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#組織開発
安斎への講演依頼、2023年の人気テーマ
この3年間で『問いのデザイン』『問いかけの作法』『リサーチ・ドリブン・イノベーション』『パラドックス思考』などを出版し、最近では「新時代の組織づくり」「冒険的世界観」などのキーワードを積極的に発信していることから、大変ありがたいことに幅広いテーマで講演依頼をいただくことが増えてきました。
リソースに限りがあるためすべてのお声がけにお応えすることはできないのですが、自分にとって「探究の成果を話すこ
【読書メモ】『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』(早瀬信・高橋妙子・瀬山暁夫著、中村和彦監修・解説)
石山ゼミ関連でご一緒する早瀬信さんからご恵投いただき、さっそく読ませていただきました。早瀬さん、ありがとうございました!本書は、そのタイトルにたがうことなく、組織開発の入門書として読みやすく、また味わい深い書籍でした。
二つの組織開発組織開発に詳しい方ですと、二つの組織開発と聞くと「対話型と診断型の違いでしょ」となるかもしれませんが、本書では違う観点から類別をしています。具体的には、構造化された
沢渡あまね 2023年8月・9月の新刊情報です
2023年8月、9月の沢渡あまね・新刊のご案内です。最後におトクなキャンペーン情報もあります!
(今年はこの2冊で一段落。現在は来年の新刊の企画を進めています)
▼2023年8月26日発売開始の新刊:
悪気のないその一言が、職場の一体感を奪っている
心地よく仕事するための真・常識「リスペクティング行動」(JMAM)
過去に、僕たちが複数の大企業の管理職向けの講演・ワークショップでお伝えしてきた
ファシリテーションにおける「誘導」と「提案」の違い
ワークショップデザインやファシリテーションの講座をしていると、初心者の方によくいただく相談に「ここまでプログラムを作り込むと、誘導になってしまうのではないか」「参加者をファシリテーションによって誘導していないか不安なのですが..」というお悩みがあります。
今回の記事では、ワークショップデザインにおいて気をつけなければいけない「誘導」とは何か。建設的な「提案」と何が違うのか、ということについてまと
[参加Output]リモートワークにおける信頼とコミュニケーション #シアター型勉強会 #面白法人カヤック
「リモートワークにおける信頼とコミュニケーション」について面白法人カヤックさん主催のオンラインセミナーに参加したので、その内容をシンプルに以下3点でまとめておきたいと思います。
1)概要
2)ポイント
3)所感
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1)概要
<カヤックさんが信頼とコミュニケーションについて考えた背景>
カヤックさんでは、4月末現在、社員の9割が在宅勤務となっているそうです。そのような中で、オンライン会
Workshop Spirit #4「組織開発からワークショップのスピリットを探る(講師・中原淳)」 【イベントレポート】
【参加者募集】
9/28(土)にて、一般公開イベント「Workshop Spirit - 次世代に継承していくワークショップのスピリットを探求する」を開催します!プログラムで得られた知見を広く共有し、多角的な意見を募りながら、さらなる検討をかさねていきます。どなたでもご参加いただけますので、興味のある方はぜひお気軽にお申し込みください!
▼一般公開イベント「Workshop Spirit - 次
組織の諸問題(戦略・チーム・個人)にアプローチする組織開発プロジェクトの設計
株式会社テクムズの求心力向上を目的とした新たなコーポレートアイデンティティ構築プロジェクトを実績・事例ページに公開しました。
製造業や小売業向けに、人工知能(AI)を活用したソリューションを提供しているベンチャー企業、株式会社テクムズから依頼を受け、ワークショップを活用したコーポレートアイデンティティ(CI)の構築を行いました。組織の視点と個人の視点を往復することで、一人ひとりにとって納得感のあ
創造性の土壌を耕すとはどういうことか:イノベーションの源泉となる創造性の3階層
ミミクリデザインの全体合宿@三浦半島が終了しました。3期目に突入し、正社員メンバーもいつの間にか10名を超え、フルタイムでない業務委託メンバーも含めれば30名弱ほどになりました。採用活動にもさらに力を入れ始め、現在進行形で新たな仲間が増え続けているため、改めて理念を問い直し、組織に求心力をもたらすための行動指針の言語化を進めています。
ミミクリデザインでは2周年を機会に「創造性の土壌を耕す|Cu
企業内人材育成にワークショップを導入する意義を2つの変化のレベルから考察する
企業の人材育成の取り組みに「ワークショップ」の手法や考え方を活用したいというご相談が増えています。ミミクリデザインでもこれまでさまざまなプロジェクトを担当させていただき、 たしかな手応えを感じています。
他方で「なぜ企業内人材育成にワークショップが有効なのか」と問われると、回答には少し整理が必要だと感じています。
その理由を紐解いていくと、「人材育成」が目標としている変化のレベルには、乱暴かつ
組織の理念や行動指針はトップダウンで浸透可能なのか?
ミミクリデザインで支援している組織開発のプロジェクトにはいくつかのパターンがあります。
第一に、組織に埋もれた見えない問題をインタビューやアンケートなどのサーベイによって可視化し、対話を通して現実を再解釈し、解決策としての施策につなげていくパターン。...[課題解決型]
第二に、組織の新たな理念、ビジョン、ミッション、ブランドアイデンティティを構築するために、組織内でワークショップを繰り返し、
【デザインシンキング・コンサル③】デザインシンキングを「組織開発」に用いる
こんにちは。DONGURIでデザインシンキング・コンサルをやっています、矢口泰介(@yatomiccafe)です。
ここ数年の傾向として「組織」や「チーム」に、注目が集まっているように感じます。それにともない「組織開発」という言葉にもあらためて光が当たり、需要が高まっているようです。
一方で、需要はあるものの、「組織開発」を担うプレイヤーが不足している、という課題感も耳にします。
いったい「
【デザインシンキング・コンサル⑦】デザインシンキングのプロジェクトが「楽しい」とすれば
こんにちは。DONGURIでデザインシンキング・コンサルをやっています、矢口泰介(@yatomiccafe)です。
前回書いたように、GoogleジャパンのUXリサーチャー・Dara Gruberさんが発表したデザインリサーチの重要ポイントには、「楽しくする」ということがあげられていました。
今回は「なぜデザインシンキングには楽しさが求められるのか?」について、もう少しだけ、しつこく考察を進め