沢渡あまね

作家/ワークスタイル&組織開発。あまねキャリア代表取締役CEO/浜松ワークスタイルLa…

沢渡あまね

作家/ワークスタイル&組織開発。あまねキャリア代表取締役CEO/浜松ワークスタイルLab取締役(組織変革Lab主宰)/NOKIOO顧問ほか。パラキャリ&多拠点人材。著書『職場の問題地図』『新時代を生き抜く越境思考』『バリューサイクル・マネジメント』他。#ダム際ワーキング 推進者。

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  • ワーケーションセミナー&交流会情報

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    ワーケーションについての理解を深めたり、実践のためのtips等を知るためのセミナーや実践者の交流会の情報について、弊会の理事・顧問・フェロー・公認ワーケーションコンシェルジュ・会員・その他関係団体等が発信したものをまとめています。

  • 社内決裁で使えるワーケーション考察・分析

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    ワーケーションにおける分析記事です。企業様がワーケーションを実施される際の、決裁時の資料としてもお使いいただける情報を掲載してまいります。

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    弊会の理事・顧問・フェロー・公認ワーケーションコンシェルジュ・会員・関係団体様による、ワーケーションの体験記をまとめました。 ワーケーションのノウハウやtipsなどもご覧いただけます。

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最近の記事

浜松の新たな越境の場「水ヨル」(水曜日のヨル喫茶)

僕(たち(あまねキャリア株式会社))は、静岡県浜松市を拠点に全国の企業・自治体などの「景色を変える」仕事(組織開発・組織変革)を生業としています。その浜松市に最近、地域内外のビジネスパーソンがゆるく越境する素敵な場(サードプレイス)が生まれ運営されています。 水曜日のヨル喫茶、通称「水ヨル」と呼ばれるコミュニティです。 浜松で街づくりを推進する、株式会社HACKの高林健太さん、 伊達善隆さんほかが中心になって立ち上げ運営されています。ちなみに、伊達さんはめっちゃいい人です。

    • 日間賀島で「分離ワーケーション」してみた

      1.近場の離島で本気で休んでみた10月はじめの良く晴れた金曜日。繁忙期続きで疲れたため、僕は思いきって代休をとりワーケーション、もとい、完全オフのバケーションをしに行ってきました。 いつもならば、旅先(ワーケーション先)でブログ記事を書くところですが、それをやってしまうと休めないため、執筆仕事は滞在中は行わない。後日回し。 ところで僕のような経営者かつワーカホリック……もとい(苦笑)……ワークとライフがごちゃまぜ気味の人間でも、週末しっかり休むと月曜日がマジで憂鬱になり

      • 東京のモーレツ文化は人を疲弊させる。地方都市のレガシーな文化も人を疲弊させる。

        東京のある意味モーレツ文化は人を疲弊させる。地方都市のレガシーな文化も人を疲弊させる。どちらもサステイナブル(持続可能)でない。 その中間の「中性的」カルチャーや選択肢と景色を、僕は創りたい。 (キーワードは「新しい文化創造」) 僕たちが浜松や豊橋(『あいしずHR』など)で、東京などの大都市と地域双方の企業や人々の越境•共創に力入れているのも、その景色を創りたいから。 (以下2つは、あいしずHR関連の記事です) #ダム際ワーキング も単なるワーケーションではなく、東京

        • ダイバーシティ&インクルージョンの本質

          ダイバーシティ&インクルージョンの本質。 いままでも僕(たち)は講演などで、そのメッセージを発信してきましたがこの度内容を大幅にアップデートしました。 出来たての講演スライドの一部を公開します。解説や議論をご希望される方は講演・取材をご依頼いただくか、『組織変革Lab』にお越しを(または『沢渡あまねマネジメントクラブ』にて)。 『組織変革Lab』12月回でも解像度を上げてお話しするテーマです。 組織と個の双方の健全な成長に資するD&I、真剣に向き合いそして体現しましょう

        浜松の新たな越境の場「水ヨル」(水曜日のヨル喫茶)

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          一般社団法人日本ワーケーション協会/Japan Workcation 他
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          「副業(複業)」ではなく「リソースシェア」の発想を

          昨日の 『あいしずHR』 (豊橋市のemCAMPUSで2か月に1回開催している、企業間越境・共創コミュニティ。愛知県・静岡県の企業や仕事の文化度向上を目指す)にて、副業(複業)促進の話が盛り上がったため、関連して僕も少々気づきのアウトプットを。ちなみに、あいしずHRはこんな場です↓ 1.「副業(複業)を認めてやっている」では組織はまるで成長しない昨日の越境ディスカッションを通じ、僕はふと思いました。 当事者のリソースを複数の勤務先がシェアするイメージ。 各々の勤務先の、お

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          組織文化を良くするために大切な行動~HRライブ2023・Day1より

          僕は昨日(2023年10月12日)は、株式会社NOKIOO主催の『HRライブ2023』に出演しました。その所感を、取り急ぎ手短に共有します! (今日はこれから豊橋市で企業間越境&共創) HRライブ2023はこんなイベントです↓ オンライン開催ですが、昨日の初回(Day1)のみ、浜松会場とオンラインでのハイブリッド開催でした。会場30名、オンライン60名~70名。およそ100名が参加する大変熱気あるイベントになりました。 キーコンセプトは「ビジョンでチームを動かす」。Day

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          「組織カルチャー(文化)」をテーマにした企業内トークイベントをやってみて

          2023年10月初週、日系大企業(以下A社)のご依頼を受け僕(当社)は「組織カルチャー(文化)」をテーマにした企業内トークイベントのモデレータをしました。めちゃめちゃ良いイベントだったので、その内容の一部を共有します。 最近、組織文化やカルチャーをテーマにした講演やモデレータの依頼が増えてきており個人的にも嬉しいです(今年の秋冬だけで既に5本)。僕はこれまで「働き方改革」「DX」「ダイバーシティ&インクルージョン」などの講演をすることが多かったですが、いずれも組織カルチャー

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          東伊豆町のワーケーションが想像以上に奥深かった〜「まちまるごとオフィス」に偽りナシ

          2023年9月29日(金)、静岡県東伊豆町の「ワーケーション月間」にあわせて開催されたレクチャーワーケーションイベント(NPO法人ローカルデザインネットワークさん企画・運営)にゲストコメンテーターとして参加しつつ、現地視察とワーキング体験をしてきました。東伊豆町は「まちまるごとオフィス」を掲げ、町をあげてワーケーション環境の整備と促進に力を入れている自治体の一つです。 1.イベントの背景8月のオンラインでのプレイベント(以下の記事)に続き、今回のイベントは東伊豆町でのリアル

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          CXOが昼過ぎまで出社せず、夜型体質な企業・部署→正直「だらしない」と思うぞ

          CXOが朝来ない(昼頃出社する)から、その組織全体が朝ほとんど誰も仕事せず、夜の労働スタイルが常態化~朝型の人が辛い/割を食う。そんなスタートアップ企業(人数は100名を超えている)を見た。いくらフレックスタイム制を敷いているとはいえ、正直どうなんだろう。 夜間がビジネスアワーであったり、グローバル企業で海外の時間にあわせなければいけないなどの事情があるならさておき、そうでないなら正直組織として「だらしない」と思う。このケース、2つの問題があると僕は考える。 1.CXOと

          CXOが昼過ぎまで出社せず、夜型体質な企業・部署→正直「だらしない」と思うぞ

          沢渡あまね 2023年8月・9月の新刊情報です

          2023年8月、9月の沢渡あまね・新刊のご案内です。最後におトクなキャンペーン情報もあります! (今年はこの2冊で一段落。現在は来年の新刊の企画を進めています) ▼2023年8月26日発売開始の新刊: 悪気のないその一言が、職場の一体感を奪っている 心地よく仕事するための真・常識「リスペクティング行動」(JMAM) 過去に、僕たちが複数の大企業の管理職向けの講演・ワークショップでお伝えしてきたエッセンスを凝縮した書籍。 悪気なく(いままでの慣習で)相手のやる気を削いだり

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          愛知•静岡には「カラフルさ」が足りない!〜人口流出について思うところ

          愛知県・静岡県の人口流出について、僕も地域(静岡県浜松市)の法人のイチ経営者として他人事ではなく、自分(たち)なりにできることはなにか考え行動する日々です。今日も、愛知・静岡……のみならず日本の各地域の人口流出をどうしたらよいか? その思考と試行の過程で気づいたこと、思ったことを発信します。 1.「文化度」の低い地域は求心力も低いこのブログ、および最近の僕の講演や企業顧問活動などで強調しているのが地域の「文化度を上げる」こと。 こういうことを言うと、地域の人から「文化度、

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          「地方で都会風を吹かすな」→仕事のやり方やカルチャーに関しては、都会風に変えないと話にならん

          「地方で都会風を吹かすな」的な批判をたびたび目にするが、こと仕事のやり方やカルチャーに関しては、異様に前時代的な企業が多すぎて改めてもらわないとマジで話にならない。 「都会風」といっても何も特別にキラキラしたことを求めているのではなく、都会並に効率よく仕事しましょうと言っているだけです。 たとえば以下のような慣習をやめるだけ。別に大きく失うものはありません。 •デジタルツールを使うのを異様に嫌がる •やたらと電話やFAX •なんでもその場で口頭で済ませる •紙資料だらけ

          「地方で都会風を吹かすな」→仕事のやり方やカルチャーに関しては、都会風に変えないと話にならん

          「とても良い本だが、本当に読んで欲しい人が読まない」と嘆く人へ⇒これだけは言わせて!

          本日は「もの書き」としての発信。たまに以下のようなコメントを、書籍レビューやブログ、SNSなどで見かけることがあります。 「とても良い本だが、本当に読んで欲しい人(経営幹部や管理職など)が読まない」 まだまだ、作家や出版サイド(出版社の編集者、営業担当者など)のマーケティング力が足りないと反省しつつ、このメッセージ見かけるたびすごく(めちゃくちゃ)モヤモヤします。 ズバリ、ちょっと他者依存すぎやしませんか? で、あなたは何をどうしたいのですか? と。 もの書きも出版

          「とても良い本だが、本当に読んで欲しい人が読まない」と嘆く人へ⇒これだけは言わせて!

          日報の運用方法から垣間見える、組織の病

          誤解なきよう、最初にお伝えしておきます。この記事は日報を否定するものではありません。僕のクライアント先でも、日報をコミュニケーションツールとしてうまく運用している企業があります。組織のサイズや、目的に応じて適切に運用すれば、日報は有効かつ有意義な手段です。 (僕自身、意義ある日報であれば書くタイプです) 一方で、日報の慣習が惰性で行われているだけ。無駄な作文稼働でメンバーを疲弊させたり、長時間労働を助長しているだけ。「とっととやめたほうがイイんじゃないですか?」と言いたくな

          日報の運用方法から垣間見える、組織の病

          文化度の高い地域や企業に良い人が集まる⇒文化度上げていこう

          「人口流出をナントカしたい」 「(他都市の人たちとの)関係人口を増やしたい」 さまざまな地域でこの声を聞きますし、僕(浜松市在住在勤)のこのブログや書籍でもそのための提言や具体的な取り組みを発信してきています。 その土地や企業に意欲的な人が集まるかどうか。その一つに文化度の高さがあると思います。 文化度(カルチャー)については、先日公開したこの記事でも触れていますので参考にしてみてください↓ 1.仕事や共創の場を創っただけでは不十分最近、僕たちの活動の拠点である静岡県

          文化度の高い地域や企業に良い人が集まる⇒文化度上げていこう

          『スタートアップ企業病』『共創できない組織』の目次案⇒書籍化/講演・対談すると仮定して

          僕は大企業、中小スタートアップ企業、日々さまざまなサイズ感の企業と接しています。最近とみに思うのが、大企業病と同様にスタートアップ病も相当闇深いなと。 さらには、大企業・中小スタートアップ企業を問わず「共創できない組織(体質)」の組織も多く、これからの時代(少子高齢化、技術革新、環境変化、価値観の変化などが激しい時代)において組織運営の大きなリスクであると感じています。 『スタートアップ企業病』『共創できない組織』それぞれの症状と打ち手を、仮に書籍化するならば(あるいは講

          『スタートアップ企業病』『共創できない組織』の目次案⇒書籍化/講演・対談すると仮定して