中小路葵@イタリア家庭料理研究家@Bologna

お茶高→東大→クックパッド(海外事業部)→コンサル→ボローニャ大学PhD イタリア家庭…

中小路葵@イタリア家庭料理研究家@Bologna

お茶高→東大→クックパッド(海外事業部)→コンサル→ボローニャ大学PhD イタリア家庭料理研究家。 50か国旅人、それでもイタリアが好き。 オンライン料理教室「イタリアのマンマ直伝パスタクラス」、雑誌「1番近いイタリア」、執筆、ビジネス通訳、講演などで活動。

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このコミュニティでは、イタリア料理を楽しむ人が集まり、私と一緒に20州のイタリア家庭料理を旅します。 私は、2022年1月より2年間、イタリアに留学します。 その2年の間に「イタリア全20州のマンマにパスタを習う」という野望を抱いています。 山を越え、谷を越えて、そこにしかない伝統料理や受け継がれてきた知恵や文化を学びたいのです。 そこで得た生の学びを皆様に共有し、一緒にディープなイタリア料理を楽しむためのコミュニティです。 現地で教えてもらった美味しい郷土料理のレシピや、生の情報や経験を、写真や動画とともに、毎月お届けします。 共にエキサイティングでディープなイタリアの冒険を味わいませんか? そして、2年間のイタリア留学を、是非1番近くで応援頂けたら嬉しいです! ■このコミュニティで得られる6つのこと ①毎月1日「マンマ直伝レシピ」配信! ②現地イタリアの写真&ビデオをレポート! ③希少な食材や調理用品のお裾分け ④分かりやすいスケジュール管理 ⑤気軽に先生に質問し放題 ⑥ユニークな仲間との学び合い

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    初秋のイタリア⭐︎ポルチーニの手打ちタリアテッレ& 豚とミルクのスカロッピーネ

    「初秋のイタリア⭐︎ポルチーニの手打ちタリアテッレ& 豚とミルクのスカロッピーネ」 9月も終わり、すっかり秋になりましたね。 今回は、そんな初秋を飾るイタリア家庭料理を2品、作っていきます! まずは「ポルチーニの手打ちタリアテッレ」。 乾燥ポルチーニ(しいたけも良いですね!)、生のキノコを組み合わせた、風味豊かなキノコのバターソースをマスターします。 パスタは、手打ちタリアテッレ。 このあたりでは、ポルチーニが採れた日には、マンマが手打ちの長いタリアテッレを打って、キノコを味わいます。これが、本当に絶品。。!!! 基本の卵パスタ、旬の食材の生かし方を学びます。 材料は少ないけれど旬のものをシンプルに、本当に美味しいイタリア料理の真髄です。 もう1つ、メイン料理は「豚とミルクのスカロッピーネ」 10分でできるシンプルな料理ですが、ミルクのおかげでお肉が柔らかくなって、絶品です。 今回は薄切り豚肉で、もしレシピを気に入ったら大きな豚ブロックで作るとおもてなし料理になります。 お楽しみに!
    2,900円
    イタリアのマンマ直伝パスタクラス
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    月額ビデオコース

    〜全国人気No.1のオンライン料理教室「マンマ直伝パスタクラス」に月額ビデオコース誕生〜 ご自宅で、シンプルで本当に美味しいパスタの幅を広げませんか? 大好きなイタリアを行き来し、各地の家庭でマンマに料理を習い、パスタの奥深さに虜になり、人生の豊かさを知りました。 この月額制コースでは、そんな本場イタリアの、シンプルで本当に美味しい家庭のパスタを毎月1つ作ります。 おうちにいながら、本場イタリアのパスタを作る感動をお届けします! 【 月額制パスタクラスのシステム 】 1 習いたいレッスンビデオをこのサイトから選びます https://aurorapasta.base.shop/ ☆全50種類から選びたい放題。ビデオは毎週追加 ☆安心の定額制 ※2900円以内のレッスンからお好きなレッスンをお選び頂けます ※お任せコースも選択可です。 2 送られてきたレッスンビデオを見て、料理を作ります 好きな時に、好きなペースで。 材料をそろえたらいざキッチンへ。 追い付かなくなったら止めたり、巻き戻したり、何度も見てOK! 3 先生にLINEで質問し放題!感想も大歓迎♡ 作ってお写真を送ったり、分からなかった点、もっと知りたい点はお気軽に、いつでも先生に聞いて下さい。 4 (希望者)オプションで、オンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待 ご希望者には、イタリアの食文化、料理の豆知識、おすすめのイタリア料理店、ワインのペアリング、現地での小話など、先生と生徒たちが双方向で情報交換を楽しむLINEグループにご招待します もちろん、レッスンビデオで作った料理をここにシェアしてくれてもOKです◎ https://aurorapasta.base.shop/items/53751117 +++ 【月額制のメリット】 ✓自分の好きなメニューが選べる ✓好きな時間に、自分のペースで作れる ✓LINEで気軽に質問し放題 ✓オンラインコミュニティで繋がれる 【参加者の声】 「難しいこと、混みいったこと、何ひとつない。シンプルなのに、いつも美味しく作れる、魅力あふれた講座です。家族もいつも喜んでます」 「料理教室に通ったことがあっても、結局自分では二度と作らないことも多々あった私ですが、Aoi先生から習ったお料理やドルチェは、シンプルなのに美味しいから、また作ってしまう、、再現性が高いレッスンです」 「作ったパスタが美味しすぎて、家族に次の予約をリクエストされます」 「こんなに美味いパスタがこの世に存在するなんて~♪生きててよかった~って、心から思えるパスタに初めて出会いました!しかも自宅の台所で、誰にでも簡単にできるなんて!」 「先生のレシピはどれも、何度も色んな場面で使えて、お値打ち以上です!」 「有名なお料理ですが、レストランよりもおいしかったです」 「毎回予約していますが毎回感動します。お家パスタが変わりました」
    2,500円
    イタリアのマンマ直伝パスタクラス
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    初秋のイタリア⭐︎ポルチーニの手打ちタリアテッレ& 豚とミルクのスカロッピーネ

    「初秋のイタリア⭐︎ポルチーニの手打ちタリアテッレ& 豚とミルクのスカロッピーネ」 9月も終わり、すっかり秋になりましたね。 今回は、そんな初秋を飾るイタリア家庭料理を2品、作っていきます! まずは「ポルチーニの手打ちタリアテッレ」。 乾燥ポルチーニ(しいたけも良いですね!)、生のキノコを組み合わせた、風味豊かなキノコのバターソースをマスターします。 パスタは、手打ちタリアテッレ。 このあたりでは、ポルチーニが採れた日には、マンマが手打ちの長いタリアテッレを打って、キノコを味わいます。これが、本当に絶品。。!!! 基本の卵パスタ、旬の食材の生かし方を学びます。 材料は少ないけれど旬のものをシンプルに、本当に美味しいイタリア料理の真髄です。 もう1つ、メイン料理は「豚とミルクのスカロッピーネ」 10分でできるシンプルな料理ですが、ミルクのおかげでお肉が柔らかくなって、絶品です。 今回は薄切り豚肉で、もしレシピを気に入ったら大きな豚ブロックで作るとおもてなし料理になります。 お楽しみに!
    2,900円
    イタリアのマンマ直伝パスタクラス
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    月額ビデオコース

    〜全国人気No.1のオンライン料理教室「マンマ直伝パスタクラス」に月額ビデオコース誕生〜 ご自宅で、シンプルで本当に美味しいパスタの幅を広げませんか? 大好きなイタリアを行き来し、各地の家庭でマンマに料理を習い、パスタの奥深さに虜になり、人生の豊かさを知りました。 この月額制コースでは、そんな本場イタリアの、シンプルで本当に美味しい家庭のパスタを毎月1つ作ります。 おうちにいながら、本場イタリアのパスタを作る感動をお届けします! 【 月額制パスタクラスのシステム 】 1 習いたいレッスンビデオをこのサイトから選びます https://aurorapasta.base.shop/ ☆全50種類から選びたい放題。ビデオは毎週追加 ☆安心の定額制 ※2900円以内のレッスンからお好きなレッスンをお選び頂けます ※お任せコースも選択可です。 2 送られてきたレッスンビデオを見て、料理を作ります 好きな時に、好きなペースで。 材料をそろえたらいざキッチンへ。 追い付かなくなったら止めたり、巻き戻したり、何度も見てOK! 3 先生にLINEで質問し放題!感想も大歓迎♡ 作ってお写真を送ったり、分からなかった点、もっと知りたい点はお気軽に、いつでも先生に聞いて下さい。 4 (希望者)オプションで、オンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待 ご希望者には、イタリアの食文化、料理の豆知識、おすすめのイタリア料理店、ワインのペアリング、現地での小話など、先生と生徒たちが双方向で情報交換を楽しむLINEグループにご招待します もちろん、レッスンビデオで作った料理をここにシェアしてくれてもOKです◎ https://aurorapasta.base.shop/items/53751117 +++ 【月額制のメリット】 ✓自分の好きなメニューが選べる ✓好きな時間に、自分のペースで作れる ✓LINEで気軽に質問し放題 ✓オンラインコミュニティで繋がれる 【参加者の声】 「難しいこと、混みいったこと、何ひとつない。シンプルなのに、いつも美味しく作れる、魅力あふれた講座です。家族もいつも喜んでます」 「料理教室に通ったことがあっても、結局自分では二度と作らないことも多々あった私ですが、Aoi先生から習ったお料理やドルチェは、シンプルなのに美味しいから、また作ってしまう、、再現性が高いレッスンです」 「作ったパスタが美味しすぎて、家族に次の予約をリクエストされます」 「こんなに美味いパスタがこの世に存在するなんて~♪生きててよかった~って、心から思えるパスタに初めて出会いました!しかも自宅の台所で、誰にでも簡単にできるなんて!」 「先生のレシピはどれも、何度も色んな場面で使えて、お値打ち以上です!」 「有名なお料理ですが、レストランよりもおいしかったです」 「毎回予約していますが毎回感動します。お家パスタが変わりました」
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    イタリアのマンマ直伝パスタクラス
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    永遠の都、ローマ♾️ディープで思い出の詰まった料理

    「永遠の都、ローマ♾️ディープで思い出の詰まった料理」 ローマは、私にとって永遠に特別な場所になりました。 私はその夜待ってることなどいざ知らず、 お昼に知る人ぞ知るローマの郷土パスタを楽しみました。 それが「パスタ・アッラ・グリーチャ」。 たっぷりのグアンチャーレ、その旨味たっぷりの脂にペコリーノチーズをたっぷり注いで作るソース。 誰にでも手に入る材料でシンプルに作る”貧民のパスタ”が多いと言われるローマ、これもその1つです。 人生で最もロマンチックな日に食べた”貧民のパスタ”、簡単で美味しいのでぜひ皆様と一緒に作っていきます! もう1つは「ユダヤ人のトルタ」。 ローマには古代から続く大きなユダヤ人ゲットーがあります。 そんなユダヤ人ゲットー街で彼らに愛され続けている小さなお店に行ってきました。 看板もなく、狭い入り口には、ユダヤの帽子を被った人たちが行列を作っており、 中に入ると狭い店内に所狭しと焼きたてのケーキやお菓子が売られています。 その中でも有名なのが、「リコッタとジャムのトルタ」 これ、見た目は焦げて黒くて、持つとずっしりと重い。 洗練されたケーキに慣れた私たちは、何これ!?というような素朴なケーキなのですが、 これがまた、食べるほどに染み渡る美味しさ。 リコッタと甘酸っぱいさくらんぼジャムの相性が抜群。 迫害され、隠れるように暮らす日々でも、この甘いケーキを食べる時間は幸せだったのだろうなぁ、と、想像してみたりします。 そんな2つのローマ料理を作っていきます。 お楽しみに!
    2,900円
    イタリアのマンマ直伝パスタクラス
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クラウドファンディング「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーサポーターの募集を開始。サポーターには人気オンラインコミュニティへご招待

クラウドファンディング「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターの募集を開始しました。 サポーターの方々は人気オンラインコミュニティ「マンマの台所」へご招待します。 コミュニティでは、イタリア全20州の家庭料理を学ぶ旅を、非公開グループにてリアルタイムで一緒に楽しみます。 毎月、習った本当に美味しい料理のレシピ、旅の風景、現地のディープな食事情などを、写真や動画と共にお届けします。 世界に一つ、最高にユニークでディープな冒険を一緒に楽しみま

    • イタリア庶民料理の研究〜歴史上’声なき’人々の料理を紡ぎたい〜マンスリーレポートVol.21(2024年9月)

      皆様、チャオです! ボローニャ大学博士課程で、イタリア料理の文化人類学を研究しております、中小路葵です。 研究を応援して下さる皆様に向け、活動報告としてマンスリーレポートをお届けします。 研究の進捗今月の目玉はなんと言っても、初の学会発表だったので、それを中心に動きました。 9月中旬まで日本での一時帰国、個人的なライフイベントもあり、なかなか研究だけに専念できる時間が少なくなってしまったのですが、学会発表の準備はしっかりとできました。 読み進めている論文の要約は、こ

      ¥8,000
      • オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年9月

        オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年9月のレポートです! 今月のレシピは「ローマ風ピッツァ」。 先月、日本帰国前に訪れた永遠の都、ローマ。紙のように薄く、生地にたっぷりのオリーブオイルが入っているので、パリッパリに焼き上がります! その他、9月は一時帰国、ボローニャへの帰国、結婚式の準備の様子など、盛り沢山な日常を、様々なディープな食の経験と一緒に、皆様にリアルタイムでお届け。 「マンマの台所」メンバーも45人。 一緒にディープなイタリア料理を旅して下さる

        • 「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.33(2024年9月)

          皆様、チャオです! 今月はボローニャに戻り、生活リズムを取り戻しつつ、月末には国際ガストロノミー学会に参加したり、充実した1ヶ月でした。 また、結婚の公示も行い、正式に12月1日に結婚することになりました。 そんな今月も、食が、料理が人の人生の幅を広げ、人を豊かにする場面に沢山出会いました。 それでは、2024年9月のレポートをお送りします! ボローニャに戻ってきました9月半ば、あっという間の日本の一時帰国を終え、イタリアに戻ってきました。 帰ってきて早々、着物を

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        クラウドファンディング「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーサポーターの募集を開始。サポーターには人気オンラインコミュニティへご招待

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        • ボローニャ大学博士「食の文化人類学×デジタル」研究
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        • イタリア紀行
          158本
        • ニュース
          44本
        • 料理の徒然
          23本
        • 雑誌「1番近いイタリア」
          34本
        • オンライン料理教室「イタリアのマンマ直伝パスタクラス」
          151本

        メンバーシップ

        • オンラインコミュニティ「マンマの台所」始動!🇮🇹第1回レシピ配信と学び合いの様子

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        記事

          イタリア、北と南の結婚式の違いについて。義父の檄文が面白すぎる。

          とある日、アレッサンドロより転送されてきた文章。 すっごく長い。 どうしたと思って読んでみると、息が伝わってきてめっちゃ面白い。 誰からのと聞いてみると、「Giampy(ジャンピー)」と。 本名Giampietro(ジャンピエトロ)、アレッサンドロの父である。 穏やかな見た目に反して燃える魂の持ち主。 この彼、18歳から今まで生涯の大半を北イタリアのリミニで過ごしてきたが、元々は南イタリア、プーリア州の出身。 その彼が、南イタリアの結婚式を熱く語る。 ご賞味く

          イタリア、北と南の結婚式の違いについて。義父の檄文が面白すぎる。

          【ご報告】婚約しました💍

          超サプライズで、トレビの泉で指輪を頂きました。 書きながら自分がびっくりで、まだ実感が湧かないのですが、 優しくて面白くて料理が上手なアレッサンドロと 2人で一緒に人生を歩んでいくことを、 素直に心から幸せに思います。 色々人生が動いていくところですが、 2人で掛け算となるように、 夢を実現できるように、 皆様の食卓を豊かに、 世の中を少しでも豊かにできるように、 これからも頑張ります。 未熟な2人ですが、こんな2人をどうぞ宜しくお願い致します。 8月24日 永遠の都

          ヴェローナの美食。郷土料理とプロフェッショナルが織りなす料理。

          ヴェローナへ、ローマ劇場にて行われる野外オペラを観に行ってきました。 今回は、そこで食べた料理を紹介! まずは、前菜から。 「バカラ・マンテカート(Baccalà mantecato)」 乾燥の鱈をペーストにしたお料理ですが、このお店のはホワッと軽い仕上がりで、ネトッとした脂っこさがなく、非常に美味でした。 下に添えてあるのは、ポレンタをグリルしたもの。 バカラ・マンテカートは以前レッスンでも作った、有名なヴェネト州のお料理であります。 さて、次に、パスタ、メイ

          ヴェローナの美食。郷土料理とプロフェッショナルが織りなす料理。

          愛の街ヴェローナ、ローマ劇場にて野外オペラ

          8月頭、ずっと憧れだった、ヴェローナのローマ劇場の野外オペラへ。 2000年前の遺跡でオペラ鑑賞、 演目は大好きな「カルメン」、 隣には愛らしいパートナー、 暮れゆく夕陽に、吹き抜ける夏の夜風。 夢叶い、幸せいっぱいです。 そして、Città d’amore、愛の町ヴェローナ。 その名の通り、愛に溢れてました。 もう町歩く人たちが幸せそうで、「自分たちが物語の主人公なんだ」って、そう思わせられる町。 ロミオ&ジュリエットの舞台であるのが納得。 きっと何年経っても

          愛の街ヴェローナ、ローマ劇場にて野外オペラ

          イタリア庶民料理の研究〜歴史上’声なき’人々の料理を紡ぎたい〜マンスリーレポートVol.20(2024年8月)

          皆様、チャオです! ボローニャ大学博士課程で、イタリア料理の文化人類学を研究しております、中小路葵です。 研究を応援して下さる皆様に向け、活動報告としてマンスリーレポートをお届けします。 研究の進捗8月は夏休み、といいつつ、そうは言っていられないくらいやることも多く、帰国までの3週間は研究を頑張って進めていました。 また、論文研究、インタビュー5件に加え、9月と10月に控える学会発表に向けてもっぱら準備を進めています。 読み進めている論文の要約は、こちらのマガジンに

          ¥8,000

          イタリア庶民料理の研究〜歴史上’声なき’人々の料理を紡ぎたい〜マンスリーレポートVol.20(2024年8月)

          オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年8月

          オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年8月のレポートです! 今月のレシピは「ズッキーニのパルミジャーナ」。 先日サマースクールで訪れたプーリア州サレントで、ズッキーニのとっても美味しくて夏らしい料理に出会いましたので、そのレシピをお伝えします! その他、8月は自分自身の婚約、日本への一時帰国など盛り沢山な日常を、様々なディープな食の経験と一緒に、皆様にリアルタイムでお届け。 「マンマの台所」メンバーも45人。 一緒にディープなイタリア料理を旅して下さる皆様は

          オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年8月

          「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.32(2024年8月)

          皆様、チャオです! 私事ですが、8月末から9月中旬まで日本に一時帰国していた関係で、大変遅くなってしまったのですが、8月のレポートです。 2024年8月は、激動の1ヶ月でした。 そんな今月も、食が、料理が人の人生の幅を広げ、人を豊かにする場面に沢山出会いました。 それでは、2024年8月のレポートをお送りします! 2024年8月婚約しました💍超サプライズで、トレビの泉で指輪を頂きました。 書きながら自分がびっくりで、まだ実感が湧かないのですが、 優しくて面白くて料

          「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.32(2024年8月)

          現代イタリア人は、数あるパスタをどう使い分けるのか。

          イタリアでは、600種類以上あるとも言われるパスタ。 その中にはショートパスタ、ロングパスタ、詰め物パスタ、平パスタ(Ex ラザニア)とさまざま。 実際の現代イタリア人は、どのように区別しているのでしょうか。 美味しい食べ方ってあるのでしょうか? 「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」でイタリア中の家庭に滞在したり、イタリア人の婚約者と生活を共にしたり、実際のイタリア人の食生活を覗く中で見た私の所感を簡単に記載します。 現代イタリア人のパスタの使い分け結論か

          現代イタリア人は、数あるパスタをどう使い分けるのか。

          イタリア、ボローニャのメジャーなスーパーのリスト

          私のアパートに泊まるお客さんから良く聞かれることの1つ。 「近くにスーパーはありますか?」 その土地のスーパー回るの、楽しいですよね〜。 その日食べるものはもちろん、お土産を買ったり、スーパーは何かと便利だと思うので、ボローニャのメジャーなスーパーのリストをあげておきます。 1. COOP(家近)押しも押されぬイタリアのスーパー。私のマンションの1階は小さめのCOOPです。旧市街にはコンビニのようなスーパーしかないので、もし大きいところが見たければ少し市街地から外に出

          イタリア、ボローニャのメジャーなスーパーのリスト

          北イタリア、ピエモンテ州のワイン:美ワインの宝庫を探る

          イタリア北西部に位置するピエモンテ州は、土地の持つポテンシャルと歴史的な背景から、イタリアのワイン産業の中心地の一つとなっています。 今回は、今年秋に開催しますピエモンテ州ガストロノミーツアーに向けて、伝統的な品種から現代的なものまで、ピエモンテ州のワインについて、背景、主要な品種、特徴について深掘りしてみましょう。 ピエモンテ州のワインの文化と背景ピエモンテ(Piemonte)は、イタリア語で「山の足元」を意味するように、州内にはアルプス山脈とアペニン山脈が連なる地形が

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          北イタリア、ピエモンテ州の郷土料理: 美食の宝庫を探る

          美食で名を馳せるイタリア北西部のピエモンテ州(Piemonte)、州都はトリノ。 山々に囲まれた風光明媚な地形と気候が独特の食材とレシピを生み出しています。 今回は、秋に控えます、料理家の私と巡る「ピエモンテ州ガストロノミーツアー」に向け、ピエモンテ州の郷土料理を深掘りし、その背景や歴史、特有の調味料や材料について探ってみます。 ピエモンテ州の食文化と料理の歴史ピエモンテ州は、その地理的条件により、料理のバリエーションが豊かで、特に肉料理やトリュフ、ワインが有名です。

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          編集後記(「1番近いイタリア」2024年夏号)

          ※こちらの記事は「1番近いイタリア」2024年夏号の編集後記の抜粋です。 何でもない平日の夜、何をするわけでもない。エアコンを消して、窓を開け放すと、昼間の暑さが嘘のように、夜風が気持ち良い。普段はダイニングの置物になっているテレビだが、今だけはオリンピックの歓声が聞こえる。一緒に買い物行って、洗濯して、作ったご飯を囲んで、これからゴロゴロして、映画でも見ようか。そんなたわいもない、普通の日。そんな普通の日が笑いで溢れる日常に感謝しながら、フォークをすすめる。 先日、ヴェ

          編集後記(「1番近いイタリア」2024年夏号)