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ドクターKENNYの随筆集

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記事一覧

僕がインターネットを繋いだ日は20世紀でニノミヤがあった。

僕がインターネットを繋いだ日は20世紀でニノミヤがあった。

#はじめてのインターネット

ちょうど、中学入試の合格発表が終わり、小学校の卒業式も終わった、人生で初めてのモラトリアム期間。ちょうどミレニアムが始まって、3ヶ月ほど。三寒四温の「温」がやってきた、夏を思わせる暑さの室内で汗をかきながら作業を進めていた。

念願だった、インターネットがうちにやってきたのだ。

しかも、普通のインターネットではない。

電話しながら、インターネットできる、インターネ

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大阪を京都の外港として捉えなおすなら、応仁の乱と京都を調べる必要がありそう。。。

大阪を京都の外港として捉えなおすなら、応仁の乱と京都を調べる必要がありそう。。。

「水の都の大阪」「八百八橋」

という言葉もあるように、大阪と言えば、「商売の町」や「天下の台所」もそうですが、淀川・大和川が大阪湾に流入する、水運の町なわけです。

実際、水都大阪というサイトにも以下のように紹介されています。

大阪は、水運に支えられて経済と文化の中心的都市として発展し、明治の頃には“水の都”と呼ばれた。古くは難波津(なにわづ)と呼ばれた港が大陸、諸国との交易拠点として栄えた飛

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正社員はベーシックインカム

正社員はベーシックインカム

COMEMOがnoteと連携される前に書いた記事で、取り上げてもらったことがありました。

その後、バタバタしていたのですが、さっそく書いていこうと思います。

今回のテーマは「どう変わる正社員」です。

正社員が魅力的な所私は、今、昼はサラリーマンで夜は副業とまではいきませんが、地域活性化関連の事業に関わっています。いずれは、ある程度経済を回すようにしていこうと思っています。

両方を経験してい

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経営紙芝居:商売が変わると、人の意識が変わりだす。

経営紙芝居:商売が変わると、人の意識が変わりだす。

昨日、打ち合わせをしていて、おもしろい話だなと思いましたので、メモがてら。

今年に入ってからの、新型ウィルスショックのせいで、観光周辺産業が一気に冷え込み、さらに、その他の産業も影響が出て、一気に景気後退となっております。

こういう時こそ、周辺の総点検や人間関係の再構築などが必要なのかなと思ったりします。

本日のメニュー

観光地では、観光資源が商売のタネになっているまずは、紙芝居を見ていた

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コンフィデンスマンJPって日本版オーシャンズだよね?(ネタバレなしの方向で)

コンフィデンスマンJPって日本版オーシャンズだよね?(ネタバレなしの方向で)

「コンフィデンスマンJP ロマンス編」をアマプラで見てました。

「何か、「探偵はBARにいる」シリーズみたいな、あんまり難しいこと考えずに、見れる娯楽作品無いかな」と思ってて、すすめられたのがこちらでした。

以下にネタバレせずに感想を述べていきます。

わかりやすく言えば、日本版オーシャンズアマゾンのレビューとか見てても、「何かよくわからんなぁ」みたいな内容が多かったのですが、見てみれば、

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経営紙芝居:観光のマネタイズの考え方

経営紙芝居:観光のマネタイズの考え方

地域の観光や文化財に携わる活動をさせていただいています。

採算取れる事業化と言われるとお恥ずかしながら「道険しくなお遠し」の状態なのですが、4年ほどの活動を通じて根本的なところをまとめておこうと思い、紙芝居にさせていただきます。

観光とは「光を見ること」観光の語源は中国大陸に古くから残る古典の『易経』の1節から取られています。

「国の光を観る、持って王に賓たるに利し」 

意訳すると、自国の

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短期回収利益と長期戦略投資の兼ね合い~サイバーエージェントの場合~

短期回収利益と長期戦略投資の兼ね合い~サイバーエージェントの場合~

私の好きな企業サイバーエージェントサイバーエージェントは、私の好きな企業の一つ。テクノロジーと広告代理店の機能を兼ね備えた企業で1998年に創業し、昨年20周年を迎えたところですが、現在は、AbemaTVへ先行投資中です。

どうして好きかと尋ねられると理由は難しいのですが、学生で就活していた頃は単純に「キラキラしているから」と「成りあがりたい」と「B-BOY PARKで協賛してたから」という3つ

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忘却の彼方に何があるのだろう。

忘却の彼方に何があるのだろう。

古市さんの記事、読ませていただきました。

名前は存じ上げてるんですが、本を読んだことなくてですね。確か、AKB総選挙の副音声の解説で、ただひたすら指原さんにフォローを入れさせ続けた人というぐらいの認識ですいません。

で、この記事呼んで思ったのは、重光葵の和歌です。

ながらへて甲斐ある命今日はしも しこの御盾と我ならましを

願はくは御国の末の栄え行き 吾名さげすむ人の多きを

昭和20年9月

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32♂「冬の女王広瀬香美知ってる?」24♀「演歌歌手ですか?」

32♂「冬の女王広瀬香美知ってる?」24♀「演歌歌手ですか?」

いや、もう、タイトルが全て物語ってるんですね。

AWAで広瀬香美のプレイリスト、ご機嫌に聴いてるんです。

で、「ロマンスの神様」を職場で歌ってたら

「嶋田さんご機嫌んですね。何歌ってんですか?」

と後輩に聴かれて、

「冬の女王、広瀬香美やで」
というと、衝撃の返答。

「演歌歌手ですか?」いや、俺が変な枕詞つけたからいけなかったのか?
いやしかし、俺のSafariでは、冬の女王と打ち込め

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経営紙芝居:給料が安いと嘆く社員にどう対応する?

経営紙芝居:給料が安いと嘆く社員にどう対応する?

創業した世代にとってみると、事業はほぼ自分と同じものです。

もちろん、売上や利益は大事ですが、その事業の持つ役割やミッションを達成するために働いているものです。

しかしこれが、経営者が創業世代から、2代3代となり、社員も「給料をもらうために会社に来ている」という状態になると必ず、給料や収入に対して、作業者たちから出てきます。

さて、この時何と答えたらいいでしょう?

ということで、今まで見聞

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経営紙芝居:コモディティ化って何?

ふと、知人の「デフレは怖い」という当たり前のようで、説明するとなると難しいマクロなテーマにふれまして、もう少し、ミクロな目線から、デフレが起こっていく理由を思い付きで紙芝居にしてみました。

それでははじまりはじまり

1ページ目 付加価値ってなに?

ここではAという製品やサービスに対して、売り手と買い手を想定してみましょう。買い手はAを買う時には売値で考えます。その売値は、買い手にとっては原価

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RPA導入担当者としての矛盾

RPA導入担当者としての矛盾

RPA(Robotic Processing Autmation)、日本語訳が見当たらないんですが、「業務プロセスをロボットによって自動化していく一連の活動」みたいなもんです。

うちもシステム部が中心となってRTAの導入を今年度の目標で掲げていまして、業務部門の担当の私は自腹で何冊か本を買って読んでいます。

その中で、すごい危惧が生まれました。

RTA導入と新規事業立ち上げは同時にせなあか

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ディカプリオ・アカデミーおめでとー

ディカプリオ・アカデミーおめでとー

ディカプリオ、アカデミー賞、おめでとう!

5度目の正直ですね。5度目の正直といえば、シャーリーマクレーンの受賞スピーチを思い出しました。

”I deserve it”

日本語に訳されるときは、「私が受賞して当然よ」という言葉になります。

さて、ディカプリオが何を語ったかといえば、地球環境についての問題啓発のスピーチがメインだったみたいです。

昨今の米国のSHOWBIZ界を見てみると、必ず

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協働は自治と表裏一体

協働は自治と表裏一体

学生時代の友人(学部と研究室が一緒だったんですが、勝手に課題意識が似通った同志と思ってたりします)がfbで「協働」という言葉についてあげていました。

そこにインスパイアされて、その投稿のアンサーとして、note書きます。

さて、そもそも、「協働」という言葉自体が、友人がいうように、昨今出てきた定義です。僕の感触的には、自治基本条例関連で民主党政権下で出てきて、震災以降の地方創生ブームで一気に一

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