「やらない」をやる

特に新年のような節目のときは「あれもこれもやりたい」という気持ちになるし、やりたいことリストを作ったり、周囲に宣言する人も多い。

わたしも年始には必ず目標を立てるので「やりたいこと」をずらっと並べて気合を入れ直すけれど、最近「やらない」を決めることの重要さに気づいてきた。

「やりたいこと」の中の項目たちは、今やったほうがいいことばかりではないかもしれない。そう思ってリストを改めて見ると、たっぷり時間が確保できるタイミングでじっくり取り組んだほうが効果的なものもある。

今すぐやってみたい！という気分で取り組むのも大切だけれど、本当にやりたいことをひとつひとつ達成するために「やらない」という判断が必要になってくる。

まず「やりたいこと」の中で優先順位をつける。タイミングや重要度を踏まえて”「やらない」をやる”ことも、必要だと思うのだ。

それまでに自分のコンディションを整えて準備していく。満を辞して「やりたいこと」に取り組めたら、「やりたいこと」がぎゅうぎゅうで苦しくなってしまうことを避けられてとても健康的に生活していける気がする。

「やらない」を自ら選択するのは、意外と難しそうだ。でも、とても大切だと思う。

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