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生粋のいじめられっ子だった暗黒学生時代を過ごし、自己肯定感を見失い苦しんだ20代を過ごした私が、「自分らしさ」を見つけて前向きに生きられるようになったヒントと、日常のあれやこれや…
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#言葉
私はただ素足のまま地を歩き続けていたいのです。
「心の強い方なんですね」
これは私のエッセイの読者さんに頂いた言葉です
皆様からいただくコメントは
どれも温かいものばかりで
思い思いのご感想をいただけることが
とても嬉しく感じていますが
このお言葉だけは
嬉しいだとか、優しい気持ちになるだとか、
喜怒哀楽どの感情にも引っ掛からない気持ちが芽生え
なぜかずっと心に残り続けています
どうしてなのでしょう?
「私の心が強い」か・・・
もし
わたしは貴方と分かり合いたいのです。
専門学生のころから
大好きな洋服屋さんがあり
学校に行く時もプライベートも
その洋服屋さんの服ばかりを着ていました。
ある日いつものように
そのお店で買ったTシャツを着て
電車に乗っていると
座席の向かい側に座った白髪の外国のおじさまが
不思議そうにジッとこちらを見ていたのです。
・・・なんだろう。
私なんかしたかな?
おじさまにバレないように一瞬チラッと見ると
おじさまの目線がわたしのTシ
ねぇ、くるみ。この街の景色はきみの目にどう映るの?
分岐点に立たされたとき、悪気のないだれかの言葉に勝手に落ち込んでしまうとき、心の奥底にいる弱い自分が顔を出すときがある。
あの日のわたしだったら、きっと悩みすぎて選択をすること自体を諦めてなんとなく歩んでいただろう。あの日のわたしだったら、ありのまま受け止めて落ち込んで涙を流していただろう。
あの日のわたしが今のわたしに問いかける。
「ねぇ、きみの目にはどう映っているの?」
「誰かの優しさも