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日常のあれこれ𖧧˒˒

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生粋のいじめられっ子だった暗黒学生時代を過ごし、自己肯定感を見失い苦しんだ20代を過ごした私が、「自分らしさ」を見つけて前向きに生きられるようになったヒントと、日常のあれやこれや…
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#エッセイ

【essay &radio】思い切って未来を欲張ってみることにしました。

【essay &radio】思い切って未来を欲張ってみることにしました。

「何歳になっても悩みは尽きないものだよ」

「私は悩みがなくなる方が怖い」

これは先日
悩みを話してくれた後輩に対して私が伝えた言葉です

その子はいつも朗らかに笑っていて
屈託なく人懐っこいタイプの愛されキャラなのですが

その日は珍しく力なく苦笑いを浮かべ

『何もかも投げ出して海にでも行きたいっす』

と私の隣でぼやいていたのです

あちらから悩みを打ち明けない限り
こちらから根掘り葉掘り

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わたしの大好きな季節にやりたいこと。

わたしの大好きな季節にやりたいこと。

秋はいつも突然やってきて
あっという間にいなくなってしまうけれど

私は四季の中でいちばん秋が大好きです

夏の温かさを残しつつ

吹く風は穏やかで涼しく

新緑に溢れていた景色が
すこしずつ橙や黄、茜色に染まり

それをゆったりと眺めながら

枯葉の絨毯のうえを
カサカサと音を立てながら散歩してみたり

時が経つにつれて春や秋を楽しめる時期が
短くなっているらしいけど

短いからこそ楽しまなきゃ

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【essay &radio】休日の朝から、アラサーがお金と結婚について考える。

【essay &radio】休日の朝から、アラサーがお金と結婚について考える。

お仕事で疲れていたのか
今日の空模様がどんよりしていたからなのか

今日はいつもより寝覚が悪くて

タオルケットに包まったまま
ゴロゴロとまどろんでいたら

あっという間に数時間が経っていた

夢か現実かわからないような
支離滅裂な夢を見始めたころに

郵便配達のお兄さんが
ポストに手紙を投函する音で目が覚めた

時刻は8:30

いつもは仕事でも休みの日でも
たとえアラームをかけていなくても
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秋のはじまりの日のお話。

秋のはじまりの日のお話。

新緑の葉がゆっくりと色付くように

秋のはじまりは静かな雨の音とともに訪れた

長い長い夏が過ぎて

私の中にも芽生えた新緑の葉も
少しずつ色付いて

新しい始まりを確かに感じる

いつもなんとなく居心地の良さを感じ
話しやすくて気の合う4つ下の後輩と

最近よく仕事が一緒になって

もう3年ほどの付き合いになるというのに
意外な共通点をたくさん見つけた

過去に同じ将来の夢を思い描いていたこと

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ひとりで生きるために、私は愛を求める。

ひとりで生きるために、私は愛を求める。

ひとりぼっちになることが怖かった私は

ひとりぼっちになっても良いと思えることが
自分を愛することだと知りました

ひとりぼっちになった私は
自分を愛することも、孤独を愛することも
できるようになったけれど

私の生き方や、考え方が、
もしかしたら周りの人たちと食い違っていて
「こいつ変なやつ」って思われたらどうしようと

ほんの少しだけ虚しく感じる時があります

ひとりぼっちになることは怖くない

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それは試練なんかじゃなく、新しいスタートライン。

それは試練なんかじゃなく、新しいスタートライン。

思えばずっと些細な歪みは生じていたんです

「これくらいならまぁ許そうか」

と思っていたものがズルズル続いて

「これはやめて欲しいんだけどな」

と思うことがどんどん増えていって

塵も積もれば山となり

「もう良い加減にしてくれ!」

と爆発寸前な今日この頃

今の仕事に就いてもうすぐ8年

それほど居心地が良かったのは事実で
やりがいと誇りを持ってできるお仕事だったけれど

時間をかけてゆ

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”わかりあう”ということ。

”わかりあう”ということ。

私は「当たり前」という言葉が好きではない

だってこの世の中には
当たり前なことなんて存在しないのだから

当たり前とは即ち
各々が自然と作り上げた共通認識で

それは歩んできた人生の中で生まれた思い込みや
小さなコミュニティーの中で擦り合わせた
取り決めのようなもの

その認識がこれまで間違っていなかったからこそ
人は「当たり前」だと思い込む

郷に入っては郷に従えとはよく言ったもので

「ここ

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心のままにペンを走らせた7日間。

心のままにペンを走らせた7日間。

気がつけば一週間ほど
エッセイを投稿していないことに気がついて

最近起きたこと、考えていることを、
ふと思い浮かべながらパソコンの前に座っています

エッセイを本格的にスタートして数年が経ち
私の日記のような感覚で始めたnote

タイピングする指先は
小学生の頃チャットで鍛えあげられた
自己流な動きでそのままでやっていますが

おかげさまで、さらに磨きがかかっております

この一週間ほどのあい

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私がこれまで形から入らなかったのは。

私がこれまで形から入らなかったのは。

皆さんは『ジャーナル』って知ってますか?

『ウィッシュリスト』や『叶えたいことリスト』
と言うとわかりやすいでしょうか

きっと詳しくはご存知なくても
小耳に挟んだことはあるかと思います

最近それを始めることにしたのです

ちなみにジャーナルとはなんぞや?
とお思いの方のためにザックリお話すると

・・・だそうです

準備するのはノートとペンのみ

しかし私は何事も三日坊主になることが多くて

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自分で自分を幸せにするために生まれてきた。

自分で自分を幸せにするために生まれてきた。

誰かを幸せにしたいなんて一口に言ってみても
そんなのはただの綺麗事で
本当はまったく現実味を帯びていなくて

実際のところ

毎日朝6時に起きて仕事に行って
朝昼晩のご飯を食べてお風呂に入って眠って
また起きるので精一杯な今日この頃

本当は誰かのために生きられたら
どれだけ幸せだろうって思う

「誰の役にも立てない」って考えるだけで
自分が生きている意味がわからなくなってしまうから

学生の頃は

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哀が愛であるならば、涙は友を呼ぶ。

哀が愛であるならば、涙は友を呼ぶ。

「悲しみ」と「哀しみ」

日本ではカナシミという言葉を

この二つの漢字で表す

言葉は同じでも意味はまったく違う

「悲しみ」は

苦しいだとか、悔しいだとか、辛いだとか、

そんな悲観的な感情を表し

「哀しみ」は

憐れんだり、愁たり、慈しんだり、

誰かや何かを思いやるが故の感情を表す

ではここであなたに聞こう

自分の人生をふと振り返った時

あなたがこれまで流した涙は

果たしてこの

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私が大好きな音楽を聴けなくなった日。

私が大好きな音楽を聴けなくなった日。

大好きな曲を聴けなくなった日は

大好きなグループのリーダーが
お酒に飲まれて不祥事を起こしグループを去った日

たくさん泣いた

たくさん怒った

たくさん憎んだ

グループのリーダーとして
申し分ない人だったけれど

もともと酒癖が悪いのも
素行不良なことも知っていた

でも

私は彼の歌声が大好きだった

ステージの上で輝く姿が大好きだった

メンバーみんなの楽しそうな会話を
見ているのが好

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ワガママなくらいがちょうどいい。

ワガママなくらいがちょうどいい。

「成り行きで5歳年下と付き合うことになったの!」

昨日のこと

午前中の撮影が終わり
スタジオの片付けをしていると

一緒に片付けをしてくれていた同僚から
なんの前触れもなくそう言われました

『えっ?聞きたいこと多すぎるんだけど?!』

ちなみに同僚は私より一つ年上だけど
入社は私のほうが先輩で

でも人生経験でいうと
私より遥かに山あり谷ありな人生を歩んでる子

フットワークが軽くて楽観的だ

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今日は、気ままに美味しく自分を癒す日。

今日は、気ままに美味しく自分を癒す日。

6月、7月の緩やかな閑散期を終え
やっとお仕事が忙しくなってきました

忙しいことは喜ばしいことなのですが
撮影依頼の少ない閑散期のしわ寄せは
報酬をいただける1ヶ月後にやってくるのです

私はそんな今現在の状況を
”生活費カツカツ期”と呼んでいます

おかげさまで最近は毎日のように自炊をする日々

いやいや、閑散期だけじゃなくて
いつも自炊をしていればもっと節約じゃない?

とお思いの方もいらっ

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