#鎌倉殿の13人
独断と偏見で語る大河ドラマへの思い2
今から2年ほど前にNHK大河ドラマについての総評記事を書かせていただきました。
この記事で私の勝手な独断で選んだランキングは、
第1位「いだてん」2019年(8.2%)
第2位「龍馬伝」2010年(18.7%)
第3位「平清盛」2012年(12%)
()内は視聴率:社会実情データ図録より
私が1位に選んだ「いだてん」は、ビデオリサーチ(関東地方)によると歴代大河のうちでワースト記録だったそ
大河ドラマのバトンリレー
鎌倉殿の13人え!?
と固まったままエンドクレジットを呆然と眺めてしまったラストでした。
あまりにも意外な義時の最期に、ただただ意表を衝かれた感じです。
義時の「執着」と政子の「スイッチ」
義時はまだまだ死ぬ気はなかったということですね。
床にこぼれた薬を、必死に這いつくばってまで舐めようとする姿は、もはや「人」ではなく、本能のままに「生」に執着する獣のようにしか見えません。
これ以上
《日本史》源氏の血筋とその後
こんにちは。
Ayaです。
11月半ばも過ぎ、『鎌倉殿の13人』も佳境に入りつつありますね。
大泉洋さん演じる源頼朝が死んで以降、時々見るようにしてます。
今週は公暁による実朝暗殺が放送されます。公暁は実朝の首を抱えて三浦義村のもとに向かいますが、すでに裏切りを決めていた三浦は部下に殺害させます。
こうして源頼朝の血は絶えたとされていますが、実は少しだけ続いていたのをご存じでしょうか。
源鞠子(
「武士の鑑」の最期をどう演じるか
さて「鎌倉殿…」では
3代将軍・源実朝が公家から妻を迎えるにあたり、上洛した御家人たちの歓迎の酒宴で、北条時政の娘婿である平賀朝雅と畠山重忠の嫡男・重保とが口論になりました。
その理由を大河では、同行していた北条時政・りく夫妻の長男・政範の突然死をめぐっての事で、言った言わない、やったやらないというものでした。
お互いに譲らず、朝雅のほうは遺恨を残して時政夫婦に畠山の事を讒言し、畠山没落に向け
他にもあった!各時代の「合議制」
何かと話題の今年の大河「鎌倉殿の13人」ですが、何が面白いって、主人公やタイトルが「鎌倉幕府」でもなければ「源氏政権」や「北条執権」でもない「13人の合議制」という点が新鮮ですよね!
今までは、脇役に押しやられていた人たちにスポットを当てた所が大きな魅力でしょう。
そもそも「合議制」とは、国政の執行機関を、複数の人の意思によって取り決める制度のことで、現代の内閣も、国会の衆参両議院のすべての委
北条政子の大切なもの
今回の「鎌倉殿…」ではとうとう「比企能員の変」が起こり、比企一族が滅亡に追い込まれました。
観ていると、ふと違う角度から突き詰めて妄想してしまい、考察した事をまとめてみたいと思います。
比企能員を演じた佐藤二郎さんの演技が上手くて、あまりの憎たらしさに、思わず「殺ってやれ~」と北条の見方になってしまうほどでした。
しかし、そもそも、これは北条氏編纂の「吾妻鏡」を基本にしたストーリー仕立てで、
梶原景時はなぜ戦ったのか
前回の「鎌倉殿…」では首桶が並ぶシーンから始まってカットされてしまった「梶原景時の変」。
私としてはもう少し丁寧に描いて欲しかったと、残念に思ってしまいました。
今回演じた中村獅童さんの景時は、それまでの印象を変えてしまうほどの紳士ぶりで、頼朝への忠誠心に溢れた名士ぶりだったのに、さぞかし潔い散り方をするだろうと、内心では楽しみにしていたからです。
始まった当初は景時の最期のシーンを楽しみに