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わたしと子育て

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子育てを通じて考えたこと、子どもに教えられたこと。時には育児に関するニュースなどについても。
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記事一覧

長男「見て!あの人、腕に絵描いてあるよ!」 ← そのとき私に戦慄走る──

長男「見て!あの人、腕に絵描いてあるよ!」 ← そのとき私に戦慄走る──

家族で、うどん屋チェーン店に行ったときの話です。

お座敷席で子どもたちにうどんを取り分けて、さあ食べましょうか、というとき、隣に別の家族が座りました。

お父さんとお母さんと、娘さんが2人。

我が家とほぼ変わらない家族構成だったわけですが、一つ明らかに、もう見ただけで分かる大きな違いが。

お父さん、入れ墨がびっしり。
0.25秒しか見ませんでしたがそれでも分かる、只者ではない感じ。
腕だけで

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私が5才の息子に「スマホを与えない」と決めた理由について。

私が5才の息子に「スマホを与えない」と決めた理由について。

─── ※ ───

本記事は有料記事です。
私の発信のポリシーとして、一部の人には読まれたくない記事は、届けたい人にだけ届くようにするために有料にしています。

本記事は、
「未就学児にスマホやタブレットを触らせるかどうか悩んでいる人」
「既にスマホやタブレットを触らせない選択をした人」
には読んでいただきたいですが、

「ポリシーを持ってスマホやタブレットを触らせている人」
「触らせないと生活

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ワンオペ育児のしんどさを、「分人」でひも解いてみる。

ワンオペ育児のしんどさを、「分人」でひも解いてみる。

最近、妻に元気がないことがしばしばあります。

理由を聞くと、
「毎日同じことを繰り返している状況がしんどくなってくる」
「子どもたちを叱りつけると、自己嫌悪してしまう」
と。

我が家では平日、私が仕事から帰る19時ごろまでは妻によるワンオペ育児となっています。
休日に「妻が一人で過ごす時間」を必ず作るようにはしているものの、それでも彼女のシンドさを払い去ることは出来ず、私も焦りを感じていました

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「ワーク」を捨てて「ライフ」を選んだ、私の転職について

「ワーク」を捨てて「ライフ」を選んだ、私の転職について

#自分で選んでよかったこと

私は調剤薬局で薬剤師として働いています。
ただ、一度だけ転職の経験があるのです。

業界最大手の会社から、今の、1軒しか薬局を持たない会社へ。

それは、出世という名の「ワーク」を捨てて、子どもたちとの日常という「ライフ」を選んだ転職でした。

今日はそんな私の「選択」の話をさせて下さい。
最後までよろしくお願いします。

子育てを見てもいない私はもともと、新卒で入社

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夫婦で価値観が一致する瞬間

夫婦で価値観が一致する瞬間

「でも、混みそうだよねえ・・・」

それは、どちらからともなく。

「じゃあ日曜日は辞めて、木曜日に行こうか!」
「うん!そうしよう!」

私と妻の価値観が一致する瞬間。

それは「人混みを避けたい」である。

妻は昔から、人混みが大の苦手だ。
地方で生まれ育ち、小学校は学年に9人しか生徒がいなかったと聞く。

そんな山奥育ちの彼女が、首都圏出身の私と結婚してしまったものだから、それはもう大変だ。

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「薬剤師の目線」と「父親の体験」から語る、手足口病のこと。

「薬剤師の目線」と「父親の体験」から語る、手足口病のこと。

いま、手足口病が爆発的に流行っています。

例年夏になると全国的に流行するので、薬剤師としては「今年も来たか」という印象ではあります。
ただ今年は私にとって、ちょっと違う年になりました。

それは、「我が家の子どもたちも手足口病にかかった」こと。

いやー、壮絶でした。

今回は、薬剤師と父親、両方の立場を通じて、
「親の目線では気付けない手足口病のこと」と、
「薬剤師の目線では気付けない手足口病

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子どもの歯磨きを助けてくれる「七色のムシバ菌」を紹介します。

子どもの歯磨きを助けてくれる「七色のムシバ菌」を紹介します。

歯磨き。

子育てにおける関門の一つですよね。

「歯磨きするよ!」と言ったら「ヤダ!」と言って逃げる。
やっと歯磨きできたと思いきや、初めて数秒で「もうやめる!」

こんなやりとりを、毎日毎日。

でも我が家の子たちは、歯磨きを全然嫌がりません。

それは「七色のムシバ菌」という設定を作っているからです。

月初なので、ゆるめのテーマでいきましょう。
それでは最後までよろしくお願いします。

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noteにて「ライジャケサンタさん」を見付けた

noteにて「ライジャケサンタさん」を見付けた

記事を書くときはいつも、「材料集め」をします。

そのテーマにまつわることをカンタンに調べ上げて、引用したい記事や新たに学んだことがあれば、下書き画面にポンポンと置いていきます。

材料がある程度集まったら本文を作り、完成。

鳥が巣作りをする感覚ですね。

ところでいま、「薬剤師と学校プールの意外な関係性」みたいなテーマの記事をコツコツと執筆しています。
(今月中には公開したいな、と思っています

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長男が「ポケモン嫌い」になったワケ

長男が「ポケモン嫌い」になったワケ

「観たくない。ぼく、ポケモン嫌いだから」

Amazonプライム・ビデオでポケモンのアニメを見つけたので、観る?と聞くと、5才の長男はそう答えました。

え、ポケモンが嫌いなんてことある?

そもそもポケモンのアニメも見たことないし、ゲームもやったことないのに?

ぎゅっと唇を噛む長男の目線の先には、イーブイのTシャツ。
いとこのお兄ちゃんからお下がりで貰って、よく着ていたやつ。

あー、そういう

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夫婦で本を読んでいます。

夫婦で本を読んでいます。

思えば最近、育児本を読まなくなりました。

長男が生まれて以来、ありとあらゆる育児本を読み漁っていたのですが、ここ半年ぐらいは読んでいない気がします。

理由はいろいろありますが、そのうちの一つとして、「妻が代わりに読んでくれている」というものがあります。

今日は「夫婦で本を読むこと」について、書いていきます。
イイことがたくさんありますよ。

それでは最後までよろしくお願いします。

妻は読書

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夫婦生活におけるNGワード「なにか手伝おうか?」について考察してみた

夫婦生活におけるNGワード「なにか手伝おうか?」について考察してみた

私が夫婦生活において絶対に言わないようにしている言葉というのがいくつかあります。

そのうちの一つが「なにか手伝おうか?」です。

これ、実はかなり取り扱い注意なダイナマイト・ザ・ワードです。

とくに家事や育児においては、禁句(タブー)。

なぜならこの言葉には、踏んではいけない地雷が埋まっているから。

「いやそれぐらい分かるよ」とお思いのアナタ。

地雷は三つ埋まっています。

「えっ、三つ

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冷め切ったピザが、子育てに熱い「軸」をくれた話。

冷め切ったピザが、子育てに熱い「軸」をくれた話。

私はいま、5歳と2歳の子どもを育てています。
そんな中で、大切にしている子育ての「軸」がいくつかあります。

そのうちの一つが、

子どもの人生に、親である自分が "線" を引かない

です。

このことを考えるとき、いつも思い出します。
「冷め切ったプルコギピザ」を。

今日は、後輩社員とのピザパーティーの経験から、
私の子育てに対する「軸」について書きます。

それでは最後までよろしくお願いし

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子どもの「できたことリスト」を作って、良かった4つのこと。

子どもの「できたことリスト」を作って、良かった4つのこと。

お父さん、ぼく、新しい漢字、書けたよ!
「できたことリスト」に入れておいて!

いつものように、5才の長男は嬉々として駆け寄ってきます。

隣では2才の長女が、靴下を履いています。
あれ?ひとりで履けるようになったの?

そうして私は、子どもたちの「できたことリスト」を今日も更新します。

今回は、私が子育て中のお父さん、お母さんにオススメしたい、
「できたことリスト」
について書いてみます。

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相手の家事は数えられない #家事分担の気づき

相手の家事は数えられない #家事分担の気づき

「#家事分担の気づき」という投稿企画があったので書いてみます。

私は現在、妻と、5歳の息子、そして2歳の娘と共に暮らしています。
妻には専業主婦をしてもらっています。

生活において家事や育児も分担して行っていますが、そんな中でまさに「気づき」と言える発見がありました。

その気づきとは「相手の家事は数えられない」ということです。

家事や育児を分担されている方にとって、何かの参考になればと思い

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