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2020年1月の記事一覧
豊田章男社長が年頭所感スピーチで見せた巨大組織を動かすための「すごい伝え方」
トヨタ社が配信している、「豊田社長年頭挨拶 ~一歩踏み出した人たちへ~」という動画が素晴らしかった。何かを伝えたい経営者、リーダーにとってヒントが満載のスピーチだったように思う。
豊田章男社長と言えば、昨年話題になった「米国バブソン大学卒業式でのスピーチ」も大変に素晴らしかった。卒業式スピーチと言えばジョブズだが、スタイルは全く違うものの、それと比べても良いくらいの品質のプレゼンテーションだった
自己肯定感が低くても「自分はやれる」と思える方法
そんなに主義主張がない僕なんですが、「自己肯定感があったほうがいいよね!」という論に対しては、割と反対派だったりするのですね。
僕個人でいうと、自己肯定感はかなり低い。かつ自分も基本的に嫌いなんです。
で、なぜ僕が、「自己肯定感が高いほうがいいよね」という論が広がりすぎるのに反対かというと・・・。理由としては単純です。
想像してほしいんですけど、自己肯定感が低い人が「自己肯定感は高くないとい
法的対処のためのネット中傷被害者の心得
私のこれまでの経験を踏まえて、ネット中傷にどう対処したら良いかをまとめてみました。実際はケース・バイ・ケースですので、これがベストなやり方ではない場合もあります。「参考」の1つとしてお読みください。
■中傷者にどう対峙するか・おかしな相手を刺激しないこと
いきなり変な言いがかりをつけてきたり、普通にコミュニケーションがとれない人は、心(精神状態)に何らかの問題を抱えていたりする可能性が高いので
未来食堂・小林せかいさんが向き合う 「正しさ」への葛藤
「これ、干しキノコの炊き込みご飯のおにぎりです。1つ50円。適当に食べながらどうぞ」
そう言いながら、取材に応じてくれたのは「未来食堂」店主の小林せかいさん。
東京・神保町のビル地下にある12席の定食屋は、その独自のシステムで注目されている。
店を手伝うと1食タダになる「まかない」、誰かが譲ってくれた「まかない」の権利で食事ができる「ただめし」。
「誰もが受け入れられ、誰もがふさわしい場所
続きのない話#37:子どもが本を好きになる、たった2つの冴えたやりかた(194/1000)
児童書編集をしていた数年間。3000人以上の超読書好き小学生と会って、
彼らがなぜここまで本を読むようになったのか、考えたことがありました。
先日、姪の子どもが2歳になるというので、絵本を何冊かプレゼントしたんですね。
その際、姪とその両親に絵本の話をしたところ、やたらに感心されたので、世の親御さんたちも関心あるかなと思って書き記す次第です。
結論から言いましょう。
子どもが本を好きになるやり
ジャーナリストなら誰もが心得ている掟があるんだが、日本にはそれがないらしい
何気なくツイートしたのがけっこうバズっているので補足。
普段から「日本のマスゴミは〜」という発言が多い私だが、それはアメリカだったら、誰も何も言わなくてもやってはいけないとされていることを日本のメディアがやらかしているのを目にする機会が多いからだ。
ジャーナリズムといえば、大学でReporting 101という基礎の基礎からお勉強しただけの私でさえ、今もちょこっとした記事を書くときにも、身に染
アシックスウォーキングがスマートシューズで見据える未来。
今日は、アシックスさんに、アシックスウォーキングのプレスミーティングにご招待いただきました。
アシックスさんには、アジャイルメディア・ネットワークでお仕事でもお世話になっているんですが、今日は何と言ってもアシックスさんがCESに出展していた、スマートシューズの国内初披露ということで一も二もなく参加した次第です。
ナイキプラスといい、こういうのは個人的に大好きなんですよね。
今日は想像以上にウォ
週5で晩ご飯テイクアウトサービスを使い始めて1ヶ月経った
「今日の晩ご飯なにかな」「なんだろうね。洋食だといいなぁ」
上記は我が家の日常会話である。「なににしようかな」とか「なにが食べたい?」とかではない。「なにかな」と言って答える人もいない。誰1人として、食事を作っていないからである。
イメージが沸きにくいと思うので、このサービスの概要を説明する。端的に言うと、近所の惣菜屋さんが提供している、定食のテイクアウトサービスである。メニューは日替わり、毎
なぜサラリーマン経営者の言葉は心に響かないのか。響く言葉を持つためにすべき3つのこと。
内藤忍さんがコラムに書いている通り、私の履歴書って残酷なほどにサラリーマン経営者の内容を読んでても感動せずに、呆れることが多くあります。
ただこれってコラムだけではなくスピーチとかでも同様なんですよね。創業者とサラリーマン社長との間には、全く次元の違う差がある。さらに言えば、創業者でないにしても、オーナー社長と、単なる雇われ社長とでは全く違うのです。
それはまさにリスクを負っているかどうか、と
私がライターになるまでの14年間
私は安田峰俊。2020年でメジャーデビュー10年目(キャリア自体は14年目)を迎える、主に中国関連分野を得意とするプロのルポライターである。
思うところあってnoteをはじめてみることにしたが、まずはサイトの使い方に慣れておきたい。そこで今回はテストがわりに、2016年末に当時の自分のブログに投稿した昔話に加筆・修正した原稿を載せておこう。当該のブログはすでにクローズしたが、愛着のある記事なので
ITは地方創生の特効薬たり得るか?
今年度から新潟の大学で教員の仕事をするようになり、学年末が近づくこの時期、学生たちの成果発表を見たり、指導する機会が増えています。
学生たちに自ら課題を発見し、その解決策を考えさせるという教育のトレンドは18年に改訂された学習指導要領で「総合的な学習の時間」を置き換える形で設けられた「総合的な探求の時間」という科目によって一層強まっており、高校・大学で学生たちは「発表」を行うことで評価を受けるよ