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3つのプロとは? - 「東京のプロ」、「東京追いのプロ」、そして「地方のプロ」 -
「3つのプロのあり方とは?」と、考え続けています。
まず、「東京のプロ」は、いくらでもおられます。東京の様式を追求する人々です。
次に、「東京追いのプロ」も、いくらでもいらっしゃいます。東京のマネを煽り、各地が東京のコピーになります。
だが、そもそも「地方のプロ」とは?と考えますと、飯田では相次ぎお会いできた思いですが、全国を見渡すと、まだまだ大変希少かもしれません。
「地方のプロ」の概念
地方と東京の格差の本質は何か? 日本がより持続的になるにはどうしたら?
「地方と東京の格差の本質は何か」、ひいては、「日本がより持続的になるにはどうしたら」と、現場で考え続ける日々ですが、先日、興味深い光景に遭遇しました。
私が住みます長野県飯田の方々と、長野県外に小旅行に行った先での出来事です。
恐らくその土地では、前例がない観光イベントで、できる限りの工夫が凝らされていました。
素敵で、満足感あふれる時間となりましたものの、あまりに料金が安すぎたことと、お話
移転・集住の大合唱が、日本の安全保障に深刻な影響を与える展開について
能登半島地震後に、過疎地域の移転・集住の大合唱が起こった件ですが、日本の安全保障にも深刻な影響を与えるとの想像が不可欠と気づきました。
トランプ再選が有力視され始め、日本では日米安保の弱化、NATOではロシアの侵攻拡大が懸念されています。
1990年の湾岸戦争で侵攻されたクウェートは全土が保全されたように、今回のウクライナ侵攻でも、力による領土変更を国際社会は絶対に認めないと私は信じてきました
日本の夜明けは地方から始まる。
私たちの日本社会では、「地方での女性起業なんて、小粒で大したことない」という暗黙の先入観が続いてきたかもしれません。
かく申す私自身、打ち明けますと、長年都内で仕事してきた一人として、地方での女性起業のイメージは、ささやかな小商いが一般的ではと思ってきました。
ですが、昨春以来、飯田で女性起業支援にゴリゴリに従事する日々で、日本社会を一新するゲームチェンジャーたちが続々と出現する光景に感嘆し、
「どんなに都会の人に移転・集住を言われたとしても、地元の人たちはひっついてでも、そこで生きていきたい」
能登半島地震の発災直後に、よもや地方創生の関係者の方々から移転・集住を呼びかける大合唱が起こった件です。
以来、私が住みます長野県飯田市のいくつかの会に出席し、このようなお声を伺いました。
「(大合唱は)ナンセンス」。
「どんなに都会の人に移転・集住を言われたとしても、地元の人たちはひっついてでも、そこで生きていきたい」。
いずれのお声も、まさにと私は思いました。
「水道等のインフラが、
能登半島地震を受けた移転と集住の大合唱の危うさ
今回の能登半島地震で、待ってましたとばかりに、移転と集住の大合唱が始まっていますが、私はとても違和感があります。
過疎地という毛細血管を切る社会は、やがてその心臓である都市部も衰えます。
地方での価値創造の根本となる「無い物ねだりでなくあるもの探し」が、今回の大合唱の中から全く聞こえてこないのも、違和感があります。
「故郷を追われるよりは、餓死してもいいから残りたい」という人々のか細い声。
地方移住は、なぜ「都落ち」ではなく、長年の夢が叶うことすらあるのか?
こんにちは。
昨日(2023年9月29日)で53歳になりましたが、みなさまとのご縁に、心から、日々感謝の思いです。
もしも夢の定義が「生きたい人生を生きること」ならば、今春長野県飯田市に移住し、長年やりたかった現場に根付いた起業支援と事業再生支援をできるようになり、幸い夢が叶いました。
夢が叶うのは、一般的には20年後、30年後とのイメージになるかと思いますし、私自身、長年そう思ってきました
ソーシャル・イノベーションとは何?
テレビや、新聞にかぎらず、日常で「イノベーション」という言葉は、おなじみかと思います。
とはいえ、イノベーションとは何でしょう?
「イノベーション」の前に「ソーシャル」が加わって「ソーシャル・イノベーション」となると、「日頃よくしゃべっているが、実はよくわからない」とのお声をお聞きします。
歴史をひもとくと、イノベーションを世界で初めて1934年に提唱したのはシュンペーターという経済学者です