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子どもの歯磨きを助けてくれる「七色のムシバ菌」を紹介します。

歯磨き。

子育てにおける関門の一つですよね。

「歯磨きするよ!」と言ったら「ヤダ!」と言って逃げる。
やっと歯磨きできたと思いきや、初めて数秒で「もうやめる!」


こんなやりとりを、毎日毎日。


でも我が家の子たちは、歯磨きを全然嫌がりません

それは「七色のムシバ菌」という設定を作っているからです。


月初なので、ゆるめのテーマでいきましょう。
それでは最後までよろしくお願いします。



「七色のムシバ菌」とは


七色のムシバ菌。

これは、私が考案した、歯磨きが楽しくなるような「設定」です。


どのような設定なのか、箇条書きで書いてみます。

・子どもの歯には、ムシバ菌がいっぱいいる。
ムシバ菌はお父さんとお母さんにしか見えない。
・それぞれのムシバ菌には、色が付いている。
食べたものの色で、ムシバ菌の色が決まる。
例)ご飯と納豆と卵焼きを食べたあとは、白、茶色、黄色のムシバ菌がいる

と、大枠としてはこのような設定にしています。
特筆すべきは太字の部分です。


両親にしか見えない」設定にすることで、子どもが自分でムシバ菌を確認できない違和感を拭い、また幼稚園の先生を困らせることが無くなります。

ムシバ菌の色は食べたものの色」とすることで、子どもが想像しやすいですし、歯磨きだけでなく食事も楽しくなります。



ムシバ菌たちを紹介しよう


さて「色」についてですが、設定をかなり細かく作り込んでいます。
ここをしっかりしておくことがエンターテイメントにつながります。

では、我が家のムシバ菌たちを一部、紹介しましょう。

と、こんな感じで、個性豊かな「ムシバ菌」たちを作っています。

ちなみに、緑色をイイヤツに設定したのは、
あわよくば野菜を食べてくれ〜
という私の願いがあったのですが、全く効果が無かったことは、ここに正直に書いておきます。

皆さんもオリジナルで作ってみてくださいね!


ムシバ菌を退治(歯磨き)する方法


さて具体的な運用方法ですが、まずは「あーん」してもらいます。

ここで大げさに、

あっ!ムシバ菌いっぱいいるよ!
茶色が1、2、3、4・・・
黄色と緑もいるなあ。よく見ると白もたくさん!

などと言います。
ちなみに私は事前に妻から「夕食やおやつに子どもたちが何を食べたか」を聞いておいて、それに応じたムシバ菌がいることにしています。

黄色がちょっと多すぎるな・・・。もしかして、おやつ、バナナだったでしょ?

こんな話しかけをすると、子どもは魔法に掛かります。
おやつを知らないハズのお父さんに、言い当てられてますからね。


よし、じゃあ、お父さんが退治しようかな!


歯磨き中の声掛けとしては、たとえば、

今日は全部で18匹いるね!待て待て──!
黄色を2匹倒したよ
黒は倒すのに時間が掛かるから、頑張ろうね
あっ、緑が1匹倒してくれた
茶色が奥歯にへばり付いてるよ!
ここに白いたんか〜、1匹増えちゃったね

といった具合に。
ここで作り込んだ「設定」が活きてきます。

毎回違ったストーリーを聞かせてあげることで、子どもに飽きが来ないで、いつも楽しく歯磨きをすることができるのです。



まとめ


今回は、私が子どもたちの歯磨きに利用している「七色のムシバ菌」という設定について紹介してみました。

子どもたちに歯磨き習慣が身に付くばかりでなく、親子の楽しいスキンシップも取れて、歯磨きが幸せな時間に生まれ変わります。

始めるなら2才半ぐらいからかな、と思います。
5才とか超えてから導入しようとするのは、もしかしたら難しいかもしれません。



普段は読書によって得られた知見をもとに、記事を書いています。
「できたことリスト」に関する記事も、よければどうぞ。


それでは、また。


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