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極私的散文の記録

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極私的散文の記録

マガジン

  • つらつらと書いた読書感想文をまとめました。自分のことも混ぜながら書いているので、私が私は、が多くなっております。

最近の記事

春になっていた

食べ物の写真しかフォルダにありません。。 春といえば、という感じで私の生活環境も変化した。引っ越しをして関東にいる。震災のこともあって、地元に残ろうかと真剣に考えたりもしたけど、私が私であるために、出てきた。 まだまだ大変なエリアがあるから、できる支援をしようね。 私は長いリハビリ期間を終えて復職したよ!と大声で言えればいいのだけれど、実際は近いうちにまた手術かも、という不安を持っている。そうならないように健康でいたい。復職をして新しい領域に踏み込んだ。自分の体が適応でき

    • ゆれる

      新年早々、地震のため祖父母宅で夜を過ごし、朝に安全を確認して自宅に戻った。家につき駅伝がはじまって、お正月だったことを思い出した。 わたしは年始の挨拶で祖父母宅にいるときに地震にあった。幸い高台にあるので津波のための避難所にいく必要もなかったが、地震が来るたびに外にでるを繰り返していた。親族が集まっていたので、乳児から老人までいて安否確認が容易にできた。でも、乳児のミルクが足りないなどもろもろトラブルはやはり起きていた。(あとで聞いた話だが、避難所には食糧もなかったらしいの

      • Ent

        こんばんは。 写真は遠出の時に限って吹雪いた日。 2023年もあと10日ほど。今年は元旦も入院中で、その後も病気や怪我を繰り返し、やっと年末をむかえている〜。来年は健康メインで、周囲の人にお祓い勧められるからうけてこようかな、信じてないけど。 そしてなんと!手術も追加治療もトラブルなく終えて、退院できたので自分で予約したクリスマスケーキを食べることができます、歓喜。前回の長期入院で仲良くしてくれた看護師が異動にならずいてくれたので本当にたすかった。とってもコミュ力が高いし

        • 予定入院

          体の芯から冷える寒さと石油ストーブのにおいで、冬を感じる。 あと数日で1年ぶりに手術をする。思ったより入院が長そうなんだけど、私はクリスマスケーキを自分で予約しているので、どうしても今年はクリスマスは家で過ごしたいと主治医に駄々をこねている。気合いで退院したい。去年は患者役でクリスマスもお正月も病院だったし、それまでは看護師役で病院で過ごしていた。 といっても私は街のクリスマスの雰囲気が好きなわけではない。楽しそうに過ごしている人をみると、胸が締め付けられる。決して辛い思

        春になっていた

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        • 5本

        記事

          そだてるもの

          もっと自分本位で生きられたら楽なんだろうな〜と最近よく思うんだけど、お皿割るし、レンチンした肉まんはなぜか縮むし、悲しい季節だ。もうすぐ冬が来て2023年もおわる。わたしは次の手術までに筋肉をもりもりにしたいので、筋トレを強化する、あと40日後くらいまでに、とりあえずプランク。 さて、このあいだ妹のお子のお宮参りとお食い初めに参加した。産後の妹はハプニング続きだったので、やっと落ち着いてきてよかった。私が開催することになる家族イベントは今後ないかもしれないから、こういう家族

          そだてるもの

          綺麗好き?

          花粉のせいなのか、鼻水でるし肌は荒れるし目はゴロゴロしている2023秋。 秋なので読書したいところなのだけれど、妹の育児手伝い中で昼も夜も集中が難しい。今は中谷美紀さんのエッセイ読んでます〜。あと最近は「日日是好日」読みました。こういう本を読んでいるからかちょっとした自分の生活を考える。何かから影響を受けやすいので私は単純で浮気性だな。 私はなかなかの潔癖症でして、生活でも衛生行為や荷物がかなり多い。アラサー独身の潔癖症はとっても生きにくい。他人と生活するとしたらお互いに

          綺麗好き?

          違う人の人生

          今週の山田裕貴のANNXでね、 「帰って寝て起きて、また違う人の人生生きてみたいな。そうなると本当にいないやん俺、みたいな。本当の山田裕貴を知ってる人いなくない?」 (ニュアンスはこんなかんじ、もっと違う言い方してた!) 俳優さんて違う人の人生にかけるが長いし、自分の人生が少ないという感覚になるのか、と知った。山田裕貴さんのラジオはぽろっと溢れる感じなのに、ハイなのがいいんだよね。 じゃあさ、俳優さんは限られた自分の人生タイムは何してるの?!? この回はゲストで有村架純

          違う人の人生

          どちらかといえば毒の話

          病院で診察待っているのでその間に書いている。 写真は今とてつもなくタイ料理が食べたいので、少し前に食べたやつを。 数日前に美容室にいった。もうほんと、人生でこんなに美容室に行かなかったことはないから、行きつけではないけど行けてよかった〜〜。バッサリ切ってやったわ。でも美容師さんたちが首のマッサージをするのは結構ゾッとする。きっとあちらはサービスでやっているのだけどね。私は辞めてくれと言えるタイプ。椎骨動脈解離になりたくないよ〜〜。 センシティブな毒の話。 有名人が死を選ぶ

          どちらかといえば毒の話

          自分にいいこと具体例

          トップの写真はカフェシェケラートです。 1人でカフェに行くとコーヒーを飲むことが多いけど、たまに名前からでは連想できないおしゃれな飲み物を頼む遊びをします。 一杯飲み終えるまでが、思考の整理をするのにちょうどいい時間。長すぎると鬱々とするよね〜。 いまの私の生活はルーティンの繰り返し。でも、それもストレスも溜まるし、健康的なメンタルを維持したい。思考が悲観的に走りがちなので、精神美容がかなり重要。そのなかでも何かに没頭する、集中するいうやり方が私にあっていて、その行為をす

          自分にいいこと具体例

          母性

          読書感想。 湊かなえさんの「母性」 私が紙媒体で持っているもので1番多いのは湊かなえさんの本です。イヤミス〜。 Netflixで母性が配信されたので、このタイミングで書いている。湊かなえさんが「これが書けたら作家をやめてもいい」という母親たちへのメッセージを込めた作品。本を読み終えたら、湊かなえさんのインタビュー記事をぜひ読んでほしい。他人の感想は人間の気持ち悪さとか、グロさとか書かれているけど、読者より作者のインタビューが大事だと思った。 映画の評判はあまりよくなさ

          あのこは貴族

          読書感想。 山内マリコさんの「あのこは貴族」 山内マリコさんの作品は女の幸せと生き方を模索していて、言語化しにくい何かを言葉にしているのが好きです。 本は何回も読んだし、映画は公開されてすぐ見にいった。両方ちょっと前だけど、たまに読みたくなる。今回はそのタイミングだった。 地方出身者の美紀と、東京のある一部世界で生まれた華子、2人の主人公の話。富山から上京してきた美紀たちは、章タイトルで外部と表現される。私も美紀と同じ外部の人間なので、華子の狭い世界を恵まれていて羨ま

          あのこは貴族

          心配事の1割は起きるよね?

          写真のセンスまるでないので気にしないで〜! スタバのレモンケーキフラペチーノを飲んだ。 私はフラペチーノをいかに低脂質低糖質に持っていけるかを考えて飲むんだけど、これは健康思考の人にそれなら飲むなよ、とか言われそう。ちがうんだよね〜これは遊びだし結構たのしい。 てか、ホイップ抜きにしたらぷつぷつが出てきた笑 日記ではないけど、思ったことを書いていこう。語彙力アップしたい。 __________ 総称暇な大人は何して過ごすのが正解で、おすすめで、社会に咎められないの?

          心配事の1割は起きるよね?

          黄色い家

          読書感想。 川上未映子さんの「黄色い家」 予約していなかったので、なかなか買えなくて本屋巡ってようやく手にして一気に読みました。 自分が花、蘭、桃子たちと同じ時や場所を過ごしてきたわけではないのに、背景や物などの輪郭がはっきり想像できたのが不思議でした。 最近の強盗事件、闇バイト、親ガチャ、現代に起きていることとリンクして考えるものが多かった。こういうものの背景も考えていかなくてはならないと感じたね、現代への提唱ですか? 思い出せる色がないから始まり、黄色や紺、青と

          黄色い家

          夜明けのすべて

          読書感想。 瀬尾まいこさんの「夜明けのすべて」 という一文がこの本の作品紹介です。ちなみに、ホームのヘッダーは入院中に撮った夜明け。みなさんの夜明けはどんな明るさですか? 行動変容のきっかけが「人」っていうのがなんてったってたまらないなと思わせてくれる話でしたね。 藤沢さんは人の目を気にしすぎるけど、私も人の表情、動き、呼吸、服装すべてを気にしてしまう、他人のことって興味ないのに気になる。他人は他人のこと気にしてないしみてないってみんな言うけど、すべてを気にする人もい

          夜明けのすべて

          オール・ノット

          読書感想。 柚木麻子さんの「オール・ノット」 私は柚木麻子さんの作品がだいすきだ、ほとんどの作品を読んでいるはず。女性の幸せとは、その未来、社会問題、人間関係などを螺旋のように書いてらっしゃる。 そして食を通しているところも好きです。今回はきゅうりのサンドイッチや紅茶でしたね〜。 今回、真央の奨学金を抱える苦悩とその生活に、深く頷きたくなった。私は追われることに不安を覚えるタイプなので、奨学金を借りているという事実が地獄だと思っていた。育った家庭環境に文句があるとかそ

          オール・ノット

          散文のはじまり

          人生を第何章とか今なに編とかって捉えるの結構流行ってるよね。今の私は何と表せるのだろうか。 自分の脳がだめになっても記録された思考は cloudに残るっていうのをみて、noteをはじめてみました。 ここ一年でイベントが多すぎた。何より病気は本当に自分じゃどうしようもなさすぎて、地獄にいるんだなと思った。この歳で不調見つかってもやってられないよね〜。 仕事に関してはここまで自分的に信じられないくらい働いていたし(コロナのせいでフィーバーしてた)、今後の人生こんなに休めるこ

          散文のはじまり