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多和田葉子の『旅をする裸の眼 』を読んで
内容紹介:
ヴェトナムの女子高生の「わたし」は、共産主義政権が終わる少し前の東ベルリンに講演をするために訪れたが、知り合った青年に西ドイツ・ボーフムに連れ去られてしまう。サイゴンに戻ろうと乗り込んだ列車でパリに着いてしまい、不法滞在者で住所もなく、10年以上もパリを彷徨する。スクリーンで見る女優カトリーヌ・ドヌーヴの映画が「わたし」の心のよりどころとなる。
感想
多和田葉子さんの小説を読むのは
金原ひとみの『パリの砂漠、東京の蜃気楼』を読んで
パリと東京
金原ひとみの作品を読むのは初めて。独特な世界観を持つ彼女の作品を一度読んでみたいと思っていた。
私がまず選んだのは、パリで暮らした6年間と東京に戻ってからの2年間を綴ったこのエッセイ。金原さんは、全て事実通りというわけではなく私小説のような作品だという。彼女が書くパリ生活とはどんなものなのか、なんとなく興味があった。
またタイトルにも惹かれた。なぜパリが砂漠で東京が蜃気楼なのか?
フランス映画の巨匠ジャン・ルノワールの インド映画 : 河 (The River/ Le Fleuve)
父親が印象派画家のオーギュスト・ルノワールである、フランス映画の巨匠ジャン・ルノワールの初のカラー映画『河』は、ルノワールの絵画を見ているような色彩鮮やかで柔らかい雰囲気と、インドのスパイス色が散りばめられたエキゾティックな陶酔の映像美を背景に、3人の少女の儚い恋心が織り交ぜられた傑作。1951年ヴェネツィア国際映画祭国際賞を受賞。
制作年 : 1951年
制作国 : アメリカ
原作 : ルーマ
Culture / 文化
Confinement : François Busnel lance une pétition contre la fermeture des librairies (外出制限 : フランソワ・ビュネルが書店の再開を要求するオンライン請願を開始)
フランスはコロナ第二波の影響から、10月30日から外出禁止に踏み切りました。生活必需品店ではないと見なされている書店は、ロックダウンのために再びシャ