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2023年、冬、沖縄 エピソード0
先日、念願だった沖縄旅行に行ってきた。その前後で考えたことを何回かに分けて書いてみることにした。
「沖縄」というのを初めて認識したのは、今から30年ほど前の小学校5年生の頃だったと思う。同じクラスに「与那」という名前の同級生がいた。両親が沖縄出身で、南国出身者特有の浅黒い肌と彫りの深い顔立ちで、とにかく足の速い女の子で、陸上選手のジョイナーに似ていたから、「ジョイ」というあだ名もつけられていた
選挙ハガキが届いて考えたこと
先日、今般の参院選の候補者から選挙ハガキが届いた。推薦人は地元選出の県議会議員となっているが、この県議会議員についてはそもそも面識もなく、昨年の市長選(落選)、県議補選のいずれにおいても支持したことがないし、今後も支持する可能性が全くないのにもかかわらず当方の住所にハガキが届いた。
「どこかから名簿が漏れている可能性があるかもしれない」と思って、ハガキに記載されていた選挙事務所の電話番号の方に問
新型コロナウイルスに罹患して考えたこと
はじめに先日、新型コロナウイルス感染症に罹患し、自宅での療養を経て復帰することができた。感染経験については、その有無を聞くことはあっても療養経過などについて詳細に語ってくれる人はなかなかいないと思う。また、感染したとしてもその後の症状や経過は千差万別であるため、ある人の感染経験が他の人の感染時にそのまま教訓として適用できるわけではない。ただ、感染経験や感染後にどのように行動し、何を考えたのかという
もっとみる“The Book of the Day!”記録(3/1~5)
3/1 藤沢和希『ぼくは愛を証明しようと思う』別の読書会で課題本になっているため読んだ本。私自身「非モテ」に属する人間であるからということもあるが、一言で言ってしまうと非常に不愉快な読後感を抱いた1冊である。特に女性の読者がこの本を読んだ時どのような感想を抱くのだろうかが気になる。
「非モテ」の主人公が「恋愛工学」の様々なテクニックを駆使することで次々と女性を口説いてゆくことになるのだが、それと
“The Book of the Day!”記録(2/22~26)
2/22 サラーム海上『MEYHANE TABLE』この日は中東料理の本を紹介した。サウジアラビアに赴任していたこともあり、他の人よりも中東料理に触れる機会にちょっとだけ恵まれた。サウジアラビアにいた時の一番のお気に入りは、「ファラフェル」というひよこ豆のコロッケだ。パーティーの時はもちろん食事付きの会議の時にも必ず出てくる一品だった。
日本に帰ってきてからもこれを食べたいと思い、レシピを調べて
“The Book of the Day!”記録(2/15~19)
2/15 セバスチャン・ラシヌー『コーヒーは楽しい!』毎朝この読書会に参加する際にコーヒーか紅茶を飲んでいることから、この日はコーヒーに関する本を紹介した。「楽しい!」シリーズは他にもウイスキーやワイン、スパイスに関するものもあるのでおすすめ。
コーヒーを飲むようになったのは中学生の頃からだが、大学院に進学した頃からドリップコーヒーを飲むようになり、海外勤務を終えて日本に帰国した5年ほど前にミル
"The Book of the Day!"という新しい読書習慣(2/8~12紹介分)
The Book of the Day!2/8から月~金の朝6時30分~7時までClubhouseで行われている"The Book of the Day !"という朝活ルームに参加している。京都時代から付き合いがあり、これまでも様々な読書会を紹介してくれた編集者の友人から誘われたのが参加したきっかけである。毎朝本を1冊紹介するというシンプルな朝活なのだけど、紹介される本とそこから派生する話が非常に
もっとみる【第四夜】エドモン・ロスタン著『シラノ・ド・ベルジュラック』
2002年、大学3年生の時、第二外国語のフランス語の再々履修を受けた。真面目な学生や普通の学生、要領の良い学生であれば第二外国語などというものは大学2年生までにきちんと単位を取得できるものである。私はあろうことか一度ならず、二度までもフランス語の単位を落とし、大学3年生になってもフランス語を週3コマも履修していた。
2つは2年時に落とした分、1つは1年時に落とし、2年時の再履修で落とした分とフラ
【第二夜】ヨースタイン・ゴルデル著、池田香代子訳『ソフィーの世界』
かつて「NOW 1」という洋楽オムニバスCDがあった。1993年に発売されたアルバムだが、このアルバムを聴いてクイーンの「伝説のチャンピオン」、ペット・ショップ・ボーイズの「ゴー・ウェスト」、レニー・クラヴィッツの「自由への逃走」などを知り、その後色々な洋楽を聞くようになった。「オムニバスCDというの実にお得だな」という意識が刷り込まれ、その後、iTunesが登場するまでは洋楽に限らず様々なオムニ
もっとみる【第零夜】「百夜百冊」はじめました
先だって「ブックカバーチャレンジ」なるものがSNS上で流行った。自分がこれまで読んできた本の中から7冊を選んで紹介するという趣旨のものである。私も友人から回ってきたのでやることにしたものの、この手の「バトンもの」があまり好きではないため「漫画しばり」に変更して手っ取り早く終わらせてしまった。しかも、通常は何人かにバトンを渡さなくてはならないのであるが、「不幸の手紙」やら「〜バトン」を自分のところで
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