長老

今日から2022年4月7日まで1000日間、来し方行く末のあれやこれやを投稿します。 …

長老

今日から2022年4月7日まで1000日間、来し方行く末のあれやこれやを投稿します。 と書いてから無事に1000日は過ぎました。が、なんだかイキオイがついたので、しばらく日々の投稿を続けようかな、と。 年を取るのも悪くない、とちょっとでも思ってもらえたらいいのですが。。。

最近の記事

ここはどこかの旅の空#221:夏草や切っても切っても青い山(1870/1000)

そろそろ8月も終わりだというのに、まだ暑いですね~。暑暑暑暑ココ暑! 人間はぐったりしているのに、夏草はノビノビノビノビ伸びまくってる~♫ そんな悲鳴が静岡県新富士方面から聞こえてきたので、急遽熱海キコリーズという頼もしい仲間といっしょに、オトワファームにやってきました。 熱海キコリーズは、熱海の森林保全をしているNPO法人。 友人のユウカ団長に相談懇請した結果、はびこった夏草の伐採を刈る刈る刈る刈る刈るランド~と軽く引き受けてくれたのですよ。ありがたし。 朝から揃った

    • 眼福耳福#15:みたてのくみたて(1869/1000)

      友人の投稿で田中達也というアーティストを知ったのは今週のこと。 おお~ミニチュア! 見れば見るほどもっと見たくなる見ニチュア。 「だれも知らない小さな国」を愛読し、サンダーバードの基地のプラモデルに憧れ(高くて買えなかったけど)、本城直季の写真が好きで(自分でもアオリ風に撮れるコンデジで撮ってみたこともあった)、いつも心にミニチュア愛を持っているワタクシです。 白木みのるはオーディオマニアで、自分に似せて小さなアンプを自作しているなんて記事を読んだとき(いつの話だ?)、どれ

      • 続きのない話#560:25年の道しるべ(1868/1000)

        クリエイティブのCORE(核)とCOLOR(色)に迫るメディアCORECOLOR。 友人のさとゆみが編集長をしているウェブマガジンは「コレカラ」と読む。 どういうものなのかは、ご自身が書かれている説明に詳しい。  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ CORECOLOR(コレカラ)は さとゆみビジネスライティングゼミの 卒ゼミ生で運営するメディアです。 ゼミの卒業式ではいつも、こんな話をします。 もしも、地球が2つあると仮定して 私たちが住んでいる地球Aと、私たちが住んでいない地球Bが

        • 眼福耳福#14:日々の日々(1867/1000)

          舘野鴻さんの日本絵本賞表彰式で、かつての同僚K乃子さんに再会した。 のは1年前のこと。 いやぁこれはめでたい、と、絵本の担当者のW邉さんとかつての同僚M定くんも誘ってご飯を食べたのはその1ヵ月後。 そして今年も、舘野鴻さんの日本絵本賞表彰式で、W邉さんとM定くんに再会した。つまり舘野さんは2年連続で日本絵本賞を受賞したのですね。たいしたもんだ。 で、もちろん、これはめでたい、と再び4人でご飯を食べることになったのは自然の摂理というものでしょう。 そして私が選んだ街は西荻窪

        ここはどこかの旅の空#221:夏草や切っても切っても青い山(1870/1000)

          偏愛食品#468:名前はナムワバナナ(1866/1000)

          タイトルは、名前と読んでいただきたい。 そう、これはサツマイモではなくバナナなんです。 そんなバナナ! とお約束通りに驚いた。 S藤さんから沖縄みやげでいただいた、太く短くごろごろしたフォルムのバナナはナムワバナナというらしい。 なんでも日本で栽培している中で一番糖度が高く味も濃いのだとか。中には糖度30度超えのものもあるというからオドロキだ。 バナナの王様、キングオブバナナとも称されるそうで、これは食べるのが楽しみ楽しみ。 いただいた直後、よく見るバナナより黄色味が濃

          偏愛食品#468:名前はナムワバナナ(1866/1000)

          偏愛食品#467:峠を攻める(1865/1000)

          この美しい丼の名称は峠そば。冷たい汁をかけるぶっかけバージョンです。 そこに、山菜、千切り大根、ゆで卵、揚げ玉がトッピングされている。 実は店名も峠そばなんですよ。 店名を見て、もしやと思う人がいるかと思いますが、こちらは虎ノ門にあった立ち食いそばの名店が茅場町で復活したお店。もちろん立ち食いです。 お手軽なんだけど、あらゆる素材を吟味していて、ホンキで美味。 たとえば揚げ玉は天ぷら鍋から直接丼に入れてくれます。作り置きではなく。だから食べるとサクサクしていて心地よい。

          偏愛食品#467:峠を攻める(1865/1000)

          偏愛食品#466:先ず皮より始めよ(1864/1000)

          子どもたちが帰ってくる。なにか食べたいものはあるかね? 餃子! 豚バラの塊を焼いてオイスターソースで味付けしたやつ!! やけに具体的で肉々しいリクエストだけど、君たちが食べたいなら用意しますよ、もちろん。 餃子は皮から作るので、準備しなくては。 強力粉と薄力粉を1:1で混ぜ、1の量の半分を熱湯、残りを水で伸ばす。覚えやすい比率なので、目をつぶってやっても、必ず粉をこぼして大変なことになるから、しっかと目を見開いて混ぜる。 なんどかこねこねして球にする。 球の真ん中に穴

          偏愛食品#466:先ず皮より始めよ(1864/1000)

          ここはどこかの旅の空#220:少し不思議なカレーのお店(1863/1000)

          といっても、カレーを食べる店ではなく、カレー粉を売ってる店の話です。 立石でハシゴする途中、住宅地を歩いているとカレーの香りが漂ってくる。 そこはカレールウ専門の製造工場なのだよ。 ブランド名は旭カレー。 見出し写真にあるように、カレールウは「旭南蛮かれー」「孫」「旭カレールウ【中辛】」「ハーブ香るスパイシーカレー」など種類がいくつも用意されている。 こちらのワタナベ食品は昭和22年の創業。 ルウは、生の小麦粉、油脂、14~18種のスパイス、ワイン、フルーツなどを釜に直

          ここはどこかの旅の空#220:少し不思議なカレーのお店(1863/1000)

          ここはどこかの旅の空#219:スーパー立石(1862/1000)

          立石で飲むことのヨロコビを語っていたら、じゃあぜひ行こう! となり。 夏の暑い午後、S藤さんと二人で赴きましたよ行きました。 まず南口の聖地に向かってみると。 暗がりにダチョウの列。 じゃなくて、長蛇の列。すでに数十人が並んでいる。 待ってる間にひからびちゃうよね、と瞬時に判断した我々は北口へ足を向けました。 踏切の向こうは再開発真っ最中。 鳥房も立石の関所江戸ッ子も今は無い。 再開発には理由があるのだろうけれど、寂しいものですなぁ。。。 でも、気を取り直さないと

          ここはどこかの旅の空#219:スーパー立石(1862/1000)

          仲間ログ#333:著者が来たりてカレーの話(1861/1000)

          赤い扉を開くと、そこは毎月とある一日、本好きが集うバー。 今月はスペシャルなことに、読んだ本の著者が降臨してくれたのですよ。 タイトルは「少し不思議なカレーの物語」。 著者のタケナカリーは読書会の母体であるラボの同窓生。本を書く前から知っているので、こうして接するのはなんだか不思議。 思い立ったある日から、彼は毎日欠かさずカレーを食べ続けているといいます。いつしか食べるだけではなく作るようにもなり、さまざまなイベントに出たり、なんならテレビにだって出演してしまうほどにカ

          仲間ログ#333:著者が来たりてカレーの話(1861/1000)

          眼福耳福#13:古田足日のぼうけん(1860/1000)

          古田足日といえば「宿題ひきうけ株式会社」。 小学校低学年の頃、夢中になって読んだ記憶がある。 なにしろタイトルがいいよね。 宿題を組織的にひきうけてくれるなんて、魅力的~。 単純な小学生は単純に喜んで単純に本を手にしたのでありました。 そんな懐かしい古田足日の企画展が、神奈川近代文学館で「没後10年 古田足日のぼうけん」と題して行われていると知り、行ってみた~。 というのも。 8月、児童文学評論家の西山利佳さんに「読みたいラジオ」にご登場いただくことになっており、取り上

          眼福耳福#13:古田足日のぼうけん(1860/1000)

          偏愛食品#465:午後の最後の焼鳥(1859/1000)

          1982年夏。大学4年生の私はごろごろしながら「宝島」9月号を読んでいた。 お金はないけど時間はたっぷりあるから、雑誌は隅から隅まで読むのだね。 「宝島」は当時毎号購入していたから、RCサクセションや佐野元春が特集されているときは喜び、知らないアーティストのときはさほど熱が入らないものの目を通す。読まない活字はもったいないからね。 そこに山があるから登るのだと言った人がいるけれど、貧乏暇あり学生は、そこに本があるから読むのだ。どんなページも。ヒマだからな。 で、「宝島」8

          偏愛食品#465:午後の最後の焼鳥(1859/1000)

          続きのない話#559:SNS探偵2選(1858/1000)

          アメリカの若い女性はSNSを駆使して探偵活動に勤しんでいる、らしい。 なぜって、本も映画もそういう物語がヒットしているのだから。 「自由研究には向かない殺人」(ホリー・ジャクソン)が日本で刊行されたのは、3年前の8月。ずっと気にしていたのだけれど、ついに買ったのが昨年の8月。そのまま積ん読していたものを手にしたのが今年の8月。 特に夏をテーマにした話ではないけれど、なんとなく8月の本なんですね、ワタシの中では。 主人公は女子高生のピップ。 元気で溌剌としたピップが過去の事

          続きのない話#559:SNS探偵2選(1858/1000)

          続きのない話#558:夏の岩波少年文庫フェア2024(1857/1000)

          エーリヒ・ケストナーは私が最も敬愛する作家の一人。 「最も」と「一人」は並列しないような気がするけど、しようがない。 だって好きな作家はたくさんいるし、順番などつけられないからね。 と言い訳めいたことを書いておいて先に進めますよ。 今夏、岩波少年文庫がフェアを行っている。 タイトルは「夏の岩波少年文庫フェア2024 ケストナーとドイツの作家たち」というもの。 え、なぜ今ケストナーでフェアをするとなー? 不思議に思ってよく見ると、今年はケストナーの生誕125年、没後75年な

          続きのない話#558:夏の岩波少年文庫フェア2024(1857/1000)

          眼福耳福#12:生の意味を考える映画(1856/1000)

          これは映画のチラシとパンフレット。 かなりラディカルなタイトルではありますが、至ってマジメな映画です。 なぜ観に行ったかというと、絵本作家の舘野鴻さんが主人公の一人だから。先日の日本絵本賞の授賞式のとき、パンフレットが配られていて、俄然興味を持ったのでした。 しかも上映後のアフタートークで、監督の関野吉晴さん(グレートジャーニーの方ですね)と漫画家の新井英樹さんが対談する回がある! 新井さんがデビューした時の担当編集者はワタクシですからねえ、不思議に縁のある映画なんだな。

          眼福耳福#12:生の意味を考える映画(1856/1000)

          偏愛食品#464:ウィークタイ料理(1855/1000)

          話は京都から始まる。 いや違うな、昔々の大学生のころから始まる。 軽音楽のサークルに二つ上のへんてこりんな先輩がいた。たいていのへんてこりんな人は好きになるワタクシでありますから、若干18歳のみぎりであっても軸はブレず、H塚さんのことが好きだった。 H塚さんが学内のライブでそれまで聞いたことのない曲を歌い、妙に心に沁みるよなぁと思ったのが豊田勇造の歌だった。 気になるとなんでも自分のモノにしたくなる18歳男子学生は、都内のレコード店を回って、豊田勇造のLPを買い求めたもので

          偏愛食品#464:ウィークタイ料理(1855/1000)