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エッセイ~色々~

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あのこは貴族を見て

あのこは貴族を見て

先日、「あのこは貴族」という作品を見た。
東京に暮らした経験がある人はどこか共感できる作品ではないだろうか?

実際、主人公の華子のような家柄の子と出会い驚いたこともある。
青木のような身分の高い男性で、自然と見下された経験もある。

その際、気分が悪かったが、青木のような家柄に生まれ、
生まれながらの習性と考えると、腑に落ちる。

この作品の良い所は
「誰にも誰かが悪い意味で憧れていない」という

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多様性と言う勿れ

多様性と言う勿れ

昨今、色んな場面、場所で、
「多様性」という言葉を耳にする。

多様性は様々な価値観、
「考え」を受け入れていく、
誰も色物眼鏡で見られない、見てはいけない
生きやすい社会への始まりだと思う。

しかし、この多様性が溢れ出すと、
生きにくいことも
生じてくるのではないか?
と思う。

30代半ばにして独身、子なしの私は
都市部に住んでおり、
「結婚は?子どもは?結婚した方が良いよ」
なんて言われる

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たったひとつの恋

たったひとつの恋

人生で一番好きなドラマ作品がある。
2006年に放送された「たったひとつの恋」という
恋愛ドラマだ。
このドラマは5クールぐらい3年おきに見返しているぐらい
好きで、飽きない。

初めて見たのは17歳の時。
当時のドラマの主人公は「20歳」
20歳という年齢がとても大人に見えていた。
恋愛経験もまだあんまりないとき
恋愛ってこんな感じなのかな?という感覚で見ていた。

次に見たのが20歳
主人公と

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少しだけ聞いてくれません?政治家の家族のきもち。

少しだけ聞いてくれません?政治家の家族のきもち。

「政治と金」問題が世間を定期的に
騒がせている。
「政治家は不透明だ!信用できない!!」
と、いう人が多い。

今日はそんな政治家の「家族」の話を
少しだけ聞いて欲しいと思う。

もちろん、
総理大臣や、歴代名だたる政治家一族の
家族ではなく、
「普通の政治家」の家族の話だ。

これはノンフィクションである。

なぜなら、私自身が、政治家の娘だからである。

産まれたときから、
父は政治家だった。

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美容室が苦手なきみへ

美容室が苦手なきみへ

私は昔から美容室が苦手である。

でも容姿の維持のために定期的にいかなくてはならない。

だから、行っている。

なぜ苦手なのか?

当たり障りのない会話を
1時間以上繰り返すことが、
つらいからだ。

合コンは相手のことを知るため、
お酒もはいるため、
たのしめるが、
美容室は苦手だ。

何故か?

まとめてみた。

当たり障りのない会話が続くめんどくささ

当たり障りのない会話が続くことがめん

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数を打っても当たらない~恋活・婚活~こじらせ女のつぶやき

数を打っても当たらない~恋活・婚活~こじらせ女のつぶやき

私は、若い頃から、イベント、合コンなどに
人より多く参加してきた。
おそらく、合コンは盛って100回、
イベントは
数十回だろう。

いつも
《数を打てばいつかは当たる》
と思って、とりあえず出会いまくっていた。

30代半ばになった今思うことがある。

「数を打っても当たらない」
という事だ。

これはどういうことなのか?

その数ある出会いで
自分のことを好きになってくれる人も
好きになった人

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子どもって産まなきゃいけないの?

子どもって産まなきゃいけないの?

30代半ばにもなってくると
周りでは出産報告、子育ての話が増える。

タイトルのなげかけの答えは、
多様性が認められる、昨今の世の中では
もちろん答えは
「ノー」だ。

産みたい人は産めばよい、
産みたくない人は産まなくても良い。
※もちろん、子どもを望んだからと言って簡単に授かれるわけでもない。

自分の人生はあくまでも
自分だけのものであり、
自分で決めるものである。

なにが幸せで不幸なのか

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花束みたいな恋をした。を見てみた。※ネタばれあり

花束みたいな恋をした。を見てみた。※ネタばれあり

2021年、大ヒット邦画映画「花束みたいな恋をした。」をやっと見た。
幸せなラブストーリーかと思いきや、そうではなかった。

感想は「こういう映画が大ヒットするんだ。」という感想。
個人的には大好きだが、大ヒット映画はもっと感動、
大恋愛な映画だと思っていた。

ある意味、よくある話で、どこにでもある恋愛。
現実的と言えば現実的。
映画を見た後に知った、複線の回収も良かったのだろう。
そして、二人

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凡人だと気付いた日

凡人だと気付いた日

誰もが小さい頃に夢を聞かれる。

「オリンピック選手」
「女優」
「アイドル」

など‥‥

大人になるにつれて気付くが、そういった
選ばれしものしかなれない、成功できない職業というものは
いわゆる「天才」と呼ばれる人たちが
成功する。

しかし若い頃はもしかしたら、
わたしは、あちら側の人間なのかもしれない
と、夢を見て、チャンスをつかみに行く
しかし、歳を重ねる上で
現実を目の当たりにする

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手を握るか握らないか

手を握るか握らないか

映画館の思い出。

高校生の時、いい感じになっている彼がいた。
私たちの事をくっつけようと、
友達が協力し男女グループで遊びに行った。

みんなで、映画を見た。
彼とは遠い高校だったため頻回に会える人でもなく
こうやって会えることが貴重でもあった。

「良い感じ」になっていることを
みんなも自分も悟っていたので
その時の映画館で映画を見ている途中に

私は彼の手を握ろうとした事がある。
すぐそこに

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ジャニーズ

ジャニーズ

ジャニーズという組織は比較的一人ひとりのキャラクターが
はっきりと決まっている。
昔ジャニーズが好きでよく公式ではおそらくない本を読んでいた。
その本はジャニーズタレントの日常のほんわかとした
話しが書かれているのだが、ファンなら容易く想像ができるほど
ジャニーズタレントとそのエピソードがしっくりくるのだ。

それ故に、ファン同士の会話も
誰誰はこういうことやってそう。
など友達でもないが、しっか

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ありきたりな恋愛話を書いてみた。

ありきたりな恋愛話を書いてみた。

春、卒業、入学、出会い、別れ
様々なことが移り変わる季節。
そのできごとに色を添える桜・・。

彼と出会ったのは数年前。
一目惚れだった。
友人の結婚式パーティーでの一目惚れ。
なんとなく話しかけて、連絡先を交換して
ご飯に行った。
ご飯も楽しかった。
ご飯の帰り彼は言った

「駅こっちだっけ?この辺こないからよくわからなくて」

数分歩いてその道が駅の方向じゃないことに
気付いたが、すぐ言い出せ

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あの頃。~ハロプロ~

あの頃。~ハロプロ~

「あの頃」というハロプロファンの映画が上映されている。
まだ、見てはいないのだが、私もハロプロに感化された一人だ。
当時、素人から、売れっ子アイドルになれる道筋をしっかりもっていたのが
モーニング娘。だった。オーディションからしっかり放送し、
一般の子がしっかりスターになる。
みんな可愛く、ダンスも歌もワクワクした。

モーニング娘ももちろん好きだったが、
あややにどはまりした。
同世代とは思えな

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アイコンを子供にするワケ

アイコンを子供にするワケ

結婚ブームのあとの出産ブーム。そのあと一気に
ラインや何かのアイコンを子供に変える人が続出する。

これはどういう心理なのか?どういう現象なのか
分析してみた。
何も思わず結婚→出産→アイコン変更をした人からしたら、
特に深い理由はないのだろうが、
傍観しているこちら側としては
一気にこの現象が起こるので
どうした?!となる

しかし、本人に
どうして子供が生まれたらアイコンを変えるの?
なんて聞

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