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短編小説 「プレゼント顔」
プレゼントをやたら貰う
ねだったことなど一度もないのに
生きてるだけで気がついたらあらゆるものをもらっている
服、バック、小物、それにTVや家具おまけに壺やちょっとした骨董品まで
もらいたい顔なのだろうか
いやいや、決してそんなことはない
むしろ、物なんて増やしたくないし空き家のような空間でスッキリと暮らすのが夢だ。
しかももらうのはその辺の物ではない
今ではとても買えない貴重品ばかり
短編小説「私を忘れないで」
静かだ
年金をもらい何気ない毎日を過ごしている
預金もそこそこあるし、家族と平穏に慎ましく暮らしている。
私は、若い人と話をするのが好きだ。
自分の体験談を語る
生きた証ともいえる
どんなに昭和の厳しい荒波をくぐり抜けてきたか
営業の電話で指にタコができるほど電話をかけまくったことか。
この話をするとにキョトンとされることが多い。
それでも若い人にまだまだ伝えたい
自分がどんな苦労してきたか