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新しい保守政策とは?

今は昔、急激に人口増大する団塊の世代
その働き口が足りず、社会問題となった。1968年の学生運動はその影響とも言えよう。
そこで対策として、都会に多くの人口を移し、地方には有力企業の工場や大店舗、大発電所などを誘致し、たくさんの道路工事を始めとする土木工事を行なっていく政策をとった。
そのための有効な政策を行なったのが池田勇人田中角栄らの自民党保守政党だったのだろう。

各地の要望を吸い上げ、予算付けをし、地方議員に金を回して、また選挙に当選する。

そんな方法が崩れつつあるような昨今の政界ニュースだが、その大元に、人口増大を前提とした、自民党保守政策の限界が見えてきているのではないだろうか?

人口減少のいま、使用する資源や労働人口を少なくしながら、でも、人々の生活の質を上げ、きちんとした給料が払える仕事を各地の地域に増やしていかなければならないと思う。
すなわち、シェアとケア多様性の集積する価値創造能力の高い都市と、多面的な自然価値のある農山村。
これらを各地域で再生させることが重要だと思う。

それを担う政治家も政党も見えてこないいま、市民と地域の行政、事業者が協力しあうのが大事だと思う。

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