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Withコロナの日々(旧日記)

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コロナとはしばらくき合っていくしかない。そう覚悟したアラフォー男子の「暇」な日常を綴ります。
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東京国立博物館に行って感じたこと

東京国立博物館に行って感じたこと

昨日は有給を取り、東京国立博物館まで『横尾忠則 寒山百得展』を観に行ってきた。

上野駅の公園口を出て博物館までの道すがら、周辺の銀杏並木のツンとした匂いに癒され(秋なんだなあ。10月下旬だけれど、まだ汗をかく日もありますが)

東京国立博物館に来ている外国の方の多さに圧倒されながら

大好きな横尾忠則さんが「寒山拾得」を独自の解釈で描いた101点の絵画を、たっぷり一時間半かけて堪能してきました。

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レモンサワーについて考える

レモンサワーについて考える

どうやらレモンサワーが人気らしい。

バラエティ豊かな缶チューハイの中で、とりわけレモンサワーだけがやたらと種類が多いなと感じてはいたが、今や居酒屋なんかでも「レモンサワー専門店」なるものができ始めているようなのだ。

これは少なからず、今の日本の過剰な健康ブームの追い風もあるのだろう。

なぜならレモンはビタミンCの代名詞であり、風邪を引いたらビタミンCを摂るのは、昭和のオッサンたちでなくてもみ

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旅にスマホは欠かせないが、とんでもない罠にハマることもある-GoogleMapsには気を付けろの巻

旅にスマホは欠かせないが、とんでもない罠にハマることもある-GoogleMapsには気を付けろの巻

先日、仕事で北陸方面に出張した。
富山・石川・福井の3県を4泊5日で横断したのだが

スマートフォンという名の、この通信機器を備えた小型コンピュータにどれだけ助けられたことか。

いや助けられただけではない。必要以上に私を振り回してもくれたのだ。

初めての場所に行くのに、今やGoogleマップは必須である。私はiPhone11Proを使っているのだが、位置情報をオンにしておきさえすれば、何の目印

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日本の酒事情-ワンカップ大関のおっちゃんたちがスタンダードになる-

缶ビールや缶チューハイなんかを飲みながら、路上を歩いている人を見かけることが多くなった。

コロナ前は、コンビニの前にたむろして酒を飲んでいる若者(とも呼べないような男たち)をよく見かけたものだが

今は普通に、「歩き呑み」をする若者(とも呼べないような男たち)を目にすることが増えたような気がする。

(しかしそういう行動を取るのはなぜ男性ばかりで、女性は少ないのだろうか)

日本の不景気が、コロ

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大いなる力を持つものは、大いなる責任を負う-白洲次郎という日本人を思い出す-

大いなる力を持つものは、大いなる責任を負う-白洲次郎という日本人を思い出す-

今からもう10年以上前(30代前半くらいの頃に)、白洲次郎について書かれた本を読み漁ったことがあります。

きっかけは何だたったのか覚えてないのだけど、白洲次郎という人は戦後、当時の総理大臣である吉田茂とともに敗戦処理に奔走し、アメリカからの占領を食い止めた男として私の心に刻まれています。

つまりどういうことかというと、アメリカに都合のいい、アメリカに思い通りの憲法(日本国憲法)を作らせなかった

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カフェでの妄想-さまざまな人間模様-

カフェでの妄想-さまざまな人間模様-

喫茶店のことをカフェと呼ぶようになって久しいですが

私もカフェにはよく行きます。カフェは原稿を書いたり、集中して本を読んだりするにはまさにうってつけの場所です。

どうしてだろう。あのこうばしいコーヒーの香りと、適度なざわめきが心を落ち着かせるんでしょうか。

私は加熱式タバコ(iQOS)をやるので、最近のお気に入りはもっぱら「ドトール」です。

ドトールには(お店にもよりますが)加熱式タバコだ

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健康的なサウナの楽しみ方、それはどこかお金をかけない麻雀と似たところがある

健康的なサウナの楽しみ方、それはどこかお金をかけない麻雀と似たところがある

サウナのイメージが変わりつつあります。

お腹の出たおっさんたちが、サウナそのものよりもアフターサウナを、「鶏の唐揚げ」や「豚肉の生姜焼き」などといったカロリーの高いつまみをパクつきながら、ジョッキからゴクゴクとのどを鳴らしてビールや酎ハイを呑み、ぷはーっと息を吐くことに幸福を感じるような

あの昭和の、サウナのイメージが変わりつつあるのです。

それはもしかしたら、こんな漫画やドラマの影響がある

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可処分時間を、どんな娯楽コンテンツに費やすか

可処分時間を、どんな娯楽コンテンツに費やすか

「可処分時間」という言葉をよく耳にするようになりました。可処分時間とは、個人が自由に使える時間のことをいいます。

所得のうち、自由に使えるお金を可処分所得と呼ぶことから、それを時間に当てはめた言葉だそうです。

どういう文脈で使うかというと、例えば映画や音楽、本や漫画やゲームといった娯楽コンテンツがあふれる現代では、コンテンツ同士の競争と考えるよりも、「可処分時間の奪い合い」と考えたほうが理にか

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空腹がデフォルトになる

空腹がデフォルトになる

西洋のことわざに

朝は王様のように食べ
昼は貴族のように食べ、夜は貧者のように食べよ

というのがありますが、これはもしかしたら、エネルギッシュな生活を送るための食事に対する心構えなのでしょうか。

つまり朝と昼は活動しなくてはいけないからたくさん食べる必要があるが、夜は寝るだけだからそんなに食べる必要はないと。昔は電気とかもなかったから夜も早いわけですしね(解釈が間違っていたらごめんなさい)

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「適切な時」に「適切な場所にいる」ためにできること

「適切な時」に「適切な場所にいる」ためにできること

『適切な時に、適切な場所にいる』ことの大切さについて、考えたことはありますか?

私は最近、このことばかり考えてます。これまで、適切な時に適切な場所にいることができなかった自らの不甲斐なさと、これからの自分は、果たして適切な時に適切な場所にいることができるのだろうかと(うーん。後ろ向きだ)

でも、これってすごく大事なことなんですよね。有名な話としては、「我々人類(ホモ・サピエンス)がなぜ生き残れ

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「食べたい時」に、「食べたいもの」を「食べる自由」について

「食べたい時」に、「食べたいもの」を「食べる自由」について

「好きな食べ物は何か?」と訊かれれば、肉とか寿司とかラーメンとか、あるいはチョコレートやメロンやイチゴだとか、各々みんな、自分の好みのものをあげますよね。

そして、機会さえあれば(今の日本なら)それを食べることは決して難しいことではありません。

それがたとえ「値がはる」ものだとしても、節約したり他の何かを切り詰めたりすれば、何の後ろめたさもなくそれを食べることができます。

しかし、例えばどん

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大きなリュックを持つ人と、懐かしき「移動」の日々

大きなリュックを持つ人と、懐かしき「移動」の日々

大きなカバンを持つ人が増えたと思いませんか?

大きなカバンというのは主に「リュック」のことです。

そう、「大きなリュック」を持っている人がとても増えたのです。昔はサラリーマンがスーツ姿にリュックを持つのはダサいというイメージがありましたが、今は全くそうではない。サラリーマンでもリュックを持つ人の方が多いくらいではないでしょうか。

私も今は通勤にリュックを使っています。マザーハウスの皮のバック

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Withコロナは肉を食べながら

Withコロナは肉を食べながら

体質が変わってきたんだろうか。近頃は肉をよく食べるようになりました。

若い頃は特に「肉を食べたい」という欲求が強かったわけではなく、どちらかというと肉は胃にもたれるからほどほどにしときたいタイプだったと思うんです(もともとそんなにエネルギッシュなほうでもないしね)

しかしこの頃は、なぜか肉を食べたいと強く思うのです。肉だ。俺に肉を食わせろと。

先日も家族5人(夫婦+子ども3人)で横須賀の実家

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再び「緊急事態」につき

再び「緊急事態」につき

久しぶりのアップになります。
(ホント何ヶ月ぶりだろうか?)

2度目の緊急事態事態宣言が発令され、2週間以上が経ちました。本来ならばこの時期は出張に出まくっているのですが、今はおとなしく、神奈川から東京まで時差出勤しております。(テレワークはなしです)

しかし今回の緊急事態宣言はホントにゆるくって、満員電車も全然変わってないし、東京や神奈川に関しては昼間はザル状態(飲食店なんかもけっこういっぱ

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