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【漫画メモ】愛すべき娘たち(よしながふみ)

オムニバス?群像劇?な短篇5話収録されてます。最初の方のあらすじと、ネタバレ有りかもな感想を。

第1話
美人の母・麻里と、娘・雪子。娘に八つ当たりするときもあるが、仲良し母娘だ。そんな母が癌になり、手術をした。残りの人生は好きにしたいと再婚した。が、相手は娘よりも3歳年下の時代劇俳優を目指す男・大橋健だった…

トンデモな母親と思いますが…

第2話
大橋健の友人・和泉清隆は大学で非常勤講師をしている。生徒の女子学生に言い寄られており…

第3話[前編/後編]
雪子の大学時代の友人・若林莢子。誰もを分け隔ててはいけないと言われて育った莢子は、清楚で素直に育った。未婚だったので、お見合いをすることになり…

最後はそうきたか。莢子の予想外の進路に。莢子=「さやこ」と読みます。

第4話
新婚生活を送る中で、自分ばかりが家事を押し付けられているように感じていた雪子は、中学時代の友人で先進的な考えを持っていた牧村優子と佐伯友恵に手紙を出してみることに…

回想は佐伯視点なので、ちょっと混乱w

最終話
雪子の母・麻里は、自分の母のことをよく思っていなかった。おかめ顔の母は、美人の麻里に対し、「出っ歯だ」と言ってけなすのだった…

★全体的な感想
全ての話は短篇としても読めますが、登場人物に繋がりがあります。と言っても浅いつながりで、気づいた瞬間おおっとなりました。1話だけでは分からない人物の深みや別の面が知れます。


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