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2023年に見た映画のベスト10(+1)
今年の私的映画ベスト10‼️
と言っても年間で13本くらいしかみてなかった… ほぼ見た映画10💦
『アイヌの結婚式/チセ・アカラ~われらいえをつくる~』
人間の喜びは競争ではなく相互扶助、共同作業にあるのでは?と改めて感じました。
『アンデス、二人ぼっち』
都市へ人々を集中させ、温暖化を起こし山の気候を変えていく人類の試みとはなんなのか?神であるかのような老夫婦にはもう力がない。神と自
「君たちはどう生きるか」を通して自分の関心を語る大人たち
ついに鈴木敏夫さんが、「君たちはどう生きるか」について語った!
「じゃあ、ちょっとおもしろい話をしますね。僕の家、日曜日にはけっこう色々な人たちが集まるんですが、封切り直後の時には若い人たちが来て『もう一回見なくては』『見直して内容をちゃんと正確に理解したい』と話していた。そこにいた11歳になる僕の孫が『え、なんでもう一回みたいの?』と言い出したんです。彼はその前日に映画を見ていたのですが、内容
SDGsという第二の大転換(5)人類の成長は化石燃料がもたらした
…より続く
産業資本は人間の労働価値によって生まれたのか?
前回の章では、商業資本と産業資本の誕生まで書きました。産業資本、すなわち、固定資本(工場や機械など)への投資によって剰余価値/利潤を得ようという資本の動きの開始です。しかし、気になる統計があります。産業資本は次の形で表せます。
投資→固定資本(工場や機械・インフラ)と変動資本(原料・労働力・エネルギー)→商品→販売(投資回収と利潤)
SDGsという第二の大転換(4)産業革命
…より続く
「貨幣」を用いた市場交換では「同等の交換」を繰り返してなぜか儲けられます。
これがとても不思議なことなのです。一回一回の交換は前回触れたように「「同等」であると人間がみなしたものどうしで起きる物やサービスの行き交い」なのです。同等のものとの交換なのに、あるいは数字で表せる貨幣との交換なら「等価」の交換なのです。等価交換を繰り返しているだけなのに、なぜか「買う交換」、そしてそれを「商
SDGsという第二の大転換(2)ポランニーの大転換
『大転換』という著書はご存知カール・ポランニーの名著です。
ここでは、あらゆるものが市場で売り買いされる商品となったことを「大転換」と呼んでいます。例えば、人間の労働が労働力という商品になる。自然が「土地」という売買される商品になる。貨幣も金融商品となる。
なんでも商品になる。貨幣も自然も人間も…
実は人間自身は早くから「奴隷」として強奪して売り買いできる「商品」となっていました。いや、それ