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サイエンス×テクノロジー=エンジニアリング

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科学とは「事物の本質を表す体系的な知」であり、技術とは「特定の場面で応用される実践的な知」である。すなわち工学および工業とは「人々にとって有用な構造物や発動機関の設計・組立・運用… もっと読む
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#スタートアップ

IoTでパンチの速さを計測したい

IoTでパンチの速さを計測したい

この記事は UMITRON Advent Calendar 2022 18日目の記事です。

こんにちは。
キックボクシングを趣味として始めてからもう少しで1年が経過しそうな、ソフトウェアエンジニアの野村です。

突然ですが、昔の偉い人の名言に次のようなものがあります。

速いパンチを打ちたい自分にとって、パンチの速さを計測することの重要性を感じ、そのようなデバイスを作ることにしました。

作成し

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「猫様の生活をテクノロジーで見守るCatlog®(キャトログ)」って、実際どれくらい見守れてるのか!?について。

「猫様の生活をテクノロジーで見守るCatlog®(キャトログ)」って、実際どれくらい見守れてるのか!?について。

猫専用の首輪型ウェアラブルデバイス&スマホアプリのIoTサービス『Catlog®(キャトログ)』を展開するRABO, Inc.の代表の伊豫です。

9/24にローンチおよび一般販売開始、そしてラストワンマイルまで猫様づくしのクロネコヤマトさんとの狂気のコラボを発表したプレスリリースを発表させていただきました。
あれよあれよと、TwitterやInstagramで「#Catlog」のタグを中心に拡散

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「技術立国日本を取り戻す」ためにFindyが取り組んでいきたいこと

「技術立国日本を取り戻す」ためにFindyが取り組んでいきたいこと

2020年はFindyにとっても、個人にとってもジェットコースターのような1年でした。同時に、資金調達を完了し仲間の採用が進むなど2021年にステップアップしていくための準備が整った1年とも言えます。

社員数は2021年1月で40名を超えて、サービスに登録してくれているユーザー数も4万人以上、利用企業数も500社以上と増えてきており、スタートアップやベンチャー企業はもちろん、マイクロソフトさんや

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スタートアップ創業エンジニアにオススメの積読を消化したい本5選+α

スタートアップ創業エンジニアにオススメの積読を消化したい本5選+α

明けましておめでとうございます!!

本日は2021年1月1日ですね。もしかすると皆様にとって一年で一番モチベーションが高まっている時期ではないでしょうか...?はい、私がそうです。

積読してしまっていた本を消化したいですし、また新たに読みたい本がたくさんあります。特にスタートアップで働いていると日々の業務に追われなかなかインプットの時間に割けない状態になりがちですよね。去年は私も本を読む量が少

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フォートナイトの急成長、テックジャイアントが注目するインターネット2.0「メタバース」とはなにか

フォートナイトの急成長、テックジャイアントが注目するインターネット2.0「メタバース」とはなにか

自己紹介こんにちは、宮武(@tmiyatake1)です。これまで日本のVCで米国を拠点にキャピタリストとして働いてきて、現在は、LAにあるスタートアップでCOOをしています。Off Topicでは、次世代ゲームの話や最新テックニュースの解説をしているポッドキャストもやってます。まだ購読されてない方はチェックしてみてください!

はじめに日本ではそれほど盛り上がってないかもしれないが、グローバル、特

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スタートアップで非エンジニアが品質管理チームを立ち上げる時のメモ

スタートアップで非エンジニアが品質管理チームを立ち上げる時のメモ


はじめに非エンジニアとしてQAを立ち上げたり小さなチームでの経験が多いせいか、立ち上げフェーズの相談をいただくことが多いので、内容のメモを共有します。

もちろん自分ですべて出来たわけではなく、失敗をして「次やるならこうする」というものも含んでいます。
また「自力で立ち上げた」というより「デキる人たちに導かれた」ことが多いので、社内調整的な修羅場も経験してません。

また「臨機応変に対応するか」

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エンジニアとチームを組んで、見えないものをデザインする

エンジニアとチームを組んで、見えないものをデザインする

こんにちは。はのめぐみです。2019年12月21日に開催された TokyoGirls.rb Meetup #2 に登壇してきました。個人やチームでのエピソードを軸に、「体温のあるコミュニケーション」「文脈の共有」をキーワードとしてお話をさせていただきました。

2020年1月9日追記: 動画を掲載しました。

2020年3月12日追記: ログミーさんの記事を掲載しました。

登壇資料

「見えない

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"技術顧問" のお仕事

"技術顧問" 👨🏻‍💻ブームだな〜と思ってて、ソフトウェアエンジニアや一定の経験を積んだ人たちが、他のそういう知識・経験の無い会社を副業や業務委託という形でサポートしていくのは良いしどんどん広まると良いな、というのがある一方で、"技術顧問" という言葉が独り歩きしていて、

・それってどういうことをやるひとなの?
・(エンジニアにとって)自分が技術顧問になってほしいと言われたらなにをやるの?

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本田圭佑、成長中毒者のトップ・オブ・エンジニアを募集します。

本田圭佑、成長中毒者のトップ・オブ・エンジニアを募集します。

新しい仲間を探しています。成長中毒者である僕達と一緒に、成長中毒者のためのサービスを作りませんか。

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改めましてこんにちは、本田圭佑です。
Ksk Groupという会社のオーナーとNowDoという会社のCEOをやってます。

今日はそのNowDoについての僕の想いを書かせて頂きます。想いに共感して、共に想いを実現したいという仲間を見つけることが目的です。

ただいつもはNHKのプロフェッシ

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CES2019、日本の大企業も変わり始めている

CES2019、日本の大企業も変わり始めている

今日からCESが正式にオープンし、私も成田発ラスベガス行きのノンストップ便で昼前にラスベガスについた。CES期間の臨時便なので空いているかと思いきや、B787がほとんど満席という状態。CESの会場とその周辺でも、日本語が聞こえてくる頻度は、かつてCESに足繁く通っていた10年ほど前と比べても多いように思われ、CESに足を運ぶ日本人が以前よりも一層増えたのだな、という実感がある。

その要因には、C

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配車サービスからモビリティサービスへ

配車サービスからモビリティサービスへ

ドイツ・ハンブルグ生まれのタクシー配車アプリmytaxiが、年内にFREENOWにリブランドするという発表があった。mytaxiユーザーに対して送られたメールでアナウンスされたものだ。

これは、mytaxiの株主であるダイムラーとBMWが、相互に出資するモビリティ関連のサービスを統合し、5つの NOW というブランド名に統合していく動きの一環、ということらしい。

mytaxiはUberと同じ2

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VIVA Technologyで感じたこと

VIVA Technologyで感じたこと

昨年に引き続いてVIVA Technologyに来ました。2016年に始まり、今年が4回目の開催になります。

年々参加者や出展するスタートアップの数も増え、上記の公式サイトによると、125カ国から10万人以上が来場し、出展スタートアップは9,000社とのこと(執筆時点)。最終日は一般開放され、パリ市民などが子供連れでやってくるので、来場者数にはそういう人も含まれるだろうことは留意しておく必要があ

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アメリカの交通事情はモビリティの議論にふさわしいのだろうか

アメリカの交通事情はモビリティの議論にふさわしいのだろうか

ボーイングも「空飛ぶタクシー」の試験飛行に成功したという。このジャンルのプロダクトやそれを開発するスタートアップは、「モビリティ」への注目が集まる中で一種の流行の様相を呈している、と感じる。

先日のCESで、ベルヘリコプターが「空飛ぶタクシー」Bell Nexusの展示をしたことは多数のメディアで取り上げられていたので、ご存知の方も多いと思うし、これも「流行」を汲み取った記事の取捨選択なのだと思

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「Apple PayがNFCタグに対応するってよ」をやさしく解説してみる

「Apple PayがNFCタグに対応するってよ」をやさしく解説してみる

ここ数日「Apple PayがNFCタグに対応」関連ニュースやら投稿やらを読みまくってるんだけど、どの記事でも強調されてるのは「アプリを入れなくてもかざすだけでApple Payで支払えるようになる」というところ。でも今だってWalletアプリは標準インストールされてるわけで「アプリを入れて使ってる」という感覚を持ってる人はいないはず。じゃあこれどういうことよ?

ということで、一応この領域では先

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