見出し画像

それでも愛しい東京「あのこは貴族」20231018

良いとは聞いていたけど本当にとても良かった。

東京で暮らしていると感じる「階層」がわかりやすく描かれている。
関西弁男がいる居酒屋のシーンでは「俺はここだ」と心がシュンとした。

いささか「そうじゃない人たち」の描写が悪意を感じるほどバッサリしている気がしたが、そこも含めて共感してしまったのはある。

「こういう生き方いいじゃん」という穏やかなメッセージの奥にある「調子乗んなよ」という作り手の熱い気持ちを感じた。


この映画を見て良かったな、と思うのは門脇麦と水原希子を大好きになったこと。
ていうかこの映画に出てくるみんなが愛おしかった。
(東京の親族関係と時計屋の息子を除いて)
高良健吾にいたってはラストシーンのあと一緒に飲んであげたい気持ちにすらなった。



地元を出て東京に住んでる身だからこそ、この映画を身近に感じることができる。
しょうもないことかもしれないけど上京してよかったな、て思った。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?