あのこは貴族

それぞれの故郷

山内マリコさんの小説"あのこは貴族"を読んだ。

あらすじはWikipediaから引用するね。

東京生まれの華子は何不自由ない暮らしをしてきたお嬢様。
30歳を目前に恋人に振られ人生で初めての岐路に立たされていた。結婚に焦った華子は婚活をスタートさせ、お見合いでハンサムな弁護士・幸一郎と出会う。幸一郎も華子と同じく裕福な家庭で育った上流の人間で、二人は婚約者となる。

一方で地方生まれの美紀は恋

もっとみる
マックのバーガー、ピクルスマシマシで食べたい
6

「あのこは貴族」を読んで無事死にましたが、明日を強く生きる活力を得ましたマチエッティです。

上半期で読んだ本の中で1番自分に刺さった本を紹介したい。

山内マリコ著『あのこは貴族』

東京生まれ東京育ちお嬢様と、大学から上京してきた地方出身女が、大都会東京で自分なりの生き方を見つけていく話

「東京」「 女」「格差」「結婚」「幸せ」

私達が普段から抱えてるモヤモヤをこんなにも上手く文章化した本は未だかつてあっただろうか、、。山内マリコ先生、、、何者なん、ほんまエグいて、、リサーチ力、そ

もっとみる

たまたま巡り会った作家さん📖

先日、猫のブックバンド欲しさに、集英社文庫から何の目的もなく選んだ「あのこは貴族」という本。

まだ1/3 も読んでいないけど、最初からぐいぐいひかれてます。

私が読んだ部分は、今の所私の日常テリトリーなのでよく分かりとても面白い❗️

あまりに詳しくリアルな部分があるので、作家の「山内マリコ」さんの経歴を調べたら(こういう時、本当にネットって便利❗️)

まるで異なる環境で生まれ育った方だった

もっとみる
とっても❗️嬉しいです
2

まぼろしの東京|『あのこは貴族』

山内マリコ 集英社 (2019年5月17日発売)

 東京ってどんな街? その問いに対する答えは無限にあるだろう。ただ、その答えに、「自由な街」「不可能がない街」「きらきらした街」といった一見親しみやすくて、ポジティブな要素を込めた人はみな、アウトサイダーなのかもしれない。
 東京育ちのお嬢様と田舎出身のOLが、東京を舞台に交わる物語。それぞれが、同じ「東京」の話をして、同じ景色を見ているはずなの

もっとみる

読書記録 「あのこは貴族」

はじめての読書記録。

こうやって感想を書いたりするのは、小学校中学校で夏休みの宿題として書いた(書かされた..笑)読書感想文以来なので、少し懐かしい気持ち。

ゆるく書いていきますので、読まれる方もぜひゆるい気持ち(?)で読んで頂きたいです。

今回紹介するのは、山内マリコさんの「あのこは貴族」。

知ったのは、Instagramでフォローしていた方がストーリーに載せていて気になったのがきっかけ

もっとみる
Thank you 🌸 YouTubeもぜひチェックしてみて下さい✨
7

あのこは貴族

素晴らしいとしか言いようがない…!
今までずーっと心の片隅で燻ってた部分が、この本を読んだらスカーーーーッと晴れた感じ。.

東京生まれの箱入り娘v.s.地方生まれの雑草系女子という文言が帯にはあるけれど、実際に描かれているのは、"生粋のお嬢様の、マジな悩み"。その、お嬢様ライフの描き方もリアルだし、おぼっちゃまたちの嫌らしさも如実に描かれてる。(『軽薄なパステルカラーのポロシャツ着て、バミュー

もっとみる

己の樽

「『ブルーアワーをぶっ飛ばす』観に行きたいんですよね」という話をしたら、「刺されそうだよね」と言われた。

この手の話は、ボーッとしてるとブッ刺される。東京女子図鑑しかり。
一見香ばしい話に見えるけれど、誰にも話さないような、グチャグチャドロドロの焦げついた生き様が明確に描かれている。

誰かによって分断される女同士の価値観、広げても現れるステージ、年齢や美醜の呪い。
野心のある女が現実に打ちのめ

もっとみる

山内マリコ「あのこは貴族」を読んで・おのぼりにとっての東京―後編―

「東京は、お金がないと楽しくないよ。

東京で貧乏するって言うことは、5000円の定期が買えなくて

毎日200円の交通費を払いながら、ぐるぐるぐるぐる働いて払って働いてを繰り返すことだから。」

すでに東京で暮らしていた姉のいやに実感がこもったアドバイス(?)を胸に2012年、就職と同時に上京した。

出歩くようになってすぐ、

自分がいかに世間知らずかということを思い知らされた。

すっぴんで

もっとみる

〈読書感想文〉山崎ナオコーラ『リボンの男』/物語を取り戻す言葉。私たちを分断するストーリーはもういらない。

「韓国・フェミニズム・日本」特集がたいへん話題の『文藝』秋季号ですが、山崎ナオコーラさんの『リボンの男』をどう捉えるか、共感したりモヤモヤしたり納得したりしたので、読書感想文書いてみました。

この小説では「時給マイナス」であることをどこか卑屈に捉えていた主夫の妹子が、子どもとの時間のなかで世界を細分化する「小さな生活」の豊かさに触れ、それを肯定していく。男性が育休を取るのも難しい社会で男女が逆転

もっとみる

昨年面白かった本

2018年は本を100冊ちょうど読みました。今年はもう少し沢山読めるといいな、と思っていますが、どちらかというと集中力を研ぎ澄まして、きちんとテキストを読み取り味わう読書を目指した方がいいような気もしています。

舞台「豊饒の海」を見る前に三島由紀夫『春の雪』『奔馬』を再読(『暁の寺』『天人五衰』もこれから読みたい)、舞台「メタルマクベス」disc1を見たら、あ、原作当たっておくべきだった、とdi

もっとみる
是非他の投稿も読んで下さいね!
12