SDGsという第二の大転換(2)ポランニーの大転換
『大転換』という著書はご存知カール・ポランニーの名著です。
ここでは、あらゆるものが市場で売り買いされる商品となったことを「大転換」と呼んでいます。例えば、人間の労働が労働力という商品になる。自然が「土地」という売買される商品になる。貨幣も金融商品となる。
なんでも商品になる。貨幣も自然も人間も…
実は人間自身は早くから「奴隷」として強奪して売り買いできる「商品」となっていました。いや、それまでは「商品」というより、奴隷とは、程の良い労働力、コマ使い、官吏、手下、慰みも