フジキ アツヒロ(青戸 一之)

本名:青戸一之│フジキアツヒロはPN│高卒→ワーホリ→引きこもりニート→ビリヤードのプ…

フジキ アツヒロ(青戸 一之)

本名:青戸一之│フジキアツヒロはPN│高卒→ワーホリ→引きこもりニート→ビリヤードのプロ志望→塾講師→東大受験→東大英文科→教育事業@カルペ・ディエム│初著書『あなたの人生をダメにする勉強法』発売中! https://www.amazon.co.jp/dp/4800592151

マガジン

  • エッセイ・雑記まとめ

    他のマガジンに分類されない自分の記事はすべてここに入れています。

  • 【読書記録】まとめ

    オススメの本や文学作品の感想の記事をまとめています。 月1くらいのペースで追加していきます。と言いつつ最近は仕事に関係する実用書ばかり読んでて文学に手をつけれず更新が停滞中…

  • 受験や勉強に関する記事

    私が書いた受験や勉強に関する記事のまとめです。

  • プロ野球を改革したい

    プロ野球の改革案を不定期で投稿しています。

  • 英語に関する記事

    日常生活~大学受験レベル以上まで幅広く扱っています。 他の方の記事で面白いと思ったものも追加させていただいています。

記事一覧

「さんまの東大方程式」に出た時に一番感動したこと

昨日の「さんまの東大方程式」の最新回、面白かったですね。 実は私も今から6年半前に放送された、第5弾の収録に参加させていただいたことがあります。 いろいろと印象深…

知らない世界に踏み込む楽しさ

最近になってやっと『鬼滅の刃』を読破した。 なるほど、さすが面白い。ジャンプの王道という感じで、あれだけ話題になるのも納得だ。 麻雀も最近になって覚えた。 人か…

海外版・数学の教科書の中身がなかなかの衝撃だった件

前回の記事で書いた海外の教科書、見せてもらってきました。 オーストラリア系のインターナショナルスクールに通う、マレーシア在住の子が使っている教科書です。 聞けば…

ChatGPTで英会話練習

近々プライベートで海外に行く予定なので、英会話の練習をしています。 相手はChatGPT。 便利な世の中になりましたね。 私は英語は得意ですが、英会話は苦手です。 オー…

化石のような地元の方言をここに残しておきます

ふと思い立ったので、地元(鳥取県伯耆町)の一部で、おじいちゃんおばあちゃんの世代でしか使っていなさそうな方言をここに書き残しておくことにしました。 方言にも世…

何をするかより誰といるか

近々まとまった休暇が取れる機会を得たので、久しく会っていない友人のところへ行くための旅程を組みました。 一人は岡山へ、一人はマレーシアまで会いに行きます。 両方…

マーダーミステリーをやってみた

最近、マーダーミステリーというゲームを何度か体験する機会がありました。 どんなゲームか簡単に説明すると、複数の参加者があるミステリー作品の登場人物になりきり、互…

RPGのように「食べて体力を回復する」感覚

最近は歳を重ねたせいか、色々な体の変化を感じます。 それは決して肉体的な衰えだけでなく、感覚の変化も含まれます。 その一つが、食事で体力が回復する感覚。 とくに…

あいまいさの中にただよう

ヨルワシさんという方のnoteで、面白い記事がありました。 何となく分かるようで分からない「コク」の正体が、科学の力で徐々に明らかになっているという内容です。 今ま…

言葉にならないコトバ

先日、木場にある東京現代美術館で見た「翻訳できない わたしの言葉」の展示がとても印象に残った。 詳しい展示内容は上記の公式サイトで紹介されているが、一番心を動か…

レトロ愛

先日、小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ってきた。 以前『「懐かしいという感覚」についての独り言』という記事に書いたように、私は古いものが好きで、建築物も…

数年ぶりに数学を始めてみた

半年前に「たまに数学がしたくなる」という記事を書いたのだが、その衝動がいよいよ高じたので、先日ついに数学の勉強に手を出し始めた。 朝活のような感じで、起きて仕事…

母の墓前に捧げる本

今日、私の初めての著書が発売になった。この本が生まれたそもそものきっかけは、1年前の母の訃報だった。 今までこのnoteでほとんど母の死に触れてこなかったが、それは…

自分の原点

昨日、駿台予備校の御茶ノ水校3号館で開かれた「東大生座談会」で、東大志望の受験生たちに色々と勉強のアドバイスをする機会をいただいた。 次々と真剣な質問が飛び交い…

知らない方がよかったフランス語

私は大学で第二外国語としてフランス語を学んだ。 英検に置き換えると3級程度のレベルまでしか勉強しなかったが、それでも日常で見かけるちょっとしたフランス語くらいな…

自分なりの文学の楽しみ方

先日、ふとしたきっかけで川端康成の『伊豆の踊子』を読み直した。 あらすじを確認したいだけだったのだが、改めて読んでみると、ところどころで見慣れない表現が目につい…

「さんまの東大方程式」に出た時に一番感動したこと

「さんまの東大方程式」に出た時に一番感動したこと

昨日の「さんまの東大方程式」の最新回、面白かったですね。

実は私も今から6年半前に放送された、第5弾の収録に参加させていただいたことがあります。

いろいろと印象深いことがあったので、今回はその時の思い出について書きたいと思います。

そもそも番組に出演したきっかけは、東大の学園祭に来ていたテレビの取材班のインタビューでした。

「誰か面白い東大生はいないか」と出演者候補を探し回っておられたので

もっとみる
知らない世界に踏み込む楽しさ

知らない世界に踏み込む楽しさ

最近になってやっと『鬼滅の刃』を読破した。

なるほど、さすが面白い。ジャンプの王道という感じで、あれだけ話題になるのも納得だ。

麻雀も最近になって覚えた。

人から「徹夜で麻雀した」なんて話を聞く度にそこまで面白いものかと思っていたが、これは確かに時間を忘れて没頭してしまう。

自分にとって未知の世界に踏み込んでみると、色んなものの見え方が変わってくる。

大学に入ってからシェイクスピアを読ん

もっとみる
海外版・数学の教科書の中身がなかなかの衝撃だった件

海外版・数学の教科書の中身がなかなかの衝撃だった件

前回の記事で書いた海外の教科書、見せてもらってきました。

オーストラリア系のインターナショナルスクールに通う、マレーシア在住の子が使っている教科書です。

聞けば、算数~数学で使う教科書があるものの、日本でいうところの理科や社会はそもそも授業がないとのこと。(似たようなことはやらないでもないらしいですが)

英語もプリントやオンラインで配られる資料のみなので、教科書らしいものは1冊しかありません

もっとみる
ChatGPTで英会話練習

ChatGPTで英会話練習

近々プライベートで海外に行く予定なので、英会話の練習をしています。

相手はChatGPT。
便利な世の中になりましたね。

私は英語は得意ですが、英会話は苦手です。

オーストラリアにいた時は営業マンとしてネイティブ相手に商談もしてた時期もあるので、昔はそれなりには話せました。

ただ、文化や価値観が違う相手とたわいもない会話をするのが、そもそもあまり好きじゃなくて。単純に楽しくないっていう。

もっとみる
化石のような地元の方言をここに残しておきます

化石のような地元の方言をここに残しておきます


ふと思い立ったので、地元(鳥取県伯耆町)の一部で、おじいちゃんおばあちゃんの世代でしか使っていなさそうな方言をここに書き残しておくことにしました。

方言にも世代間で差があって、子供しか使わない言葉もあれば、お年寄りの世代しか言わないような言葉もあります。

以前の ↓ の記事で書いたように、私の地元はもしかしたら日本でも珍しい言葉が残っている地域の一つかもしれないので、何かのサンプルになればと

もっとみる
何をするかより誰といるか

何をするかより誰といるか

近々まとまった休暇が取れる機会を得たので、久しく会っていない友人のところへ行くための旅程を組みました。

一人は岡山へ、一人はマレーシアまで会いに行きます。

両方とも、20年以上の付き合いがある古い友人です。

年齢を重ねると、互いに仕事や結婚・出産・育児などで忙しくなり、なかなか時間を割いて会うのが難しくなりますよね。

もちろんちょっと無理をすればいつでも会えることは会えるのですが、気持ちの

もっとみる
マーダーミステリーをやってみた

マーダーミステリーをやってみた

最近、マーダーミステリーというゲームを何度か体験する機会がありました。

どんなゲームか簡単に説明すると、複数の参加者があるミステリー作品の登場人物になりきり、互いに協力して調査を進めながら、それぞれの人物に割り当てられた目的を果たすことを目指すというものです。

いわば、人狼ゲームのミステリー版ですね。(詳しい説明は以下のサイトでどうぞ)

ストーリーや設定がかなり丁寧に作りこまれていて、最低で

もっとみる
RPGのように「食べて体力を回復する」感覚

RPGのように「食べて体力を回復する」感覚

最近は歳を重ねたせいか、色々な体の変化を感じます。

それは決して肉体的な衰えだけでなく、感覚の変化も含まれます。

その一つが、食事で体力が回復する感覚。

とくに空腹と疲れが重なっている時に食事をすると、まだ消化して栄養素に変わっていないはずなのに、食べているそばから体にエネルギーが回復してくる感じがするのです。

RPGの、たとえば『MOTHER』シリーズのハンバーガーや『桃太郎伝説』シリー

もっとみる
あいまいさの中にただよう

あいまいさの中にただよう

ヨルワシさんという方のnoteで、面白い記事がありました。

何となく分かるようで分からない「コク」の正体が、科学の力で徐々に明らかになっているという内容です。

今までぼんやりとした感覚でしかなかった言葉が、科学の発達によって明らかにされることって多いですよね。

私の好きな野球でも、昔はピッチャーの投げる球が「ノビ」だの「キレ」だのといった言葉で形容されていたのが、今ではラプソードという機器で

もっとみる
言葉にならないコトバ

言葉にならないコトバ

先日、木場にある東京現代美術館で見た「翻訳できない わたしの言葉」の展示がとても印象に残った。

詳しい展示内容は上記の公式サイトで紹介されているが、一番心を動かされたのは新井英夫氏の展示だ。

以下は公式サイトの紹介文からの引用である。

氏の展示は、紙を手でちぎった切れ端が山のように積み重ねてあって、ちぎる時の音の心地よさや、柔らかいかさかさとした手触りの気持ちよさを感じることができたり、水の

もっとみる
レトロ愛

レトロ愛

先日、小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ってきた。

以前『「懐かしいという感覚」についての独り言』という記事に書いたように、私は古いものが好きで、建築物も例外ではない。

江戸東京たてもの園では、主に明治~昭和初期に造られた文化的価値の高い建造物が展示されている。

初めて行ってみたところ非常に趣のある展示が多く、興奮して300枚以上も写真を撮ってしまったので、ここでいくつかご紹介させてい

もっとみる
数年ぶりに数学を始めてみた

数年ぶりに数学を始めてみた

半年前に「たまに数学がしたくなる」という記事を書いたのだが、その衝動がいよいよ高じたので、先日ついに数学の勉強に手を出し始めた。

朝活のような感じで、起きて仕事に取り掛かる前に10分程度問題を解く(使っているのは数IAの青チャート)のだが、これがなかなか気持ちがいい。

普段使っていない脳の部位を動かして、血流がよくなっている感覚があるのだ。

運動で汗をかいて、体のコリがほぐれる感じに似ている

もっとみる
母の墓前に捧げる本

母の墓前に捧げる本

今日、私の初めての著書が発売になった。この本が生まれたそもそものきっかけは、1年前の母の訃報だった。

今までこのnoteでほとんど母の死に触れてこなかったが、それは私の気持ちの整理がついていなかったからだ。

だが、もしこの機会を逃したらいつまで経っても書く気にならないだろうと思ったので、本の執筆に至った経緯について、ここに残しておくことにした。やや暗い話になるが、お付き合いいただければ幸いであ

もっとみる
自分の原点

自分の原点

昨日、駿台予備校の御茶ノ水校3号館で開かれた「東大生座談会」で、東大志望の受験生たちに色々と勉強のアドバイスをする機会をいただいた。

次々と真剣な質問が飛び交い、みな私の話に熱心に耳を傾けてくれて、非常に充実した時間となった。

「ああ、これが30歳を過ぎてから東大受験した自分の原点だったな」と改めて思い出させてもらい、とても清々しい気持ちで帰途についた。

私はもともと高卒ながら、たまたま縁あ

もっとみる
知らない方がよかったフランス語

知らない方がよかったフランス語

私は大学で第二外国語としてフランス語を学んだ。

英検に置き換えると3級程度のレベルまでしか勉強しなかったが、それでも日常で見かけるちょっとしたフランス語くらいなら意味はつかめる。

例えば、集合住宅の名前でよく見るメゾン(maison)は「家」、シャトー(château)は「城」、ファミーユ(famille)は「家族」だ。グラン・メゾン(grande maison)なら「大きな家」になる。

もっとみる
自分なりの文学の楽しみ方

自分なりの文学の楽しみ方

先日、ふとしたきっかけで川端康成の『伊豆の踊子』を読み直した。

あらすじを確認したいだけだったのだが、改めて読んでみると、ところどころで見慣れない表現が目についた。

恐らくどれも一般的な言い方ではないが、言葉はスッと入ってくる。

他にも、朝湯に入っていた主人公が、自分に向かって裸のまま無邪気に手を振る踊子を見つける有名なシーンでは、「ことこと笑った」、「朗らかな喜びでことことと笑い続けた」と

もっとみる