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#コラム
居場所がほしい人への手紙
世の中にはじつに多種多様な人がいる。なかには、筆者に人生相談をしようとする人さえ。筆者は、自分でいうことでもないが、孤独な人間で、あまり友人もおらず、仕事上のつながりで人と交友を深めたりすることもほとんどない。たまにオフラインのイベントで登壇するくらいなのだが、近頃よく質問されることがある。
「自分の居場所がなくてさみしい。居場所をつくるには、いったいどうしたらよいのか。」
孤独な人間に
1000円で限りなくご機嫌になる
1000円というお金の、可能性を考えるのが好きだ。たいした額ではないかもしれないけれど、考えようによってはたいした額にもなる。軽いランチだったら人にごちそうできる。ちょっとした美味しいお菓子が、ちょっとだけ買える。単行本は無理でも文庫本は変える。映画の日だったら映画が観れる。普通のスーパーならちょっと良い果物も買えそうし、千疋屋のショートケーキを買ったらお釣りがくる。
この前新宿に久しぶりに行っ
10年間海を漂ったボトルメールのようなデザインの話
昨年の夏、嬉しい再会を果たした。
話は今から11年前に遡る。
2007年8月。
当時20歳だった僕は、大学3年の夏休みを利用して1ヵ月間インドを旅した。
暗闇と、危うい空気を孕むオレンジ色のライトが溶け合う夜明け前。
到着したインディラ・ガンディー国際空港で一緒に降り立った日本人乗客のうちの1人に彼女はいた。
互いに学生だとひと目見理解した僕たちは他の学生数人と一緒に到着ロビーで夜明けを
ひとつの物事は、着させた服で白にも黒にもなる
同じ内容であっても、伝え方次第で全然本意ではない伝わり方になってしまうことって、あるよね。
言いたいことは同じなのに、表現のしかたひとつで、ポジティブにもネガティブにもとらえられてしまう。「この人、ネガティブにとらえられてしまうような伝え方ばかりをしているなあ」と感じるとき、わたしは「もったいないなあ」と思っている。
「あの人はああいう風に言うけれど、本当はとてもいい人なんだよ」というセリフが