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イタリア紀行

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#パスタ

お誕生日はエルバ島で②お誕生日の前夜、前編

お誕生日はエルバ島で②お誕生日の前夜、前編

ゆっくりと波を切っていたフェリーがスピードを緩めたかと思って目線を上げると、対岸が近づいていくる。

島だ!エルバ島だ!

おしゃれな魚介のランチ

船から降りると、早速にお腹が空いてきた。

VIPのプライベートヨットが泊まる港の、おしゃれなレストランにてランチを頂く。

私たちが頼んだのは、

・生イワシ、松の実、レーズンのトマトソースのリングイネ
・ムール貝とカステルマーニョチーズのトロフィ

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「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.28(2024年4月)

「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.28(2024年4月)

皆様、チャオです!

鬼のように忙しく飛び回った4月でした。

2024年一番忙しい月(そうでないと困る!)だったと思います。

弟が来てくれたり、日本最大のオリーブ園様の出張アテンドで5日間トスカーナ中を回ったり、フードテック界の視察同行で南イタリアのカンパーニャ州に行ったり、、Etc、

それでも、今月1番の目玉は、私のガストロノミー・ツアー2024春ですね。

日本から「マンマの台所」のメン

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リミニへ(2)

リミニへ(2)

アレッサンドロの実家のリミニへ。2週連続2回目。

ビデオにもまとめておきました。

家の下の桜が満開でした。

先週末のハイライトが、アレパパのオープンカーが開く瞬間だとしたら、
今週末のハイライトは、アレマンマのピッツァ窯が開く瞬間!

現代のイタリアの家庭には一家に一台あると言われる、家庭用ピッツァ窯。

マンマが前の日から気合を入れて生地を仕込んでくれて、400℃で直接焼き上げられるピッツ

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リミニへ(1)

リミニへ(1)

日曜日。アレッサンドロ実家のリミニへ。

この日一番のハイライトは、アレのパパのオープンカー拝借して、海の町リミニをドライブしたこと。

もう、真っ赤なオープンカーが開くあの瞬間と言ったら!

きゃーー!!って叫びたくなる(というか、叫んだ!)

生きてると良いことありますね〜!

ランチはマンマのお料理を。

ヤギのチーズのラビオリに、蜂蜜のソースとピスタチオをかけたプリモ。
サルシッチャに豚肉

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イタリア・プーリア州の家庭でのクリスマス2024Natale con i tuoi@Altamura, Puglia

イタリア・プーリア州の家庭でのクリスマス2024Natale con i tuoi@Altamura, Puglia

※リールでは1分半の動画にまとめています。

いざ、プーリアの家族の元へ!ボローニャから700km、車でマンマの長男と南下!

プーリア州、アルタムーラのマンマの家族の元にやってきました。

イタリアでは「Natale con i tuoi(クリスマスは家族の元で)」という習わし、私もクリスマスはホストファミリーの元で過ごします。

24日クリスマスイブ家族・親戚が集まり、料理支度です。

イブの

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母がイタリアへ(3)パルマ&ボローニャから日本帰国編

母がイタリアへ(3)パルマ&ボローニャから日本帰国編

11月、母が一人で私を訪ねてきてくれました。

父とトイプードルはお留守番です。

8日の短い滞在でしたが、私の本拠地エミリア州ボローニャはもちろん、ボローニャから電車でモデナやパルマにもお連れし、またプーリア州のマンマの元へも。ぎゅっと詰まった密な時間。

最終回の第三弾は、ボローニャに戻ってきまして、パルマ半日観光、ボローニャでのお見送り編です。

パルマへ!

ボローニャから電車で1時間、パ

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母がイタリアへ(2)プーリア州バーリ・アルタムーラ編

母がイタリアへ(2)プーリア州バーリ・アルタムーラ編

11月、母が一人で私を訪ねてきてくれました。

父とトイプードルはお留守番です。

8日の短い滞在でしたが、私の本拠地エミリア州ボローニャはもちろん、ボローニャから電車でモデナやパルマにもお連れし、またプーリア州のマンマの元へも。ぎゅっと詰まった密な時間。

第二弾は、プーリアのマンマの元へ、プーリア編です。

こちらにリールでも1分半でまとめています。

バーリ

アルタムーラ

バーリへ!

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ボローニャの郷土料理レストラン。ボローニャ在住の料理家のおすすめ(旅するイタリア料理@Bologna)

ボローニャの郷土料理レストラン。ボローニャ在住の料理家のおすすめ(旅するイタリア料理@Bologna)

今回はボローニャのレストランで食べるオススメ郷土料理を、ボローニャ在住の料理家が紹介します。

ちなみに、ボローニャ大学の博士課程で、食と料理の歴史文化学を専門に研究してます。

お客様をご案内することも多い上、ボローニャの友達と食べ歩き、2年間で地図の通り、相当な数のレストランに行きました。

その中で絞りに絞って、私のおすすめをご紹介します!

@Ristorante Donatelloボロー

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パドヴァのもみじ、鴨肉のビーゴリ(旅するイタリア料理エッセイ@ヴェネト州パドヴァPadova, Veneto)

パドヴァのもみじ、鴨肉のビーゴリ(旅するイタリア料理エッセイ@ヴェネト州パドヴァPadova, Veneto)

ヴェネト州パドヴァ。紀元前9世紀から町は栄え、ルネサンス期のフレスコ画の傑作、イタリア2番目に古いパドヴァ大学、ヨーロッパ最古の植物園などを有す町。そんなパドヴァにひょんなことから1泊2日でお邪魔した時のことを徒然と。

料理の前に、少し街歩きを。

まずは、町の中心にある1831年創業の歴史的カフェ「Caffé Pedrocchi」で、名物のミント・カフェで朝食。

エスプレッソの上に、ミント・

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「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.23(2023年11月)

「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.23(2023年11月)

皆様、チャオです!

今月は母がイタリアに訪ねてきてくれまして、なんと、マンマ同士が実際にご対面したり、パドヴァに行ったりシチリアに行ったり、心許せる大切な人たちと良い食を囲み、楽しく充実した日々を過ごしました。

また、「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」のプロジェクトは本として出版すべく、動き始めています。

そんな様子をお伝えします!

ヴェネト州パドヴァ紀元前9世紀から町は栄え、

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モザイクの町ラヴェンナ

モザイクの町ラヴェンナ

ボローニャから電車に揺られること1時間ちょっと。

5世紀からのモザイク画が宝箱のように詰まったラヴェンナの町へ行ってきました。

これが凄い。。本当に圧巻。

シンプルな外見からは想像できない、中に入るとハッと息をのむ、煌びやかなモザイク画には、人の叡智に畏敬の念さえ抱きます。

と共に、金やルビーの希少な材料、緻密な計算、細やかな作業、、
1500年前のラヴェンナで、一体何故こんなことが可能だ

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イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里@サルデーニャ島へ!!

イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里@サルデーニャ島へ!!

「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」、第17州めは、サルデーニャ島へ。

84歳のナンナおばあちゃんに伝統の家庭料理を習ってきました。

一言でいうと、ものすごく良かった。

青い海も、控えめで温かい家族も、絶妙に丸い家庭料理も、ユニークで尖った伝統文化も。

数ヶ月前に来ていたら、サルデーニャの家庭料理に対する理解も、サルデーニャが持つ海の青さも、きっとこんな風には感じなかったのだろう

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「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.20(2023年8月)

「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.20(2023年8月)

皆様、チャオです!

帰国して8月は、まるまる1ヶ月日本にいました。

帰国時スペシャル食事会、実地料理教室にて、お会いできた方々も多く、私自身もハッスル、笑顔溢れた空間に身を置き、とても幸せでした。

家族、友達と時間を過ごし、羽を休め、エネルギーが湧いてきました。

また9月からイタリアに戻り、新たなスタート。頑張ります!

帰国時スペシャルお食事会&料理教室年に一度の帰国時スペシャル!!

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大盛況!!帰国時スペシャル食事会&料理会2023

大盛況!!帰国時スペシャル食事会&料理会2023

年に一度の帰国時スペシャル!!

8月26,27日に「帰国時スペシャル☆イタリアのマンマ直伝食事会&料理教室」を開催。

大盛況ありがとうございました。

なんという熱気に溢れた空間、感無量です。

北は北海道、愛知、大阪、広島、島根、南は愛媛まで、全国津々浦々からお越し頂いた皆様は、本当にユニークな方々ばかり。お会い出来て本当に嬉しかったです。

イタリアのマンマに教えて頂いたディープなお料理を

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