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【漫画メモ】奈落-タルタロス-(山岸涼子)

短編集です。各話、冒頭のあらすじと、感想を少し。

コスモス
喘息を持つ裕太のことを、ママは心配して可愛がっていた。パパは喘息が悪化したときだけ、ママと裕太のところにやってくる。ママは次第に…

悪意とは思えない悪意がリアルで怖い。

死者の家
美佐の母方の家系の女は、代々不幸な結婚をする者が出るらしい。美佐の父も家を出ていっており、美佐の母は不幸だった。そして美佐も恋をするが…

因果応報的な怖さですけど…

奈落-タルタロス-
美人の姉・デルフィーヌと、普通の外見の妹・エブリーヌ。なにかと姉の真似をするエブリーヌは、姉を真似て女優になるが、姉に比べて仕事も来なかった。そんな中、デルフィーヌは事故死し…

コンプレックスを刺激されそうな…

銀壺・金鎖
雪絵の父は画家で、美人の母はそのモデルだった。幸せな家庭だったが、2人はそれぞれの家庭を捨てて結ばれた2人で…

自分が見ていたのは物事の一面で、多角的に見ると色々浮かび上がってくるものですね。

夜の虹
彩雲、三重にかかった虹、日暈、夜の虹(月の光の屈折でできる)、ダイヤモンドダストなどの話。

山岸先生自身のエッセー漫画。不思議な虹や気象現象を見たというエピソード。今やこれらも、ググると普通に写真で見れるのが有難いですが、ロマンがないな(^_^;

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