フジキ アツヒロ(青戸 一之)

本名:青戸一之│フジキアツヒロはPN│高卒→ワーホリ→引きこもりニート→ビリヤードのプ…

フジキ アツヒロ(青戸 一之)

本名:青戸一之│フジキアツヒロはPN│高卒→ワーホリ→引きこもりニート→ビリヤードのプロ志望→塾講師→東大受験→東大英文科→教育事業@カルペ・ディエム│初著書『あなたの人生をダメにする勉強法』発売中! https://www.amazon.co.jp/dp/4800592151

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高卒から30歳で東大受験を決意し、33歳で合格した男の話・前編【自己紹介】

まだ note を始めて自己紹介をしていなかったので、ここいらで。 私は地方の片田舎の生まれで、地域の子はみんな同じ小学校、中学校に進み、全校で300人程度の小規模でほとんど荒れた雰囲気もなしという環境で育ちました。 中学までは成績のいい方でしたが、勉強熱心だったわけではなく、高校受験前の半年間以外は家で勉強したことはほとんどありません。面倒くさいことが嫌いで、とにかく物事を要領よくこなしたい性格だったので、学校の授業中や合間の5分休憩で課題と次の範囲の予習を終わらせて、

    • 化石のような地元の方言をここに残しておきます②

      先日、地元の方言で年輩の人たち世代でしか使わないものを記録しておいたのですが、日々過ごすうちにまたいくつか思いだしたので新たに記事にしておこうと思います。 ・じゃまてご(邪魔) 使用例:じゃまてごすうなや(邪魔するなよ) 元々「じゃま」だけで意味は通じるのですが、私の地元だと「じゃまてご」と接尾辞がつくんですよね。 お年寄りが小さい子に対して言うことが多いです。 改めて調べてみると、「てご」自体も地元の方言(米子弁)で「手伝い」の意味があるようです。 つまり、手

      • 英語を勉強していて興奮する瞬間

        最近、仕事で英語の問題を作ったり海外に旅行したりで、英語の勉強熱にまた火がついてきました。 あんまり共感してもらえなさそうですが、私が英語を勉強していて興奮する瞬間が2つあります。 見たことない単語が出てきた時と、珍しい構文に触れた時です。 まず、見たことない単語が出てきた時は、意味はもちろんのこと、発音や用法、語源などまで気になります。 英語の辞書に収録されている見出し語の数は10万とも20万とも言われており、その1割程度以下しかまだ知らないので未知の単語だらけなの

        • ブリスベンの17年前と今

          先日、17年ぶりにオーストラリアのブリスベンを訪れてきました。 ワーホリで1年間住んでいた思い出の地、いつかもう一度行きたいとずっと思っていて、今回プライベートで来ることができました。 空港から電車で約20分、セントラル駅を降りてすぐ見えるバックパッカー宿の "The Palace"。 私はここに約3カ月住み込みで働いていたんですが、今もほぼ変わらぬ姿で残っていて感動しました。 セキュリティのため入口がPINナンバーでロックされていて中が確認できなかったのが残念で、も

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          大谷翔平の活躍を見るといつも思い出す言葉

          大谷翔平がMLBで前人未踏の43‐43を達成し、これを書いている時点でもう44号も放っています。 活躍ぶりが凄すぎてつい忘れそうになるんですが、そもそも今シーズンは色々と逆風が吹き荒れる中でのスタートだったんですよね。 まず、慣れ親しんだエンゼルスからドジャースに移籍して、環境や人間関係のリセット。 今はもう大丈夫でしょうが、職場が変われば色々とアジャストしないといけないことが多いので、最初は多少なりともストレスがあったと思います。 また、ア・リーグからナ・リーグへの

          大谷翔平の活躍を見るといつも思い出す言葉

          「さんまの東大方程式」に出た時に一番感動したこと

          昨日の「さんまの東大方程式」の最新回、面白かったですね。 実は私も今から6年半前に放送された、第5弾の収録に参加させていただいたことがあります。 いろいろと印象深いことがあったので、今回はその時の思い出について書きたいと思います。 そもそも番組に出演したきっかけは、東大の学園祭に来ていたテレビの取材班のインタビューでした。 「誰か面白い東大生はいないか」と出演者候補を探し回っておられたので、「俺どうですか?」と自分から売り込んで、そこで私の経歴を話したら興味を持っても

          「さんまの東大方程式」に出た時に一番感動したこと

          知らない世界に踏み込む楽しさ

          最近になってやっと『鬼滅の刃』を読破した。 なるほど、さすが面白い。ジャンプの王道という感じで、あれだけ話題になるのも納得だ。 麻雀も最近になって覚えた。 人から「徹夜で麻雀した」なんて話を聞く度にそこまで面白いものかと思っていたが、これは確かに時間を忘れて没頭してしまう。 自分にとって未知の世界に踏み込んでみると、色んなものの見え方が変わってくる。 大学に入ってからシェイクスピアを読んだ時もそうだった。 世界中の文学やら文献やらで一番引用されているのがシェイクス

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          海外版・数学の教科書の中身がなかなかの衝撃だった件

          前回の記事で書いた海外の教科書、見せてもらってきました。 オーストラリア系のインターナショナルスクールに通う、マレーシア在住の子が使っている教科書です。 聞けば、算数~数学で使う教科書があるものの、日本でいうところの理科や社会はそもそも授業がないとのこと。(似たようなことはやらないでもないらしいですが) 英語もプリントやオンラインで配られる資料のみなので、教科書らしいものは1冊しかありませんでした。 それがこちらです。 これ、ちょっとすごくないですか? 第一章がい

          海外版・数学の教科書の中身がなかなかの衝撃だった件

          ChatGPTで英会話練習

          近々プライベートで海外に行く予定なので、英会話の練習をしています。 相手はChatGPT。 便利な世の中になりましたね。 私は英語は得意ですが、英会話は苦手です。 オーストラリアにいた時は営業マンとしてネイティブ相手に商談もしてた時期もあるので、昔はそれなりには話せました。 ただ、文化や価値観が違う相手とたわいもない会話をするのが、そもそもあまり好きじゃなくて。単純に楽しくないっていう。 あと、文法や表現が完璧じゃないと気が済まないっていう性分もあって、傍から見ると

          化石のような地元の方言をここに残しておきます

          ふと思い立ったので、地元(鳥取県伯耆町)の一部で、おじいちゃんおばあちゃんの世代でしか使っていなさそうな方言をここに書き残しておくことにしました。 方言にも世代間で差があって、子供しか使わない言葉もあれば、お年寄りの世代しか言わないような言葉もあります。 以前の ↓ の記事で書いたように、私の地元はもしかしたら日本でも珍しい言葉が残っている地域の一つかもしれないので、何かのサンプルになればと思い、記録として残しておきたくなったのです。 では、さっそくいきましょう。

          化石のような地元の方言をここに残しておきます

          何をするかより誰といるか

          近々まとまった休暇が取れる機会を得たので、久しく会っていない友人のところへ行くための旅程を組みました。 一人は岡山へ、一人はマレーシアまで会いに行きます。 両方とも、20年以上の付き合いがある古い友人です。 年齢を重ねると、互いに仕事や結婚・出産・育児などで忙しくなり、なかなか時間を割いて会うのが難しくなりますよね。 もちろんちょっと無理をすればいつでも会えることは会えるのですが、気持ちの高まりとスケジュールの余裕がピタッと合うことがなかなかなく、年に1回会えればいい

          何をするかより誰といるか

          マーダーミステリーをやってみた

          最近、マーダーミステリーというゲームを何度か体験する機会がありました。 どんなゲームか簡単に説明すると、複数の参加者があるミステリー作品の登場人物になりきり、互いに協力して調査を進めながら、それぞれの人物に割り当てられた目的を果たすことを目指すというものです。 いわば、人狼ゲームのミステリー版ですね。(詳しい説明は以下のサイトでどうぞ) ストーリーや設定がかなり丁寧に作りこまれていて、最低でもゲーム終了までだいたい2時間はかかります。 最初に自分が担当するキャラクター

          マーダーミステリーをやってみた

          RPGのように「食べて体力を回復する」感覚

          最近は歳を重ねたせいか、色々な体の変化を感じます。 それは決して肉体的な衰えだけでなく、感覚の変化も含まれます。 その一つが、食事で体力が回復する感覚。 とくに空腹と疲れが重なっている時に食事をすると、まだ消化して栄養素に変わっていないはずなのに、食べているそばから体にエネルギーが回復してくる感じがするのです。 RPGの、たとえば『MOTHER』シリーズのハンバーガーや『桃太郎伝説』シリーズのおにぎりのように、ものを食べて体力を回復する、あの感じです。 「生死をかけ

          RPGのように「食べて体力を回復する」感覚

          あいまいさの中にただよう

          ヨルワシさんという方のnoteで、面白い記事がありました。 何となく分かるようで分からない「コク」の正体が、科学の力で徐々に明らかになっているという内容です。 今までぼんやりとした感覚でしかなかった言葉が、科学の発達によって明らかにされることって多いですよね。 私の好きな野球でも、昔はピッチャーの投げる球が「ノビ」だの「キレ」だのといった言葉で形容されていたのが、今ではラプソードという機器でボールの回転数や変化量、回転軸などが数字で細かく分析されるようになりました。

          あいまいさの中にただよう

          言葉にならないコトバ

          先日、木場にある東京現代美術館で見た「翻訳できない わたしの言葉」の展示がとても印象に残った。 詳しい展示内容は上記の公式サイトで紹介されているが、一番心を動かされたのは新井英夫氏の展示だ。 以下は公式サイトの紹介文からの引用である。 氏の展示は、紙を手でちぎった切れ端が山のように積み重ねてあって、ちぎる時の音の心地よさや、柔らかいかさかさとした手触りの気持ちよさを感じることができたり、水の入った巾着袋を体の上に乗せ、体を揺らして袋の中の水も一緒に揺れるのを感じながら得

          レトロ愛

          先日、小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ってきた。 以前『「懐かしいという感覚」についての独り言』という記事に書いたように、私は古いものが好きで、建築物も例外ではない。 江戸東京たてもの園では、主に明治~昭和初期に造られた文化的価値の高い建造物が展示されている。 初めて行ってみたところ非常に趣のある展示が多く、興奮して300枚以上も写真を撮ってしまったので、ここでいくつかご紹介させていただきたい。(写真の掲載の許可は事前に確認済) その前に、たてもの園があった小