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続きのない話#539:音の模様替え(1760/1000)
義兄から、スピーカーを近いうちに処分しようと思うと連絡がありました。
ずいぶん前、我が家では置けなくなったのでもらってもらったJBL。
ずっと愛用していたとのことなので、かなりエージングが進んでいい音になっているのではないか?
処分するなら再び迎え入れるという手もあるぞ。
と思って、置き場所シミュレーションしてみたのだけれど、ムリ。
そもそも前の家から引っ越してくるときに差し上げたもので、あれ
偏愛食品#443:柱の傷は(1759/1000)
子どもの日にはたこあげてこまをまわして、いやそれはお正月。
今日はおととし兄さんがつけてくれた柱の傷を思い出す日ですね。
都会では集合住宅のベランダにさえこいのぼりを飾る家が減っている。
今朝来た新聞の片隅に書いていた。
テレビでは我が国の将来の問題を、膳場貴子さんたちが深刻な顔をしてしゃべってる。
だけども問題は今日の天気。傘がいらない。
傘が不要だということはピーカンの晴天だということで、
続きのない話#538:児童書好きは上野へ!(1758/1000)
子どもの日には子どもの本を。
上野の森(動物園のお隣あたり)で、親子ブックフェスタが開催中~!
これはさまざまな児童書出版社がブースを出し、著者のサイン会や各種イベントが行われる、児童書に特化したにぎやかなお祭りです。2000年の「子ども読書年」の記念事業として始められたもので、今年でもう25回目になるんですね~。今年は5月4日と5日、2日にわたって開催されます。
書籍や雑誌には、再販制度とい
続きのない話#537:拙者の洗車(1757/1000)
天気がよく爽やかな風が吹く連休の一日。
録りためたサンデー・ソングブックを聴いて、朝からなごんでおります。
夜、ごはんを食べに行く以外とりたてて用事のない日。
「Let The Good Times In」(The Wishbone)などというこれまで知らなかった「ああいう曲」を聴きながら、読みさしの本を何冊も並行して読む。
丸八製茶場の加賀玄米茶を飲みつつ、東阪あられの味松葉、鬼あられ、うきあ
偏愛食品#442:ひとりでも文殊の(1756/1000)
無性に立ち食いそばが食べたくなるときってありますよね?
え、ない? そうか、そういう人もいるのかもしれないね。
もちろんそれはそれでいいけれど、ワタクシは立ち食いそば愛好家なので、食べたくなったら食べちゃいな! とピンクレディーのように思うときがあるのだよ。もっと元気よく、もっとめちゃくちゃに、もっと幸せに♫
先日、超絶久しぶりに両国に行ったときのこと。
そこには立ち食いそばの名店があるのを思
続きのない話#536:あらしのよるにの夜に(1755/1000)
「あらしのよるに-ひみつのあいことば-」の舞台を観てきました。
作者のきむらゆういちさんと、今度「読みたいラジオ」の収録があって。
読んでいただくのは「あらしのよるに」なので、なにか参考になることがあるのではないかと思い、お出かけしたのです。
もとになった絵本「あらしのよるに」は1994年の刊行。なんと30年前なんですね。当時読んでオオカミとヤギとの異種(というか捕食被食関係なんでやんすが)交
豆千代さえかわいければ#25:ある日の公園で(1754/1000)
豆千代は散歩はスキだけど散歩はキライ。
ああ、アンビバレントなかわいい生き物よ。
スキなのは家から外に出ること。
「おさんぽしようか?」と声をかけると、ハアハアしながらくるくると回りはじめる。「くるくる回る」は彼のボディランゲージで、意味するところは「ちょうだい」。つまりおねだりしているわけですね。
だから「ヨーグルト食べる?」なんて聞こうものならすごいよ。
なにしろあらゆる食べ物の中でいちば
続きのない話#535:2024年のエーリヒ・ケストナー(1753/1000)
いつも行く書店にはお決まりの店内回遊ルートがある。
最後にたどり着く文庫新刊コーナーで、今月の新人さんを見ていたら。
なんと!
の勅令!
ではなくて、懐かしい本に出合った。
ケストナーの「消え失せた密画」が新刊になってるよ!(見出し写真一番右側です)
ウチにはこの本が2冊ありまして、左側が1974年6月刊行の創元推理文庫第5版。真ん中が2007年4月刊行の創元推理文庫第19版(この2冊はカバ
続きのない話#534:湘南、ライトメロウな午後(1752/1000)
海の近くに住んでいていいことは、なんといっても海が近いこと。
と、最近一部地域で流行っている(のか?)トートロジーでご説明。
たとえば、なにもすることのない日曜の午後。
無聊を慰めようとビールの一杯でも飲もうかと思うじゃないですか。だけど代り映えしない家の中で飲んだってなにほどのこともない。
では、と重たい腰を上げ、海に向かって歩き出す。
なんだか気分のいい公園を抜けると、小さな映画館のあるか
偏愛食品#441:うどんはもぐもぐと(1751/1000)
ウ~~ドン! うどんは美味しいね。
博多も讃岐も大阪も東京も稲庭も水沢も、みんな違ってみんな旨い!
うどん自由平等博愛主義者のワタシはどのうどんも差別しませんよ。
「俺は差別しないOhつきあいたい」と清志郎のように思うのであった。
そんなワタシが武蔵野うどんなる存在を知ったのはいつのことだろう。ちゅるちゅるでもずるずるでもなく、これはもぐもぐだという。
噛みしめるうどん。
お店はこう綴ってい
聞かなきゃsongs#86:今夜はブギー・バック(1750/1000)
抽選に当選した!
今夜はブギー・バック♫
80年代は「A LONG VACATION」、90年代は「LIFE」。
明確にその10年間の私的ベストと言えるのは、この2つのディケイドの2枚だけ。
今に至るまでずっと聴き続けているのだから間違いない。
底流に流れるものは同じではないかとワタクシ的には思っていて、それはA&Mとかフィル・スペクターとか夜のシュミルソンとかクロディーヌ・ロンジェとかもちろ
仲間ログ#311:新宿だって中央線(1749/1000)
月イチ開催している中央線の会は、今宵で20回目となります。
中央線の全駅で飲むというルールだから、もちろん新宿でも下車しますよ。
下車するけど、新宿はあまりにも多くの路線が入り込んでいるので、中央線感が薄いのが難点。吉祥寺とか高円寺とか西荻窪などという、どこをとっても中央線という駅から比べると、ちょっとよそよそしいよね。(そんなこと言われても新宿駅は困るだろうけれど)
改札を出たら、東西南北ど
偏愛食品#440:おいしさの秘密、わかるね?(1748/1000)
京都に志津屋さんというパン屋さんがあるのをご存知でしょうか?
そしてその店にカルネという不思議な不思議なパンがあることは?
秘密のケンミンSHOW極という番組をたまに観ています。観るたびに、日本にはまだまだ知らない食べ物がたくさんあることよ、と思うのだな。
今や県内というより、もっと細分化された地域の食べ物を紹介したりして、豊かな風土の恵みに思いを馳せております。
さてカルネ。
ケンミンSHO
続きのない話#533:ガクガクになった話(1747/1000)
ムスメ画伯が描いた「おむすびころりんな豆千代」を額装した。
これで左の「宇宙ポメラニアンと豆千代」と、2枚の絵が並びました。
いいでしょう~?
豆千代が我が家にやって来て早や11年。
みんなに愛されていることがお分かりいただける絵柄だと思います、わんわん。
「虹の橋を渡る」というのは婉曲表現ですが、その橋を渡る前に、ペットは神様に名前を聞かれるそうで。
「あなたの名前は?」
すると多くのペット
続きのない話#532:珊瑚の日(1746/1000)
結婚25年は銀婚式、50年は金婚式。
では35年は?
驚くなかれ珊瑚婚式というらしいよ。
「さんじゅうごねん」だから「さんご」?
そんな安易なネーミングは日本以外では通用しないでしょうに。
まあそれはいいとして。
なんでこんなことを書いているかというと、そう、お察しの通り本日が我が家の結婚35周年なのですね。
めでたいな、パチパチ。
35年という長い年月の間、もちろんいろいろなことがあったわ
偏愛食品#439:白きたおやかな筍(1745/1000)
京都にお住まいのH部さんからたけのこをいただいた。
掘りたてなのでしょうか、まだ皮に土がついている。
4兄弟を並べてみようか。
たけのこたちはみんな仰向けに寝ているとして、いちばん左のたけのこの右肩あたりをご覧ください。
ぼわんと土がついているでしょう?(よく見えない方は心眼で見てください)
肩についている土、白いですよね。
これがいかにも京都だなぁ~と思う所以です。
たけのこの話になると