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【漫画メモ】宮沢賢治の食卓(魚乃目三太)

宮沢賢治の人となりが分かる漫画です。
賢治の作品自体は以前こちらに書きましたが・・・

宮沢賢治と言えば、国語の教科書に横顔の写真が載ってた人でしたっけ?ちょっと自信ないですが、その程度の認識で…
→横顔は正岡子規でした(追記)

この漫画を読んで、農学校の先生をしていたこと、生前に出版されたのは「注文の多い料理店」だけだったことなど知りました。作中で描かれる宮沢先生はめちゃいい人で、こんな先生に教えてもらえたら生徒も幸せだろうなぁっていう。魚乃目先生の三丁目の夕日的な優しいタッチで余計にそう思えるのかも。

賢治は岩手県人ですが、方言は「おしん」で聞いた山形の言葉と似てます。「んだなっす」とか。大根めしも出てくるよ!

今では当たり前に食べられているハヤシライスや食パン、サイダーですが、これらを初めて食べた生徒達がその美味しさにものすごく感激している描写が印象に残りました。ありがたみわかり機的な(違)

小岩井農場が、小野・岩崎・井上の頭三文字を取って名付けられたとか、樺太鉄道だとか、初めて知ることも。この辺りは後でググろう。

「注文の多い料理店」を最初に出版した光原社は今も現存していることや、作中にも出てくる賢治の弟の清六は、長生きして2001年まで生きていたことなど、ググって知りましたのでこちらもメモ。

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