ヴィクトリー下村

映画の感想を中心に漫画や小説等、興味があることを記事にしています(更新頻度は週1くらい…

ヴィクトリー下村

映画の感想を中心に漫画や小説等、興味があることを記事にしています(更新頻度は週1くらい)。 名前とアイコンのイラストは友人のTOMAONより。

マガジン

  • 映画感想vol.1

    劇場、DVD等で鑑賞した映画の感想をまとめたものになります。

  • わたしの推し映画

    特に人にお薦めしたい映画作品をまとめたマガジンです。 「#私の推し映画」でタグをつけています。 好き=推したいとは微妙に違ったりします。このマガジンを読んでもらえば、私の趣向が分かるかと。

  • ~に行ってきました。vol.1

    展示会やイベントへ行った記事をまとめたマガジンになります。

  • JAIHOで観た映画

    映画配信サービス『JAIHO』で観た映画はこちらにまとめています。

  • 『ちいかわ』に関すること

    ちいかわの考察やイベントレポ、その他ちいかわに関することをまとめたものになります。

最近の記事

  • 固定された記事

【2023年映画ベスト10】と総まとめ

2023年も間もなく終わりますね。今回の記事では2023年に観た映画のベスト10を挙げていきます。 去年と違い今年は各作品に順位はつけていません。 面白さのベクトルが違うものを1つに並べるってそもそも難しいな…と思い、今作では特に好きな映画10本を選出しました。 ちなみに劇場で観た総数は59本。数はだいぶ減りましたが、観たいと思ったのは大抵観れたから良かったかな。 なお、ベスト10ですが特にお薦めはしません。 面白いというよりは自分に刺さった癖の強い作品が多いです。

    • 『ダークナイト』の35mmフィルム上映を観てきた。

      2024年、今年はバットマンの生誕85周年にあたる年らしい。 それを記念してクリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト トリロジー』3部作の35mmフィルム特別上映が開催されている。 今回はトリロジー2作目にあたる『ダークナイト』を友達に誘われて鑑賞してきました。 『ダークナイト』といえば、ヒーロー映画としてだけでなくアクション映画史に燦然と輝く傑作。大好きな作品だしオールタイムベストに入れてる映画好きも多いのではないだろうか。 鑑賞したのは9月29日のミッドラン

      • +8

        『SUSURUラーメンフェス』に行ってきました。

        • 今年も東京国際映画祭が開催するぞ

          日本を代表する映画の祭典「東京国際映画祭」が今年も開催されます。 数年前から参加しており、愛知に戻った今でもこの時期は東京に出向いて参加するなど楽しみにしてるイベントだ。 今回で37回目にあたる今年は東京都と連携して「ウィメンズ・エンパワーメント部門」という新部門も設立されるとのこと。 情報が解禁されてなかったのだが、9月25日、作品のラインナップが一斉に発表された。 まず、気になった作品をいくつかピックアップしておく。 自分が今の時点で特に気になったのは『死体を埋めろ

        • 固定された記事

        【2023年映画ベスト10】と総まとめ

        マガジン

        • わたしの推し映画
          67本
        • 映画感想vol.1
          283本
        • ~に行ってきました。vol.1
          25本
        • JAIHOで観た映画
          15本
        • 『ちいかわ』に関すること
          9本
        • 映画関連あれやこれ
          12本

        記事

          【怒りを拳に込めてぶっ飛ばせ!】映画『ポライト・ソサエティ』感想

          凄く好きな映画だった。 最初、ボリウッド映画と勘違いしてたけど、物語の舞台はロンドン、南系アジアの移民コミュニティが題材となっている。 製作をつとめたのは『イエスタデイ』、『ラブ・アクチュアリー』など有名作品で知られるワーキング・タイトル社。 本作もこうした映画と同じ質感、良い意味でライトで明るい。 こうした作品が好きな人にこそ本作を観て欲しい。 物語は姉の結婚を阻止するために奔走する妹が婚約相手の恐ろしい陰謀に気付いてしまい…というあらすじ。監督をつとめたのはイギリス

          【怒りを拳に込めてぶっ飛ばせ!】映画『ポライト・ソサエティ』感想

          石黒正数先生の傑作漫画『ネムルバカ』が実写化!しかも監督は『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾監督という好き×好きの組み合わせ。 ちさととまひろを描いてきた阪元監督だからこそ、かなり相性よさそうなので期待しちゃう!(画像は石黒先生のXの画像より)

          石黒正数先生の傑作漫画『ネムルバカ』が実写化!しかも監督は『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾監督という好き×好きの組み合わせ。 ちさととまひろを描いてきた阪元監督だからこそ、かなり相性よさそうなので期待しちゃう!(画像は石黒先生のXの画像より)

          【狂気はアナタのすぐ傍に】映画『Chime』感想

          これは怖い!! 映画『Chime』は『蛇の道』、『スパイの妻』、『散歩する侵略者』など幅広いジャンルの作品で知られる黒沢清監督が手がけた中編作品だ。 「チャイムの音がきこえませんか?」 料理教室で講師を務める主人公はある時、生徒にそんな質問を投げかけられる。耳を澄ますがそんな音は聴こえない。 しかし、その日を境に主人公の周辺は徐々に不穏な出来事に侵食されていき…というあらすじ。 SNSでも周囲の友達の間でも「とにかく怖い」と評判の作品でずっと気になっていた作品。9月8

          【狂気はアナタのすぐ傍に】映画『Chime』感想

          9月5日から放送している『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』。 TVerで見逃し配信してるのは知ってたけど、Youtubeでも配信されてるとは… 改めて見たけど、テンポも良くてあっという間。これからの展開が楽しみ! リンク先 https://www.youtube.com/watch?v=O-Lgznvgd44

          9月5日から放送している『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』。 TVerで見逃し配信してるのは知ってたけど、Youtubeでも配信されてるとは… 改めて見たけど、テンポも良くてあっという間。これからの展開が楽しみ! リンク先 https://www.youtube.com/watch?v=O-Lgznvgd44

          【都会女子生態観察】映画『ナミビアの砂漠』感想

          何はともあれ河合優実に尽きる。 可愛さ、格好良さだけじゃない。 強かさや無邪気さ、弱さを含めた人間味ある人物として魅力に溢れていた。劇中、何かが起きる訳でないけど彼女の動きに見入っていた。 映画は都会に生きる女性の日常を通じて現代に生きる若者たちの姿を描いていく。 タイトルの『ナミビアの砂漠』の由来は、劇中にも登場するナミビアの砂漠に設置された定点カメラの映像からきているらしく、本作は「都会」という砂漠に生きるカナという女性の生態を観察するような作品となっている。(劇中

          【都会女子生態観察】映画『ナミビアの砂漠』感想

          【今年の台風の目はこの作品で決まり!!】映画『侍タイムスリッパー』感想

          『侍タイムスリッパー』という映画を知っているだろうか。 監督、脚本をつとめる安田淳一はじめ10数名の有志によって製作された自主映画だ。今一番話題になっていると映画といっても過言ではないだろう。 この映画、もともとは全国で1館だけの上映だったが作品内容の素晴らしさが話題を呼んでSNSを中心に絶賛の嵐となっている。 さらに9月13日からはギャガが共同配給につき新宿ピカデリーほか全国50館以上で順次拡大公開されるため、これからますます話題となることが予想される。 映画好きとし

          【今年の台風の目はこの作品で決まり!!】映画『侍タイムスリッパー』感想

          +3

          『浮世絵お化け屋敷』に行ってきました。

          『浮世絵お化け屋敷』に行ってきました。

          +2

          思いがけない場所の嬉しい話。

          嬉しいことがあったのでnoteに残しておく。 この写真のトートバック。 これは愛知県にある映画館、ナゴヤキネマノイのクラウドファンディングに参加した際の返礼品として頂いたものだ。 マチがしっかりしてるし生地も厚くて使いやすい。普段から使用してるお気に入りのバッグだ。(もちろんデザインも気に入っている) 8月25日の日曜日、このバッグを持ってパン屋で買い物をしてたんだけど、お会計時に店員さんに「クラファンしたんですか?」って尋ねられて。 正直、意外過ぎて動きが止まってし

          思いがけない場所の嬉しい話。

          【愛に潜む傲慢と偏見について】映画『毒親 ドクチン』感想

          存在すら知らなかった映画をふとしたことがキッカケで観るということがある。この映画『毒親 ドクチン』もそういう映画だった。 キッカケは親からの「この映画知っている?」という言葉。 何でも定期購読してる新聞の文化欄でこの映画が紹介されており、それで自分に聞いてみたとのこと。 親から映画の話を振られるということ自体珍しいので、興味を持って調べてみたら名古屋のシネマスコーレで上映されるらしい。 これも何かの縁と思い観に行った次第である(現在、名古屋シネマスコーレでは上映終了)。

          【愛に潜む傲慢と偏見について】映画『毒親 ドクチン』感想

          これは嬉しい!!相原コージ先生の傑作『ムジナ』が復刊! オールタイムベスト級に好きな忍者漫画。下品でエログロなのでお薦めしないけど、ラストに待ち受ける感動はひときわ… 復刊ドットコムで注文受付中なので興味ある方はぜひ https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68336561

          これは嬉しい!!相原コージ先生の傑作『ムジナ』が復刊! オールタイムベスト級に好きな忍者漫画。下品でエログロなのでお薦めしないけど、ラストに待ち受ける感動はひときわ… 復刊ドットコムで注文受付中なので興味ある方はぜひ https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68336561

          カロリーの化け物を倒しに行った話

          8月16日の金曜日、名古屋は38度を超える炎天下。 今年の夏は例年に比べ特に暑い。焼け付くような日差しの中「ある食べ物」を求めて愛知県の大須観音に降り立った。 訪れたお店は『FAT MAN’S MiSERY.(ファットマンズミザリー)』。 訳すると「デブの苦悩」というイカしたネーミングのお店だ。今年の5月にオープンしたとのことで店舗は綺麗で洒落ている。 店舗を訪れたのはオープン10分前の10時50分。 すでにお店は開いているようで1組の先客がいた。席に案内されると店長らし

          カロリーの化け物を倒しに行った話

          【はちどりの前日譚】映画『リコーダーのテスト』感想

          1980年代の韓国、ソウルの団地に住むある少女の日常を描いた短編映画『リコーダーのテスト』。2018年に公開された『はちどり』の前日譚に当たる作品である。 映画配信サービス『JAIHO』にて先日まで配信されており配信終了ギリギリに何とか鑑賞することができた。この作品を観るのはこれが2回目なのだが、改めて素晴らしい作品だと思ったので感想を挙げておきたい。 家父長制、社会格差、男女格差…『はちどり』でも描かれていた社会問題が28分という短い時間の中に収められている。そうした背

          【はちどりの前日譚】映画『リコーダーのテスト』感想