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作ってみたいレシピ

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私が作りたいレシピの記事です。
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夏に一度は食べていただきたい「たこ飯」の作り方

夏に一度は食べていただきたい「たこ飯」の作り方

瀬戸内で育った私は、たこの旬は夏のイメージでした。

愛媛県松山市に面する海「伊予灘」は、海底の砂地が海老やカニや貝類の絶好の住処となっており、それらをエサとするたこが多く生息しています。

夏になるとぶつ切りしたたこが食卓にあがる姿も多く見ましたし、それを炊き込んだ「たこ飯」は夏の風物詩のようにも感じていたのです。

とは言っても全国的に年中手に入るたこですが、私は、仕上げにネギや大葉(紫蘇)を

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受け継がれてほしい「にんじんの白和え」

受け継がれてほしい「にんじんの白和え」

あまり知られていないけれど、私の住む徳島県はにんじんの生産量が多いんです。

農林水産省のホームページによると、徳島県は全国3位となっています。

にんじんは冷たい気候を好むため、初夏は徳島県、秋は北海道、冬は千葉県と、気候に応じて作られています。

「にんじんは冷たい気候を好む」んだそうです。
一年中、お店で見かける「にんじん」の出荷時期なんて知りませんでした。
徳島県のにんじんは初夏。そういえ

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スパイシーなカレーの香りに夢中になる、止められない「フライドゴーヤ」 #旬とスパイス

スパイシーなカレーの香りに夢中になる、止められない「フライドゴーヤ」 #旬とスパイス

あるときはしびれるようにビリリと強烈で、あるときは果物のように甘くフレッシュで、またあるときは爽やかな軽さをもたせてくれる・・・。スパイスやハーブをほんのひと振りするだけで、一皿は魔法のようにがらりと変わります。

甘みと栄養素をたっぷり含んだ旬野菜と、それをさまざまな表情に変えてくれるスパイス&ハーブのかけ合わせをぜひ堪能してほしい。そんな想いからはじめた「 #旬とスパイス 」シリーズ。

この

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オーブンまかせ!燻さないベーコンの詳しい作り方(動画あり)

オーブンまかせ!燻さないベーコンの詳しい作り方(動画あり)



子供の頃からベーコンが大好きでした。

ジューシーな脂、燻した香ばしい香り。西洋の鰹節と言われるだけあって普段のお惣菜だって、ベーコンを少し入れるだけで旨味が濃くなります。

そして、母親になった今、やっぱり子ども達もベーコンが好きです。ただお肉の加工品は原材料も気になるし、結構お高めです。それならお家で作ってみませんか?

燻製など色々試し、今はオーブンで作る方法に落ち着いています。言うなれ

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ハーブが香る|手作りソーセージのエッグマフィン

ハーブが香る|手作りソーセージのエッグマフィン

日夜、世界各国の料理を作り続けるデリで働いていた頃、すっかり感化されて家でもハーブやスパイスを揃えていた。初めこそ夢中になって外国風の料理を毎日のように作っては食べていたものの、やはり、たまには醤油と味噌が恋しくなる。そうして段々平熱に戻っていくにつれて、家では本当に自分が好きなものだけを手元に置けば十分という結論に至った。

今常備しているハーブは「ドライオレガノ」だけ。それ以外は作りたい料理が

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大量のじゃがいもと父のポテサラ

大量のじゃがいもと父のポテサラ

私の両親は、父が会社を定年になった頃、二拠点生活をするべく山梨に家を持ち、近所の人から畑を借りて野菜作りをしていたんですね。父が体を壊して東京に戻ってくるまで15年近く、結構な量の野菜を作り続けていました。

東京育ちで野菜はスーパーや八百屋で買うものだった私にとって、新鮮な野菜がたっぷりというのはとても魅力的でしたが、そのうち、これは大変だぞ…ということがわかりました。というのも、畑の野菜はスー

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レモンの重さとエネルギー

レモンの重さとエネルギー

 スーパーで国産レモンを見かけると、ふらふらと引き寄せられ、条件反射的にかごに入れてしまう病にかかっている。

 レモンの色、形、質感、重み、匂い。すべてがすきだ。
 レモンという存在がすきだ。レモンを視界に入れておくだけで、心がふだんより3センチくらい浮いているような愉快な気持ちになる。それを手に取れば、ひんやりしたつめたさが心地よく皮膚に染みこみ、水分のつまったぎっしりとした重さは、じぶんがこ

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茄子のフリット アンダルシア風(おしゃれな茄子の唐揚げ)と茄子皮チップ

茄子のフリット アンダルシア風(おしゃれな茄子の唐揚げ)と茄子皮チップ

アンダルシア風であれば、茄子のフリットとおしゃれに言わなくてはいけないでしょうが、家ではついつい「今日は茄子の唐揚げだよ!」と言ってしまいます。

スペイン料理のお店でいただいて、感激した茄子のフリット。
サクッとして甘くて、なんだかベニエのよう。シンプルなのに何が違うんだろう?と上から見たり横から見たり。
味付けは蜂蜜がちょこんと載せてある…これがアンダルシア風だそう。甘じょっぱいほどのパンチは

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私の1番好きなおもてなし料理、焼き豚

私の1番好きなおもてなし料理、焼き豚

我が家にお越しいただいた事がある方や、毎年ワークショップにいらっしゃる方は食べたことがあると思います。
私の1番好きなおもてなし料理、焼き豚です!

老若男女、皆が気に入ってくれる自慢のレシピです。
2月のお味噌教室の時も80歳近いお婆ちゃまがお気に召されて、レシピをプレゼントしました。

何が良いって、前日仕込んでおけば、食べる直前に魚焼きグリルかトースターで焦げ目を付けるだけ。
バタバタ焦らず

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