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【読書記録】まとめ

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オススメの本や文学作品の感想の記事をまとめています。 月1くらいのペースで追加していきます。と言いつつ最近は仕事に関係する実用書ばかり読んでて文学に手をつけれず更新が停滞中…
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記事一覧

【読書記録】五木寛之『生きるヒント』

初めて『生きるヒント』を読んだのは今から30年近く前、私が中1の頃です。 地元の図書館で何…

【読書記録】ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』

先日、初めて『ガリバー旅行記』の原作を読みました。 『ガリバー旅行記』と聞くと、大男が小…

【読書記録】三浦綾子『塩狩峠』

三浦綾子(1922~1999)は北海道旭川出身の作家で、『氷点』、『泥流地帯』など数多くの作品を…

【読書記録】アレクサンドル・デュマ・ペール『三銃士』

アレクサンドル・デュマ・ペール(1802~1870)は『三銃士』、『モンテ・クリスト伯(巌窟王)…

【読書記録】ロバート・ルイス・スティーブンスン『ジーキル博士とハイド氏』

最近は『罪と罰』や『クリスマスキャロル』など、聞いたことはあるけど読んだことがない古典の…

【読書記録】ジョージ・オーウェル『1984年』

オルダス・ハクスリーの『素晴らしい新世界』("Brave New World") と並ぶディストピア(ユート…

【オススメ本】鳥飼玖美子『歴史をかえた誤訳』

第二次世界大戦末期、連合国側はポツダム宣言を発表し、日本への無条件降伏を要求する。それに対し、当時の日本の首相である鈴木貫太郎は「黙殺する」と記者会見で言明。この「黙殺」の語が " ignore " (無視する)と翻訳されたことがきっかけで、連合国側は日本への原爆投下に舵を切ることとなる――。 平成16年初版発行の鳥飼玖美子氏の著書『歴史をかえた誤訳』では、このポツダム宣言を巡る日本の応対と連合国側の反応を、鈴木首相の「黙殺する」という発言を軸に、誰が翻訳したのか、どうして

【読書記録】三島由紀夫『青の時代』

この作品は1948年に実際に起きた、昭和犯罪史に残る「光クラブ事件」を題材に書かれている。銀…

【読書記録】プロスペール・メリメ『カルメン/タマンゴ』

メリメ(1803〜1870)はフランスの作家で、両親ともに画家で知識人という家庭で育ちました。言…