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ペンシルママの本棚

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記事一覧

【DIE WITH ZEROの神髄について考える】

ペンシルママです。先日拝読した「DIE WITH ZERO」について自分なりに思うことがあったので書いてみます。

まず読んだ印象は「すごくいい本!」だと思いました。人にも勧めたい本です。しかしこの本の言いたいことは、究極の所、「ゼロにするために生きる」ことではないと思いました。

老後は貯金や今まで蓄えたお金を少しずつ減らしていく生活に、多くの人はなっていくと思いますが、やはり蓄えたものを少しず

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ペンシルママの本棚~お気に入りコミック編~

ペンシルママです。今日はペンシルママが過去何度も読んでいたお気に入りのコミックについて書きたいと思います。ペンシルママはコミックも大好きです。しかし現在は自宅にあるコミックは少ないです。自宅のスペースも限りがあり、多くを手放してしまいました。手放して後悔しているものもいくつかありますが、将来時間ができたらもう一度読み直したいコミックも書いています。

①のだめカンタービレ
映画にもドラマにもなった

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物語で過去の出来事がぐっと心に近づく(ハックルベリーフィンの冒険 マークトウェイン作)

ペンシルママです。今日はペンシルママが読んだ物語のことをお話したいと思います。それは、「ハックルベリーフィンの冒険」です。(マーク・トウェイン作1885年)これは「トム・ソーヤの冒険」の後に出版された物語で、「トム・ソーヤの冒険」でトムと一緒に冒険をした相棒ハックルベリーフィンが主人公の話です。ペンシルママはトムソーヤの冒険は読んだことがないのですが、名前だけは知っていました。ちょっとしたご縁でこ

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エルマーの冒険シリーズを読んで

ペンシルママです。今日は「エルマーの冒険」というお話について書きたいと思います。この本はルース・スタイルス・がネット作、1948年出版された児童文学です。全部で3部作あり、エルマーの冒険はそのうち第1巻になります。

1巻ではエルマーが町で見つけた年取った猫を拾ってくるところから始まります。その猫に「りゅうを助けてみませんか」と誘いを受け、エルマーは猫と一緒に旅の準備をして、一人船に乗って、みかん

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「深夜特急」を読んで

ペンシルママです。今日は「深夜特急」(沢木耕太郎著)について書きたいと思います。最初にペンシルママが読んだのは、20代の頃です。その頃のペンシルママはバックパッカーに憧れていて一度でいいからそんな風に自由に旅をしてみたいと思っていました。ですので様々な旅行本を読んでは旅の想像を膨らませていました。それら本の中の1冊が、タイトルの「深夜特急」だったのです。1986年に出版された本ですが、まず最初の旅

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ペンシルママの本棚~高学歴親という病~

ペンシルママです。今日はタイトルにある「高学歴親という病」という本を読んで感じたことを書きます。

まず専門的な話はなく、一般の人にもとても分かりやすい内容で好感が持てました。内容は特に高学歴な親が陥りがちな落とし穴といったことを説明しています。そして、多くの親が子に対して抱く、子どもにこうなってほしいという気持ちから生まれる押し付けの理想や早期教育に警鐘しています。脳が育つには順番があるというこ

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ペンシルママの本棚~FACTFULNESS~

ペンシルママが2回読んで、これは素晴らしいと思い、何度も読みたいと思った本をご紹介します。「ハンス・ロスリング」というスウェーデンの医師で公衆衛生学者が書かれた本です。筆者はTEDの常連スピーカーでもあったそうです。

この本では世界を正しく理解するために10の思い込みを乗り越え、データに基づいて世界を見る習慣を身につけることを目指しているそうです。

この本では最初にいくつかクイズを出されますが

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本を読みました。~ゼロから12か国語マスターした私の最強の外国語習得法~

ペンシルママです!先月丸善をぶらぶらしていてこちらの本を見つけたので購入しました。「ゼロから12か国語マスターした私の最強の外国語習得法」です。タイトルが長いので「ゼロから習得法」と略させていただきます。

ペンシルママはこれまでゆるーく英語を学習してきましたが、教材は映画「カサブランカ」のスクリプトと映画です。この映画を見ながら聞いて後からまねしてしゃべるという方法を数年ゆるーく続けています。な

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「きみのお金は誰のため」を読んで

ペンシルママです。先日「きみのお金は誰のため」という本を読みました。とても読みやすい経済教養小説でした。そして、最後は心が温まる話でした。そして、貯金投資、その先にFIREというブームに警鐘を鳴らしているようにも感じました。私たちは、貯金してお金を貯めれば、将来は安泰のように思っていました。少なくとも、ペンシルママはそのように思い投資を始めました。ですが、それは未来が現在と同じように人口が増えて、

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