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偏愛食品#466:先ず皮より始めよ(1864/1000)

子どもたちが帰ってくる。なにか食べたいものはあるかね?
餃子! 豚バラの塊を焼いてオイスターソースで味付けしたやつ!!

やけに具体的で肉々しいリクエストだけど、君たちが食べたいなら用意しますよ、もちろん。

餃子は皮から作るので、準備しなくては。
強力粉と薄力粉を1:1で混ぜ、1の量の半分を熱湯、残りを水で伸ばす。覚えやすい比率なので、目をつぶってやっても、必ず粉をこぼして大変なことになるから、しっかと目を見開いて混ぜる。

なんどかこねこねして球にする。

球の真ん中に穴を開け、3次元多様体というかドーナツ状にして、それをさらにぐいぐいと伸ばしていきますよ。

無限に引き延ばしてから、小さく切り離していく。

一つずつ潰して、ひらひらと伸ばして皮を作る。

実はこれはムスコ作
ワタシはテキトーに伸ばすので、円にならないのですよ

この皮はかなり水分を含んでいるので、餡を入れてまとめるときに水いらずなところが地味に便利。

皮をぐいぐい作り、それをさくさくと餃子化していきます。

ウチはこれをホットプレートで焼き焼きする派。

隙間なく並べるのが我が家流

まず焼き目をつけて、その後熱湯を餃子が浸るくらい入れる。即座に蓋をしてしばらく蒸し焼きに。
蓋を取って水分を飛ばしたら、

ほ~ら、もちもち焼き餃子の出来上がり~!

どーれ、よく焼けているかな?

どことなくイルカのように見えなくもない餃子がたっぷり焼けたよ。

豚バラの塊も順調にできた事ですし。
さあ、久しぶりに家族でカンパイだ!

こうして赤星を10本飲み、他のおかずも含め、すべてぺろりといった健啖一家なのでありました。
めでたしめでたし。

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