「徒然草」を訳してみた。
タイトル通りである。
去年一年間かかって、「徒然草」の本文を訳しながら読んでみた。
元々、島内裕子先生の素晴らしい訳が読める↓の徒然草を読んでいた。
章段ごとに、
本文 訳 註釈 が書かれ、実に読みやすくて、その段が書かれた背景についても思いを巡らすことができる。素晴らしい一冊だと思う。
だけれども、どうにもこの本で徒然草を読んでいると、一陣の風が耳をすり抜けていったような感覚だけが取り残されて、徒然草と本当には向き合えていないような気持ちが残ってしまった(これはもちろん受