 夜、道路を歩いていると、華の上を歩く人、砂地の上を歩く人、石の上を歩く人など様々で…

      • 【漫画メモ】愛すべき娘たち(よしながふみ)

        オムニバス?群像劇?な短篇5話収録されてます。最初の方のあらすじと、ネタバレ有りかもな感想を。 第1話 美人の母・麻里と、娘・雪子。娘に八つ当たりするときもあるが、仲良し母娘だ。そんな母が癌になり、手術をした。残りの人生は好きにしたいと再婚した。が、相手は娘よりも3歳年下の時代劇俳優を目指す男・大橋健だった… 第2話 大橋健の友人・和泉清隆は大学で非常勤講師をしている。生徒の女子学生に言い寄られており… 第3話[前編/後編] 雪子の大学時代の友人・若林莢子。誰もを分け隔

        • 【漫画メモ】宮沢賢治の食卓(魚乃目三太)

          宮沢賢治の人となりが分かる漫画です。 賢治の作品自体は以前こちらに書きましたが・・・ 宮沢賢治と言えば、国語の教科書に横顔の写真が載ってた人でしたっけ?ちょっと自信ないですが、その程度の認識で… →横顔は正岡子規でした(追記) この漫画を読んで、農学校の先生をしていたこと、生前に出版されたのは「注文の多い料理店」だけだったことなど知りました。作中で描かれる宮沢先生はめちゃいい人で、こんな先生に教えてもらえたら生徒も幸せだろうなぁっていう。魚乃目先生の三丁目の夕日的な優しい

        【漫画メモ】奈落-タルタロス-(山岸涼子)

        マガジン

        • 【アニメメモ】ひぐらしのなく頃にシリーズ
          38本
        • 【漫画メモ】P.S.元気です、俊平(柴門ふみ)
          9本
        • 【ドラマメモ】アンという名の少女(シーズン1)
          8本
        • 【ドラマ感想】レンタルなんもしない人
          8本
        • 【ドラマ感想】家政夫のミタゾノ(第4シリーズ)
          5本
        • 【ドラマ感想】ハケンの品格(第2シリーズ)
          6本

        記事

          【漫画メモ】薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳 1~17(倉田三ノ路)

          原作:日向夏 アニメから入りましたが、漫画も。 原作は小説で、漫画は何故かサンデー版とビッグガンガン版の2つが出てまして、ネットで無料公開されてた両者1巻を読み比べたところ、絵が好きなのはビッグガンガン版、読みやすいのはサンデー版という感想でした(どちらも1巻表紙に猫猫が描かれてますが、ビッグガンガンのがアニメに近い絵柄で可愛らしいです。サンデーのはこの表紙絵でちょっと損してるような…) 色々調べて、原作に近い方ってのでサンデー版から読んでみました。既刊分に加え、サンデ

          【漫画メモ】薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳 1~17(倉田三ノ路)

          【漫画メモ】腸詰工場の少女(高橋葉介)

          短篇集です。全12話収録されてます。最初の3話のみ、あらすじと感想を少し… 腸詰工場の少女 地獄のような腸詰工場で働く那由子。ある日、腸詰の原料として人間の死体が使われているのを見てしまった。社長に呼び出され、社長の息子とデートするように言われ… ここに愛の手を 「絶滅するモア鳥に愛の手を」運動の募金など、最近妙な募金運動をよく見かけるようになった。ついには家まで押しかけてきて、募金をするよう頼まれる始末。これについて知人に尋ねても「知らない」と言われるのみだったが、何度

          【漫画メモ】腸詰工場の少女(高橋葉介)

          【漫画メモ】鍋に弾丸を受けながら 4(森山慎)

          原作:青木潤太朗 うっかりしてたら毎週更新が途絶えてしまいました。今後は月1更新を死守しつつの気まぐれ更新になります(笑) というわけで、タイトル本のざっくり感想メモ。(ネタバレ注意?) 豆花、臭豆腐など、食べたことあるものも出てきた本巻。釈迦頭や台南式海鮮粥は読むほどにンまそう…。饅頭(マントウ)もココナッツオイル入りの具無しの肉まんという感じで、シンプルに美味しそう。ウィンナーの煮汁で作るインスタントラーメンは普通に背徳感あって良さげ。 度々登場するオーエンさんの

          【漫画メモ】鍋に弾丸を受けながら 4(森山慎)

          【漫画メモ】漱石事件簿(ほんまりう)

          原作:古山寛 ハードカバーの本で、体裁的に小学生向けの活字の本という感じなのですが、漫画です。「実在の人物を登場させた完全フィクション」だそうです。最初の方のあらすじと感想を書きます。ネタバレ注意で。 第一綴、第二綴 黄色い探偵(前/後篇) ロンドンの大英博物館で嘱託として働いていた南方熊楠。そんなある日、アマチュア考古学愛好家のチャールズ・ドーソンが、ピルトダウン原人の頭蓋骨を発掘し、世紀の大発見と言われた。しかし熊楠はこれを疑い… 第三綴 団子坂殺人事件 神経症を罹

          【漫画メモ】漱石事件簿(ほんまりう)

          【漫画メモ】16歳で帰らなくなった弟(きむらかずよ)

          Web漫画で流れてきた作品です。何気なく読み始めたら、無料で途中まで読めて、続きが気になって結局全部読んでみたっていう、まんまと釣られたわけですが。 作者の弟さんがバイクで事故死した際の出来事をエッセー漫画にしたものです。事故は1991年の出来事で、30年以上経ってるようです。 ニュースでは僅かな時間取り上げられただけだったそうですが、その裏には家族や友人などたくさんの関わっている人達の物語があって、事故を境にそれぞれの人生が変わって~っていう人間模様が興味深かったです。

          【漫画メモ】16歳で帰らなくなった弟(きむらかずよ)

          【漫画メモ】ねずみ男とゲゲゲの鬼太郎(水木しげる)

          「週間少年マガジン」昭和61、62年掲載の13話と、「週刊実話」昭和53年掲載の5話が収録されてます。「週刊実話」の5話のみ、最初の方のあらすじと感想を書きます。 メキシコの石 ある男が置き忘れていった石を拾ったねずみ男。その石は"メキシコのカミ"と名乗り、ねずみ男に「あの岩に神の像を彫れ」と命令し… 猫町切符 人間の蒸発と猫が増えることに因果関係を見出した大学教授。他にも、手ぬぐいが無くなるのと猫が増えるのにも因果関係があるという。鬼太郎とねずみ男は教授の助手として雇わ

          【漫画メモ】ねずみ男とゲゲゲの鬼太郎(水木しげる)

          【漫画メモ】人間昆虫記1、2(手塚治虫)

          ダークな手塚作品です。最初の方のあらすじと感想を少し。 MW、ばるぼら、アラバスター辺りと同系列でしょうか(アラバスターはまだnoteに書いてなかったか、、)。 寄生して脱皮するという、非現実的な特殊能力を持った者の話かと思ったら、そういうわけでもなく、怪談で言うところの「人怖」っぽいです。

          【漫画メモ】人間昆虫記1、2(手塚治虫)

          【読書メモ】歌う自画像 私のブギウギ伝記(笠置シヅ子)

          朝ドラ「ブギウギ」の原作履修ともいうべきか…Wikiで見た感じ、笠置シヅ子名義の自伝はこれが唯一のようです。娘が1才になったところで終わっているので半生記ですね。ですが、この本の出版は2023年9月なので、朝ドラ化に伴って書籍化(復刻?)されたのでしょう。 笠置シヅ子の生涯は、BSの「ザ・偉人伝」という番組で以前見たことがあり、ざっくり知った気になってましたが、文章で読むと情報量が違いますね。細かい部分で朝ドラとの違いが多々ありました。養父母は商売を転々として何度も引っ越し

          【読書メモ】歌う自画像 私のブギウギ伝記(笠置シヅ子)

          【漫画メモ】小さなお茶会 1~7(猫十字社)

          ぷりん奥さんともっぷ旦那の猫の夫婦のメルヘンな日常を描いた作品。80年代に連載されてたようで、絵柄がスパンクぽいので納得。「猫生」「美猫」と書いて「じんせい」「びじん」と読ませる系です(謎) ポンキッキの「ケンカのあとは」のアニメーションのキャラとして長年認識しておりました。ケント・ギルバートが歌ってたと大分後に知って驚き、更に大分経って、この猫たちが夫婦猫で「小さなお茶会」出身だと知ったのでした。いえ、てっきり子猫かと(そこか) 子猫と言えば、作品の後半には2人の子供が

          【漫画メモ】小さなお茶会 1~7(猫十字社)

          【漫画メモ】手塚治虫 THE BEST 2

          ジャンプコミックな体裁の手塚先生の作品集。妖怪系の話でまとめられてるっぽいです。帯に鳥山明がコメント書いてます→「一度だけ漫画で涙が出てしまったことがある。若い頃読んだ『雨ふり小僧』。プロとなった今、出会い、今度は汗が出た。」少しあらすじと感想を。 夫の「ばぁ」が何気に不気味。 ドラえもん的な展開(のび太が調子に乗ってひみつ道具を悪用し、痛い目に遭う)かと思ったけど、クイナはのび太よりも利口だった。 最後にアッと声が出る系の話。伝説をベースにした創作漫画ですが、どこから

          【漫画メモ】手塚治虫 THE BEST 2

          【漫画メモ】ふくれっつらのプリンセス(岩館真理子)

          中編が2話収録されてます。途中までのあらすじと、ネタバレ有りかもな感想を。 何年も待たせた末に捨てた牛島が一番悪いと思うけど。俊之との出会いは漫画的な偶然ですね。 「ふくれっつらのプリンセス」のその後の話です。隆志と俊之、どちらからも熱烈なアピールを受けるものの、どちらにも女の影がチラついてヤキモキするっていうね。たまたま神戸で知り合った隆志が、はじめ達が東京に戻る日に、就職のために上京することになっていたっていうのも漫画的偶然か(こちらは後々ちょっと事情が異なってきます

          【漫画メモ】ふくれっつらのプリンセス(岩館真理子)

          【漫画メモ】手塚治虫マンガ演劇館

          手塚作品の中で、劇作品を漫画化したもの、劇作品をモチーフにしたものを寄せ集めたものです。4作品のみ、あらすじと感想を書きます。ネタバレ注意で。 肉を取ってもいいが血は取ったら駄目って、とんち的な解決方法。 手塚先生らしい、時空を駆け抜ける壮大な物語です。 手塚治虫の3つの遺作の中に「ネオ・ファウスト」ってありましたけど、それの「ネオ」じゃない方だったのね。後半ドタバタでちょっと難解ですが、ファウスト、若返ると性格まで変わるとは… 「ワルプルギスの夜」「ヤミヤミの野」って

          【漫画メモ】手塚治虫マンガ演劇館