- 運営しているクリエイター
記事一覧
富士見L文庫(KADOKAWA)が語る「いま読みたい作品」──創作大賞RADIOレポート① #創作大賞2023
4月25日にスタートした、日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞」。第2回となる今回は13の編集部に協賛いただき、優秀作品は書籍化や連載など、クリエイターの活躍を後押ししていきます。
「そもそも創作大賞ってどんなコンテスト?」「どんな作品を応募すればいいの?」というみなさんの疑問や悩みにお答えするため、協賛編集部をお招きしたTwitterスペースを毎週木曜日に配信中。5月11日は富士見L文庫(KA
作品打ち切りのもっとも大きな原因の1つは「キャラクターを描くためのストーリー、設定」をつくっていないことである!
「打ち切り」これは、作者にとっても、そして読者にとっても、もっとも悲しいことである。
マンガや小説、ライトノベルなどさまざまなメディアで毎年多くの新しい作家がデビューしているが、その中で作家として作品を掲載、出版し続けることができる人はほんの一握りしかいない。
なぜ作品は打ち切られてしまうのか、なぜ続巻がでなくなってしまうのか? 長く続く作品、シリーズの続巻が続く作品とそうでない作品は、何が違う
物語の主人公にとってもっとも大切な要素は「主体性」である!
物語の主人公は、その物語にとって特別な存在である。
なぜなら、物語は「その主人公を描くためにあるもの」だからだ。
主人公の魅力、人間性、主人公が経験すること、考え、思ったこと、感じたこと、行動したこと、主人公の生き様を描くのが、物語の本分なのである。
この主人公を生み出し、描いていくうえで、物語の主人公にとって非常に重要な要素がある。
それは「主体性」である。
「主人公」の「主」は「主体性」の「
なぜ「ネタの出し惜しみ」をしない方が作品の完成度が上がっていくのか?
物語のネタを考えていて「うん、これはなかなかいいぞ!」というネタが浮かんだ時、今つくっている作品に組み込める場合は「惜しみなくそのネタを組み込む」のと「大事な時のために温存しておく」のとどちらがいいのだろうか。
当然、多くの人は「いいネタであればここぞという時に使うために温存した方がいい」と思うかもしれない。
しかし、じつは可能なら「そのネタを惜しみなく使う」方が、作品づくりに対してはメリットが
“パクリ”を使って物語を発想する方法とは
創作活動をしていると必ず関わってくる問題に「パクリ」の問題がある。
「パクリ」という言葉は、人によって定義がさまざまであり、一概にコレ! と論じることは難しいが、大多数の人が抱くイメージは「猿まね」といった意味合いのものになるのではないだろうか。
もしかしたら、「パクリって盗作のことでしょ」と思う人もおられるかもしれない。
パクリって、何なの? やっていいの? ダメなの? パクリを活用した物語の発