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なんでもやってみよう

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季節を感じながら生きたい姉妹の日々。   いろいろと思索したり挑戦したり作ったり遊んだりばかなことしたりしています。
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#とは

でこぼこ姉妹のふたり暮らし

でこぼこ姉妹のふたり暮らし

私たち姉妹を昔から知る人に今の現状を話すと100%「絶対上手くいかんやろ」と言われる。それほど私たちは何から何まで正反対だ。

私は関東生まれ、妹は関西生まれ。

私は関東の言葉を話し、妹は関西の言葉を話す。

私は甘い系のお菓子が好きで、妹はしょっぱ系のお菓子が好き。

私は転んだらすぐ泣く奴で、妹はそんなことくらいで泣いているのをこの年まで見たことがない。指にホチキスの針が貫通したときでさえ泣

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大好きなお隣のおばあちゃん

大好きなお隣のおばあちゃん

私にすてきな言葉を教えてくれたおばあちゃんがいる。
私が出かけていく時間に、いつも家の外でお洗濯物を干している、お隣のおばあちゃん。

だいたいギリギリの時間に自転車に飛び乗る私は、おばあちゃんを見つけると「行ってきまあす!!」と挨拶する。

気づいてもらえるようにいつも大きな声だ。

いつもきちんと気づいてくれるおばあちゃんは、洗濯物の間からひょこりと顔を覗かせて、いつもこう返してくれる。

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年明けの空気。

年明けの空気。

27年生きてきて初めての、妹と2人で過ごす年末年始である。

仕事をしていたときも、同期の家で一緒に過ごしていたので、実家でない我が家で年を越すのも実は初めてだったりする。

そんな感じで年末感も薄いので、ガキ使も紅白もつけず、なんだか普段通りの夜を過ごしていた。

妹は遅ればせの年賀状に色をつけながら。

私は1年間お世話になったランタンの煤と蝋そうじと

コーヒーミルの分解をしながら過ごした。

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散歩の妹とMIUな姉。

散歩の妹とMIUな姉。

妹が散歩と称して半日帰らないから何事かと思ってたら公共交通機関を避けて徒歩で出かけて気付いたら帰るのに歩いたら4時間はかかる場所にいると連絡が入った。

「お前それは限度ってもんがさ」と言おうと思ってよくよく考えたら私もおんなじようなことしたことあったよなーと思い当たって何も言えんくなってる。

ほぼ逆流の同ルート同距離。

血は争えないのかなあと思っている姉はというと、MIU404の一挙放送が関

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今年は恵方巻2本分の幸せを。

今年は恵方巻2本分の幸せを。

「だから今年は1日早いって言ったじゃん。」

朝から妹に怒られる。節分は2月3日って思い込みがあるんだよ。スーパーにチラシが貼ってあって「今年は2月2日です!」とか買いてあったって、目には映っても脳が認識なんかするわけがない。姉を舐めるな。

そんなこんなで2日と3日、どっちでやんねんとかんかんがくがく言い合った結果、遊布野家では今年は節分を2回やることに相成ったのである。

いつも2人で行くお寿

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友チョコならぬ姉妹チョコ。

友チョコならぬ姉妹チョコ。

ここのところ、週末が来るたびになんやかやと妹と楽しく過ごしている姉の方である。

昨日、妹が突如チョコをちょうだいと言い出した。

今年は忘れてると思ったのに!
バレンタインデーなど!!

今年はちょっと父のチョコを奮発したのでそれで終わったつもりでいた感があった。
そうか、お主にもか。

だがしかし当日の夕方なんだよなあ。

「いいよいいよ、今日じゃなくても。時間のある時に用意してくれたら。」

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バイクに乗って出かけよう!

バイクに乗って出かけよう!

寒の戻りを抜けたお祝いに、バイクでツーリングへ行ってきました〜。
三寒四温でもどかしい日々ですが、あったかいと心もやわらぐ。

お出かけは妹と、私の友人の3人で。
私は中免持ってないので後ろに乗っけてもらった。

いやあ、早い早い。気持ち良い。
チャリしか乗れない自力勢には見られない景色。

妹と友人はヘルメットの無線で繋がって話ができるが、私はまるきり会話の蚊帳の外である。

姉の知らないところ

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ちいさかった妹と乾杯の幸せ。

ちいさかった妹と乾杯の幸せ。

寒の戻りでカセットコンロと鍋と灯油ストーブが大活躍中。

安かったちぢみほうれん草で鍋をやり、ひと段落して一杯やっている遊布野家での話である。

日本酒を熱燗にして飲みつつ蟹味噌をちびっとやってみた。

かにみそは妹が買ってきてくれた。

これが旨い。美味すぎる。旨くて旨くて震える。

「こ、これが大人か…!」と妹が言う。
たしかに妹は肝系食べられなかったなあ、子どもの頃。

対する姉の方は、子ど

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我が家のちびっこおひなさま。紀州びなは良いぞ!!

我が家のちびっこおひなさま。紀州びなは良いぞ!!

私が和歌山から連れてきた宝物の話をしようと思う。私も妹も、和歌山を出るときにそれを両親から持たせてもらってきた。

この季節になると毎年、いそいそと自分の棚を片付けて飾る。

そう、桃の節句、おひなさまである。
それも、ふるさと和歌山県の伝統工芸品、紀州びな。

昭和30〜40年代、和歌山県が新婚旅行の定番だった時代があるのだそうだ。風光明媚な万葉の里・和歌浦や、白浜や那智勝浦。紀州びなは旅情溢れ

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卒業式、ごめんね代わりのびっくりサプライズ。

卒業式、ごめんね代わりのびっくりサプライズ。

今日は妹の卒業式。
なのに朝ケンカしちゃったから、反省した姉は帰宅後ずっと工作中。

何を?ドアを開けたら炸裂する爆竹の仕掛けを。あれ、仲直りする気ないみたいになってるやん。
 
ということで、家にあるものを使ってくす玉も作ってみた。

2時間クオリティ。

くす玉を取り付けるために電気外しちゃったから(本気か)、暗いなあ。

と思ってたところへ妹からLINE。
袴着て友達と撮った写真。

おおお

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自動二輪ワールドに飛び込んだ27歳の初夏。

自動二輪ワールドに飛び込んだ27歳の初夏。

この記事がようやく書けたのが今日5月16日「旅の日」であったことに嬉しさと親しみを隠せない。隠す気はないんだけれど。

この一か月、noteの更新につぶやきが多かったのは、あることにチャレンジしているからだと以前お話ししたけれど、それがようやく終わりを告げた。

やっと乗れるようになった。
これからはどこまでも行けるしどこへでも行ける。
実は中型バイクの免許を取りに通っていたのです。とりあえず達成

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初ツーリングは喜びと優しさでできていた

初ツーリングは喜びと優しさでできていた

中免を取って一週間。

片道一時間かけて自転車で運転免許センターへ免許を書き換えに行き、免許証用の写真を持ち込んだためにプラス2時間かかり、ようやく手に入れた免許を使って今日初めてツーリングに行ってきた。 

本当は取ってすぐ乗りたかったのだけど、あいにくの雨続き。昨日なんか、晴れると言ったのに午後ずっと降っていたのだ。 

今日こそ乗れると思ってた私はこんな具合である。

それを話したら、運転に

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