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疎通と対話 ―社会と組織の中で人々を「乳化」させるもの―

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コミュニケーション(疎通)とは相互に意思を伝達する技術であり、ダイアログ(対話)とは相互の合意目標を発見する工程である。いかに言葉巧みで表現豊かでも、伝達や合意を成し得なければ児… もっと読む
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2018年10月の記事一覧

「子どもの可能性」と「大人の可能性」を区別している時点で、「子どもの可能性」も信じ切れていないかも…という話

「子どもの可能性」と「大人の可能性」を区別している時点で、「子どもの可能性」も信じ切れていないかも…という話

このnoteは「教育」というものに興味がある人、「人間の可能性」に興味がある人達向けに書きました。
そういう人には絶対に読んで欲しいですし、このテーマについては考えてみてほしいです。

って言われても、
「まぁそれが理想だけど、現実にはセンスとか才能とかあるしね…」
って感じですよね。

全員の可能性を信じたくても、自分の身の回りの「ダメな人」が頭に浮かんできたりすると、
「いやぁ…あの人にはもう

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ユーザーインタビューの難しいところ

ユーザーインタビューの難しいところ

後から自分で見返すつもりで書いているので、あまりまとまっていません。

相手の気づいていない部分にまで到達できない相手の言葉から展開する力?一連のストーリーを紐づける力?どんな能力が足りていないのかも分からないぐらい、浅いやり取りしかできません。

顕在化している悩みを聞くだけでは良い改善は生み出せないはずです。でも、それが全然見つけられません。

恣意的な質問が多くなってしまうインタビュー前には

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ビジュアライズってたのしい!社内のグラレコワークショップに参加した話。

ビジュアライズってたのしい!社内のグラレコワークショップに参加した話。

こんばんは!イーロンマスクは宇宙人と信じてやまない仙崎です。グラフィクレコーディングの社内勉強会に参加したときの記録です。長いですが、よかったら暇つぶし程度に読んでみてくださ〜い。

◼︎講師をしてくれた人
原田紘子さん (株式会社ネットイヤーグループ UX/IAデザイナー)
https://www.netyear.net/author/hiroko-harada

◼︎ワークショップ

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2種類の先生

2種類の先生

有名だけど、「先」という言葉は2つの逆の意味を持っている。

時間軸を一直線にしたときに左にある"過去めな先"と、
時間軸を一直線にしたときに右にある"未来めな先"だ。

【先A(時間軸で過去め)】
・先にやっといた
・先に行っちゃった
・先の件ですが…

【先B(時間軸で未来め】
・先のことはわからない
・まだ先の話じゃないか

先生、というのは一般的には「先に生きといた」人だから、
【先A(時

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さらけだすこととコミュニティ

さらけだすこととコミュニティ

コルクには行動指針というのがあります。

このなかで、「さらけだす」という部分の質をどうやって高めていくかを考える、という話をコルクの会議で佐渡島が話していました。多分、コミュニティについて考えるときも、メンバーがお互いを知り、なにで貢献できるかを考えるために「さらけだす」という自己開示の質を高めることは重要だと思います。そんなことをちょっと考えてみました。

山本七平の『ある異常体験者の偏見』を

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