amarie | おいしいエッセイ

食と人にまつわるエッセイスト・ライター。『おいしいはうれしい』が信条🍙 世田谷十八番E…

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食と人にまつわるエッセイスト・ライター。『おいしいはうれしい』が信条🍙 世田谷十八番Editor / 元パフェ屋スタッフ / おかしなおかしまい・長女

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  • agariパフェ日記

    パフェバーagari・元スタッフによるパフェ日記のまとめです。食べた人も 食べてみたい人も、見て読んで楽しめる内容をお届けします。

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    様々な人との出会いの記録と、世田谷十八番インタビュー記事のまとめです。

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    『おいしいはうれしい』を綴った日記のまとめです。

記事一覧

[agariパフェ日記 vol.8] 秋の女王が催すお月見会「イチジクと梨とバルサミコのパフェ」

まだまだ暑い日が続いている。 東京では、最も遅い猛暑日の記録を82年ぶりに更新したのだとか。 それでも、agariのパフェがシャインマスカットからイチジクへ変わったと聞…

[agariパフェ日記 vol.7] ぶどうの海におぼれたい『シャインマスカットと贅沢ブドウのパフェ』

agariスイーツセラピストのジョナさんが一番好きなフルーツのひとつ。 それが、熊本・石井果樹園さんのシャインマスカット。 このシャインマスカットを1人でも多くの人に…

そこまで興味のなかった沖縄そばを大好きになるまでの話

私にとって旅の目的は何だろう。そう考えると少し言葉に詰まる。 目的地がどこであろうと、結局私は美味しいものを食べることばかり考えているから。 この夏、約5年ぶり…

「自分のため」に作られた料理は格別だって気づいた色んな出来事

先日、友人2家族と納涼会をした。 納涼会と言っても、特に涼やかさはなく普通の飲み会。 もともとは外で集まっていたけれど、いつからか家で集まることが多くなった。 で…

朝がもっと幸せになったフォーとビール、ベトナムスイーツ【good morning pho @ 松陰神社前】

朝ごはんにフォーを食べたい。 今までそんなことを思ったことがなかった。 食べたいとか食べたくないとかではない。ただ、発想がなかった。 でも、近所にそんなお店があ…

[agariパフェ日記 vol.6] 今年もこの季節がやってきた「とうもろこしのパフェ」

とうとう今年も始まりました、agariのとうもろこしパフェ。 初登場した2022年の夏から数えて、今年で3回目。 今やagariの一番人気と言っても過言ではない。 もともとこの…

土日限定のうどん屋さんが平日営業を開始した【お昼ごはん 上馬 朝日屋@松陰神社前】

世田谷線・松陰神社前駅から10分ほど歩いた住宅街の一角にある うどん屋・『手打饂飩 麦 上馬 朝日屋』 店主さんが教員の仕事をされているため、土日のランチタイムのみ営…

[agariパフェ日記 vol.5]映画アメリの世界を楽しみ尽くす「アメリカンチェリーのパフェ」

フランス映画『アメリ』がテーマのパフェ。 (提供期間:2024/6/7-7/2, 6/22-24を除く) 昔からこの映画が大好きなジョナさんが、満を持して生みだすアメリの世界。 ジョナ…

本当は1人で全部食べたいポテトサラダ【和食・うろこ雲@世田谷駅】

今回は、世田谷駅の和食屋さん『うろこ雲』 先日書いたカレー屋・ハッチャーソンと同じビルの1階にある。 『うろこ雲』は秘密にしておきたいとっておきのお店。とは言え、…

[agariパフェ日記 vol.4] 二週間限定の「The Secret Garden」

「次のパフェは、お花とハチミツとバターだよ」 そう言われた時はちょっと驚いた。 ジョナさんが作るパフェは間違いないだろうとは思いつつ、agariの歴史の中ではあまり登…

食べたいカレーがあるときは今すぐ行こう【ハッチャーソン@世田谷駅】

2024年1月にオープンしたカレー屋さん・ハッチャーソン。 世田谷駅前交差点の一角にあるビルの2階。  深緑色に塗られたアーチ状の入口をくぐって階段を上がる。白を基調…

4つの小鉢までもが完璧に美味しい【食堂めぐる@松陰神社前】

世田谷線・松陰神社前駅から松陰神社へ向かう道の途中ある『食堂めぐる』 レンガと白い窓枠のコントラストが目を引く外観。 哀愁漂う招き猫が描かれたシンプルな看板。 外…

[agariパフェ日記 vol.3] 「柑橘とハーブのパフェ」

以前別アカウントで書いていたパフェバーagariのパフェ日記、こちらで再開させようと思います。   2024年もあっという間に季節は春。 もうすぐ1年の1/3が終わってしまうこ…

おかしなお届けもの、始めます

おかしなおかしまい・長女です。 おかしなお届けもの を始めることにしました。 世界にたったひとつのおかし箱を作るお話、 ほんの少しお付き合いいただけますか? 🍮私…

[agariパフェ日記 vol.8] 秋の女王が催すお月見会「イチジクと梨とバルサミコのパフェ」

[agariパフェ日記 vol.8] 秋の女王が催すお月見会「イチジクと梨とバルサミコのパフェ」

まだまだ暑い日が続いている。
東京では、最も遅い猛暑日の記録を82年ぶりに更新したのだとか。

それでも、agariのパフェがシャインマスカットからイチジクへ変わったと聞けば、一気に秋を感じるから不思議。

イチジクは、漢字で 無花果 と書く。
でもお花がないのではない。

実は、果肉だと思って私たちが食べている部分の一つひとつがお花なのだ。

私はその事実を、agariスイーツセラピストのジョナ

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[agariパフェ日記 vol.7] ぶどうの海におぼれたい『シャインマスカットと贅沢ブドウのパフェ』

[agariパフェ日記 vol.7] ぶどうの海におぼれたい『シャインマスカットと贅沢ブドウのパフェ』

agariスイーツセラピストのジョナさんが一番好きなフルーツのひとつ。
それが、熊本・石井果樹園さんのシャインマスカット。

このシャインマスカットを1人でも多くの人に食べてほしい

そんなまっすぐなシャイン愛で作られているパフェ。
少しずつ変遷を重ね、今年で5代目となる今回のパフェの一番の注目ポイントがこちら。

『シャインマスカット以外のぶどうも全部、石井果樹園さんのものを使っている』こと!

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そこまで興味のなかった沖縄そばを大好きになるまでの話

そこまで興味のなかった沖縄そばを大好きになるまでの話

私にとって旅の目的は何だろう。そう考えると少し言葉に詰まる。

目的地がどこであろうと、結局私は美味しいものを食べることばかり考えているから。

この夏、約5年ぶりに沖縄へ行った。

前回行った時は友人の結婚式に参列するため。
娘はまだ小さかったけれど、可能な範囲で美味しいものを求め回った。

その娘が小学生になり、自分の主張もちゃんと口にするようになった。
子どもが喜ぶ場所も旅程に挟まなければい

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「自分のため」に作られた料理は格別だって気づいた色んな出来事

「自分のため」に作られた料理は格別だって気づいた色んな出来事

先日、友人2家族と納涼会をした。
納涼会と言っても、特に涼やかさはなく普通の飲み会。

もともとは外で集まっていたけれど、いつからか家で集まることが多くなった。

でもそれに、たいした理由はない。

"小さい子どもが数名いるのでお店よりも家のほうが気楽"とか、"飲み会が多い時期だとお店探しが大変"とか、それぐらいのことだったと思う。

そのメンバーが我が家で飲み会をするのは3回目ぐらいだろうか。

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朝がもっと幸せになったフォーとビール、ベトナムスイーツ【good morning pho @ 松陰神社前】

朝がもっと幸せになったフォーとビール、ベトナムスイーツ【good morning pho @ 松陰神社前】

朝ごはんにフォーを食べたい。

今までそんなことを思ったことがなかった。
食べたいとか食べたくないとかではない。ただ、発想がなかった。

でも、近所にそんなお店があるのなら。
食べたいに決まっている!

夜から朝へシフトチェンジしたお店

世田谷線・松陰神社前駅から歩いてすぐの場所にある『松陰PLAT』

開放感のある階段が目を引く二階建ての建物、見かけたことがある人も多いのでは。

飲食店や雑貨

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[agariパフェ日記 vol.6] 今年もこの季節がやってきた「とうもろこしのパフェ」

[agariパフェ日記 vol.6] 今年もこの季節がやってきた「とうもろこしのパフェ」

とうとう今年も始まりました、agariのとうもろこしパフェ。

初登場した2022年の夏から数えて、今年で3回目。
今やagariの一番人気と言っても過言ではない。

もともとこのパフェが生まれたきっかけはというと。
2021年の夏、ジョナさんが目白にある和菓子屋さんのとうもろこしかき氷にハマったこと。

自分が食べたくては行き。友だちに食べたいと言われては連れて行き。
休みの日はほぼ目白にいるん

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土日限定のうどん屋さんが平日営業を開始した【お昼ごはん 上馬 朝日屋@松陰神社前】

土日限定のうどん屋さんが平日営業を開始した【お昼ごはん 上馬 朝日屋@松陰神社前】

世田谷線・松陰神社前駅から10分ほど歩いた住宅街の一角にある
うどん屋・『手打饂飩 麦 上馬 朝日屋』

店主さんが教員の仕事をされているため、土日のランチタイムのみ営業のお店。

我が家では「むぎ」とか「あさひ」とか呼んでいる。

数年前は少し待てば入ることができていた気がするけど、最近は常に行列。オープンして2時間も経たないうちに、品切れで営業終了していることも多い。

お気に入りのお店ながら

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[agariパフェ日記 vol.5]映画アメリの世界を楽しみ尽くす「アメリカンチェリーのパフェ」

[agariパフェ日記 vol.5]映画アメリの世界を楽しみ尽くす「アメリカンチェリーのパフェ」

フランス映画『アメリ』がテーマのパフェ。
(提供期間:2024/6/7-7/2, 6/22-24を除く)

昔からこの映画が大好きなジョナさんが、満を持して生みだすアメリの世界。

ジョナさんの頭の中にある印象的な場面がどんなふうに切り取られ、形あるもの味あるものとしてどう表現されるのか。

映画を観た人も観ていない人も楽しめること間違いなし。
なので一緒に見ていきましょう!

テーマカラーは赤と

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本当は1人で全部食べたいポテトサラダ【和食・うろこ雲@世田谷駅】

本当は1人で全部食べたいポテトサラダ【和食・うろこ雲@世田谷駅】

今回は、世田谷駅の和食屋さん『うろこ雲』
先日書いたカレー屋・ハッチャーソンと同じビルの1階にある。

『うろこ雲』は秘密にしておきたいとっておきのお店。とは言え、すでに人気店だし、とても黙ってはいられない美味しさ。なのでとことん書いてしまおう。

お食事メニューは定番と季節ものがある。日本酒をはじめとしてお酒の種類も多く、ドリンクメニューも豊富。

照りの美しさが際立つ「長芋のもっちり揚げ」

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[agariパフェ日記 vol.4] 二週間限定の「The Secret Garden」

[agariパフェ日記 vol.4] 二週間限定の「The Secret Garden」

「次のパフェは、お花とハチミツとバターだよ」
そう言われた時はちょっと驚いた。

ジョナさんが作るパフェは間違いないだろうとは思いつつ、agariの歴史の中ではあまり登場しなかったタイプ。楽しみなのはもちろんだけど、イメージが湧かなすぎて勝手ながらドギマギもしていた。

今回のパフェのイメージ

グラスに少しずつ盛り付けられていくと、あらかわいい。
フワッと夢の国へ連れていかれそうな雰囲気。俄然、

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食べたいカレーがあるときは今すぐ行こう【ハッチャーソン@世田谷駅】

食べたいカレーがあるときは今すぐ行こう【ハッチャーソン@世田谷駅】

2024年1月にオープンしたカレー屋さん・ハッチャーソン。

世田谷駅前交差点の一角にあるビルの2階。 
深緑色に塗られたアーチ状の入口をくぐって階段を上がる。白を基調としたシンプルな内装に、木漏れ日が差し込んで気持ちがいい。

メニューは、チキン / キーマ / ポーク / マトン / シーフード がベース。
時々ビーフもあるみたい。

この中から週替わりで4〜5種類が供される模様。
毎週すべて

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4つの小鉢までもが完璧に美味しい【食堂めぐる@松陰神社前】

4つの小鉢までもが完璧に美味しい【食堂めぐる@松陰神社前】

世田谷線・松陰神社前駅から松陰神社へ向かう道の途中ある『食堂めぐる』

レンガと白い窓枠のコントラストが目を引く外観。
哀愁漂う招き猫が描かれたシンプルな看板。
外壁に立てかけられた黒板には、本日のメニューが書かれている。

お昼のメニューは基本的にお魚2種・お肉2種の日替わり。

いつかの刺身盛り合わせ
お皿に並ぶのは、大ぶりにカットされた数種のお刺身。赤・白・ピンクの美しいグラデーションを成す

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[agariパフェ日記 vol.3] 「柑橘とハーブのパフェ」

[agariパフェ日記 vol.3] 「柑橘とハーブのパフェ」

以前別アカウントで書いていたパフェバーagariのパフェ日記、こちらで再開させようと思います。
 
2024年もあっという間に季節は春。
もうすぐ1年の1/3が終わってしまうことに驚きと少しの怖さを感じつつ、美味しいものを愛でる時間は大切に。日々を過ごしていこうと思います。

さて、新しい環境を迎える方も多いこの季節に始まったのが『柑橘とハーブのパフェ』(2024/4/14〜5/14提供予定)

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おかしなお届けもの、始めます

おかしなお届けもの、始めます

おかしなおかしまい・長女です。

おかしなお届けもの を始めることにしました。

世界にたったひとつのおかし箱を作るお話、
ほんの少しお付き合いいただけますか?

🍮私たちにとってのおかしおいしいものを食べることが、何よりの幸せだと思っている私たち。
おかしが私たちにくれるものは計り知れなくて。

おかしそのものの美味しさはもちろんのこと、
たくさんの笑顔や、人との出会い、そこに込められた数々の

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