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#学問への愛を語ろう
一語の宇宙(2) | sibling
中学生の頃、「英語には日本語の『兄弟(きょうだい)』にあたる単語はありません」と教わった。
今では、ジェンダーに関する意識が高まったこともあり、兄弟ではなく「きょうだい」と表記されることもあるが、一般的に「兄弟はいらっしゃいますか?」と聞かれれば、「姉がいます」「妹がいます」と答える場合もある。
日本語の「きょうだい」は、(広義では)男の兄弟だけでなく、姉妹、兄妹、姉弟なども含まれる。
一語の宇宙(1) | term
ちょっと気分転換してみたくて、新しいマガジンを作ってみました。
シリーズ化するかは未定ですが、1記事1単語を取り上げていくつもりです。
今回は「term」という単語について、思い付くことを書きます。
#一語の宇宙
#term
term[ターム]という単語を辞書で調べると様々な意味が載っています。
「言葉」「期間」「時間」「間柄」など、たくさん訳語があります。
termという言葉に対応
語学エッセイ | 冠詞について
英語の冠詞 | 日本語の助詞
英語を学習し始めてすぐに学ぶのが「冠詞」である。
「This is a pen.」 や「This is an apple.」のような文。初学者でさえ、「a」「an」という不定冠詞を知っている。しかし、1つのものと2つ以上のものとを文法的には区別しない日本語話者にとっては、「a, an」のような冠詞なんて必要ないのではないか?、という疑問を持つ。
たしかに
ИНК教養講座 | 日本人のための英語発音入門(ネイティブの発音へ)
今日、こんなツイートを見かけた。
英語と日本語の発音は違うところが多いのだが、工夫次第でnativeの発音に近づくことができる。
今日は極めて実践的な発音練習をしてみよう❗❗
asshole (あっ、そう~)
英語が話されている国では「あっ、そう~」は、あまり言わないほうが良いだろう。意味は「お尻の穴」「嫌なヤツ」。
Come here. (神谷、かみや!)
意味は「こっちに来て
byとnear | 似た者同士の微妙な違いについて
(1) 似た者同士の差異
どんなに似ていても、違うモノである以上必ず違うところがあるはず。まったく同じモノだとしたら、別々のモノが存在している意味がない。どんなに微妙な差異であったとしても、差異があるから両者とも生き残っているのだろう。
ふと「near」と「by」の違いが気になった。日本語では、nearには「~の近くに」、byには「~のそばに」という訳語が当てられているが、2つの単語の違
英語の話🔠副詞を使いこなす。
以前書いた記事とカブることが多いですが、改めて副詞についてまとめておきます。
(1) 副詞とは?
https://kimini.online/blog/archives/11589
副詞は、英語ではadverb [アドバーヴ]と言います。
adverb = ad + verb
「ad」はラテン語で、「付加」を意味し、「verb」は「動詞」を意味します。
「形容詞」は基本的に「名詞」を修
⚠️日本語になった英語の発音に注意⚠️
(1) 間違いやすい発音「キャパシティ」(略してキャパ)は、英語では「capacity」だが、発音は「カパスィティ」。
「経歴」という意味の「キャリア」は、英語では「career」だが、発音は「カリアー」。
「キャリア」と発音するのは、carrierという単語。これは、運ぶ(carry)という動詞に「~する人、~する物」を表す接尾語 -erがついたもの。「運ぶ人、保菌者(病気を運ぶ人)」を意味
エッセイ | AIと英語教師の役割。「読む」が1番大切なこと。
(1) 英語を話すことってそんなに大事?
口の悪い人は言う。「英語が出来なくても英語を職業に出来るのは英語の先生だけだ」と。
確かに、英語を話すという面ではそんな気もするが、じゃあネイティブに直接教わっていたら英語がペラペラ話せるようになるかというとそれは違う。
たとえば、英語を全く知らない人に「post office」という言葉を教えるために、「手紙を出したり、お金を預けたり、云々す