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海外移住 in ベルギー

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海外移住で日々思ったこと、悩んだこと、を綴っていこうと思います。初心を忘れないために…
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#日記

すべては完璧なタイミングで起こっているのかもしれない

すべては完璧なタイミングで起こっているのかもしれない

育ての親の一人、祖父が急逝した。
とっても悲しかったしたくさん泣いたけど、
今回のことを通して、ある確信が芽生えました。

それは
起こることは全て完璧なタイミングで起こっている。

というのも今回、あまりにもうまくできすぎていることが重なったのです。

祖父の訃報を受け取る前日の夜、寝際に祖母に名前を呼ばれた気がした。
あまりにはっきり聞こえた気がしたので「あれ?」と思って、「ばあちゃん、じいち

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「周りの反対」は自分から出てるのかもしれない

「周りの反対」は自分から出てるのかもしれない

富山の漁村で育ち、洗濯物は川沿いの共同物干し場で近所みんなで干し、冬になれば隣の宮に生えるイチョウの木から落ちてきた銀杏をストーブで焼いて食べ、ネズミは近所の天井からウチの天井へと渡り走り(奴らは歩くことを知らない)、「アメリカ」は「外国」の日本語読みだと11歳くらいまで本気で思っていた私が、巡り巡って今ベルギーで暮らしている不思議に思いを馳せていたときにふと気づいたことがあったので書き留め。(ち

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海外での就活を通して増えた「わかり合えるだれかの視点」

海外での就活を通して増えた「わかり合えるだれかの視点」

ベルギーに来てから6月下旬にIDカード取得した勢いで7月~9月は派遣、そして10月から再度ジョブ・ハンティングに戻った私。そして10月初めに応募してた募集の結果がやっと出ました…無念!

イラスト課題も送って、2か月待った後の不採用通知ってもうほんと、一瞬チョコレートkg単位で買ってこようか迷いました。(外に出るのが面倒くさくて結局家にあったヒヨコ豆を茹でました)結構本命だったので待機中他のところ

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脳のどの部分を育てていきたいのか、を考えてたら仕事選びがスッキリした話

脳のどの部分を育てていきたいのか、を考えてたら仕事選びがスッキリした話

さて、7月から始めたベルギーでの初仕事、初めは2か月の契約だったのですが、結局一か月延長で9月末に辞めることにしました。

一時期身のふりを迷っていた時期もありましたが、仕事にも職場にも慣れ、「文字起こすだけでお金もらえるとか信じれんラクすぎる…もうここでいいじゃん…」という思いと「この仕事続けても身に着くスキル少ないぜよ…」という思いの間でユラユラしていました。

そんな私が9月29日にスッキリ

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「ヨーロッパ人は家族を大事にする説」は本当か

「ヨーロッパ人は家族を大事にする説」は本当か

よく「日本人は家庭を顧みない」とか言われる気がします。それに対して「ヨーロッパ人は何より家族を大事にする」そんなイメージを私自信、国際結婚する前からなんとなくは持っていました。

が、果たして本当にそうなのか、だとしたら海外の方が離婚率高いのおかしくない?と疑問に思ってたんですよ。

で、最近ベルギーで暮らすようになって「あ、こういうことなのかな?」って思ったことがあって。

きっかけは、ベルギー

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ベルギーの職場で学んだ「それは君の問題じゃない」スピリット

ベルギーの職場で学んだ「それは君の問題じゃない」スピリット

母国語ではない環境で暮らすたびに、自分が7歳くらいになったような感覚になります。私は勝手にこれを逆コナン現象(見た目は大人、頭脳は子供)と呼んでいます。人に頼らないとできないことが多いんですね。しかし元来人を頼るのが苦手な私。

そして7月からはさらにこちらで慣れない仕事を始めたのも加わり、一時期は自己嫌悪に陥ってました。。

でも、ベルギー移住して4か月、仕事はじめて1か月がたった今、少しずつ人

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エネルギーの総量は不変らしい

エネルギーの総量は不変らしい

この世のエネルギーは形は変わっても総量は変わらないという「エネルギー保存の法則」について、どっかの宇宙物理学番組で聞いたことがあって。

その法則を今、私は、一兆分の1ぐらいのミクロ実生活レベルで地味に体験してます。

7月からベルギーで始めた派遣の仕事ですが、絶賛ヴァカンス中のヨーロッパ、仕事が全く入ってこないここ最近。

日本の新卒よろしく「仕事は自分から見つけに行くもの!」と、いろいろ自分で

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海外滞在で起こった地味な変化

海外滞在で起こった地味な変化

日本で通用してたことが海外に出ると全く通用しなくなる(逆ももちろんある)とか、日本にいたらこういうこと起こんないだろうな、ってことはたくさんあると思うのですが、その中でも私が実生活レベルで地味に感じている自分の変化を書いてこうと思います。何の学びもありません。笑

①露出度を気にしなくなる
欧州の女性たちの「二の腕、デコルテ、出すけどだから?」の雰囲気に飲まれ、なんでも気負いなく着られてしまう。

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扉は開けたい派?閉めたい派? から価値観の違いを深読む。

扉は開けたい派?閉めたい派? から価値観の違いを深読む。

同じ文化で育った人同士でも、「え、それそうする!?」みたいな小さな違いって、たくさんあると思うんです。育った家庭の影響が大きいんだと思いますが、私は、そんな小さな「〇〇派」の裏にある価値観とかを、勝手に深読みするのが結構好きです。笑

今日は「扉は開けておきたい派と、閉めておきたい派」について。

扉は開けておきたい派の私。対して、ベルギーで育った夫は閉めておきたい派。これはもう国とか関係ないかも

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海外移後の初仕事 -とにかく社会的な繋がりを作るための仕事という選択-

海外移後の初仕事 -とにかく社会的な繋がりを作るための仕事という選択-

駐在妻のアイデンティティ・クライシスの記事でもちょっとだけお話しましたが、日本で今までフルタイムで働いていた自分がベルギーに来て初めて経験した無職生活は、思ってた以上にメンタルに来ました。

この経験から、「働くこと」についての考え方が少しずつ変わろうとしている気がするなぁ、、、と自分で感じております。

移住直後の社会的繋がりの無さで鬱っぽくなり、社会との繋がりが精神衛生上めちゃめちゃ大事だった

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