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【変わる街の景色】EV自動車の波がくるよ。

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こんにちは。
今日もご覧くださって、ありがとうございます。
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残暑の季節になっても、暑くて困りますね。
気温的には、ピークを通り越して涼しくなっていくとこだと思うのですが、急に異常気象みたいな天気がくると、心の準備が・・・・。

穏やかな日ばかり続くと、反動が気になって、もう少し先の天気予報とか調べてみようかなとか、思ったり、思わなかったり。



ところで皆さん、EV自動車をご存知ですか?


電気自動車です(Electoric Vehicle)。



日本では、2035年に、新車販売の100%をEV自動車にしよう、という方針が発表されています。

100%なんて、なかなか言えないことですよね。

相当の自信(覚悟?)があるのか、現実味がないのか、どちらか。


他方、電気自動車の火災事故に関する報道。

あたり一面全焼のような、「EV自動車って危険なのかな?」と、不安を煽る映像もよく見かけます。
※実際のEV車火災発生率は、ガソリン車やHEVよりも低いです。


今日は、そんなこんなで、気になったので、EV自動車のアレコレをまとめてみようと思います。。|(*'ω'*)



✅EV普及に向けた日本のターゲット


主要な目標は次の通りです。

乗用車は、2035年までに、新車販売で電動車100%を実現

②商用車の新車販売は、小型の車については、2030年までに電動車20~30%、大型の車については、2020年代に5,000台の先行導入を目指す

2030年までに充電インフラ15万基を設置、ガソリン車並みの利便性

2030年までに1,000基程度の水素ステーションを最適配置で整備

経済産業省の発表から引用


①2035年には、新車販売は100%電気自動車(EV自動車)になる予定ですが、ガソリン車がどうなるかというと、中古車の販売は続くので、2035年以降、一切購入ができなくなる訳ではないです。
すでに所有しているガソリン車も、今まで通りで走っていただけます。



③充電ポートとは、こんな感じです。
速く充電できる電源だとコストがかかり、ゆっくり充電するタイプだと、コストが抑えられます。

コンパクトかつ、カラフル✨


色々な企業が、設置計画を立てて、動き出しているところです。

各社の充電ポート設置計画




✅EV事業を後押しする背景「パリ協定」

なぜこのような取り組みが活発化しているのかというと、背景には、地球温暖化防止に向けた国際的な動きと、国内におけるエネルギー政策の変化が背景にあります。

「パリ協定」は、今から8年前の2016年に発効され、世界中のほとんどの国が批准しています。

日本も2020年に批准し、今世紀後半(2050年)までに温室効果ガス排出量を、実質なくす(人間の活動によって排出される温室効果ガスと、自然によって吸収される温室効果ガスのバランスを調和する)という目標を掲げています。

パリ協定は、歴史上初めて、全ての国が参加する形で気候変動対策へ取り組むことを定めた国際的な合意です。

EV普及がその顕著な施策の1つです。

࣪˖ ࣪⊹ ┈┈⊹ ࣪˖❋꙳⋆「パリ協定」で制定されたこと❋꙳⋆⊹ ˖ ࣪⊹ ┈┈⊹ ࣪˖

・世界の平均気温上昇を2℃より十分に下回る水準に抑え、さらに1.5℃に抑える努力をする
・今世紀後半には、温室効果ガスの排出量を実質的にすべてなくす
・各国は、自国の状況や能力に応じて、自主的に貢献

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これらの概念を総称して、「カーボンニュートラル」と呼びます。


日本政策に関しては、次のような背景があります。

  • エネルギー安全保障 化石燃料への依存度を下げ、再生可能エネルギーの利用拡大を目指すことで、エネルギーの安定供給ルートを確保し、海外へのエネルギー依存度合を減らす

  • 産業競争力強化 EV関連技術の開発に連鎖する新規産業の創出、EV事業と関連するインフラ整備やサービス産業の活性化



EV事業戦略は、エネルギー産業、製造業、運輸業などを巻き込んだ、ビッグなプロジェクトであると言えそうです。



✅カーボンニュートラルへの効果

実際、ガソリン車がEV車に転換されると、カーボンニュートラルに対して、どれくらいの効力があるのでしょうか。

  • 走行時にはガスを出さない一方で、製造時点で、ガソリン車の2倍以上の温室効果ガスが発生

  • リチウムイオン電池の製造過程において、大量にガスが発生

  • EVを充電する電力供給を、火力発電に依存しているので、もとをたどるとガスが発生している


という感じで、走行時には、クリーンではあるのですが、温室効果ガスが一切発生しない、ということではないようです。



✅EV自動車のスペックと市場動向

ガソリン車に比べて、EV車のスペックについては、ざっと以下のような具合。

  • ガソリン車より、200万円くらい高い

  • 1回の燃料で、走行距離約200~600km。ガソリン車は500~1500kmなので、ガソリン車ほど長距離を走ることができない

  • デザインや車種が、ガソリン車に比べて少ない

  • 充電できるスポットが、ガソリンスタンドと比べてあまりない


これだけだと、メリットがほとんどなさそうだと思われるかもしれないのですが、政策と関わりが深い場合、購入を進めるべく、何らかの助成制度や優遇措置が敷かれることが多いです。EV車も、その一つとなります。

さらに、これらのビハインドは、産業の拡大することによって、解消されると予測されます。


今のところ、日本での、EV新車販売台数はおよそ4万台(全体の約1.66%)、充電スタンドは、全国でおよそ12000基とのことです。

普及率は、日本3.6%、世界平均18%になっています。


✅事業者にとってのビジネス可能性

EV車は、走行距離が短いので、こまめに充電する人が出るかもしれない。

短時間ですぐに充電したい方は、コストが割増でも急速充電を選びそう。

充電時間を、有意義に活用したいと思う人は多そうだ。

充電スタンドがある施設は、SDGsなどにも積極的と映って、何かブランディングにもなるかもしれない。

EV車の充電は「する・しない」ではなく、「どのようにするか」。

よって、利用者は、充電を取り込んだライフスタイルを形作る。
だから、利用者の一連の生活の流れに馴染むサービスが求められるんだ。


というような計画が、次々と練られてそう。

経済産業省「充電インフラ整備促進に向けた指針」参考資料より引用



✅消費者が、いまEV車を買うべきか

先程のとおり、ガソリン車と比べると、手が届きにくいEV車。
ですが、消費者にとって、お得に購入ができる制度が多々あります。

  • 税制優遇(グリーン化特例、エコカー減税、環境性能割)

  • 補助金制度(CEV補助金など)

  • 自動車保険の割引

などなど・・・・✨


時間が経てば、より高性能な車種が出て、型落ち→値下げが起きることは自明です。しかしながら、実際に自分がEV車に乗ったことで、得られたノウハウや経験、気づきが、一朝一夕で身につくものではないから、何よりも貴重なのではないでしょうか。

車を買う ≒ ライフスタイルを買う ってことじゃん。


だから、生活にひもづいた消費者のレビューって、ついつい読んでしまうし、共感すれば買おうかな、とすら思う。



以上、今日もお読みくださって、ありがとうございます。( •ॢ◡-ॢ)-♡

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