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*非表現者が、表現の可能性について思考を巡らせるマガジン

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大衆的観点からは”非表現者”であるShotaroが、表現の可能性について思考を巡らせるマガジン。 気づき、備忘録、思考の整理のために使用していたり。 表現者集団であるyosem… もっと読む
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記事一覧

意味を持ち、豊かで、感性を大切にする場所に

意味を持ち、豊かで、感性を大切にする場所に

どうして表現の場所を大切にしたいのか、なぜこの活動をするか、yosemicにはどういう価値があるのか、ということをもう一度、ちゃんと文章に残したいと思った。

きっかけは、この記事を久しぶりに読み返したから。もう一年経つのかと。まだまだ未熟だなーと実感する毎日だけど、時に振り返り、立ち止まり、思考することも大切だと思い、カタカタと文章打つことにした。

大量生産・大量消費 社会からの脱却、そして表

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”俺のズボンがアイスを食っちまった、これで新しいの買いな” って言いたい

”俺のズボンがアイスを食っちまった、これで新しいの買いな” って言いたい

余裕とは僕は、アイスが好きだ。夏も冬も含めて、季節を問わず年がら年中、アイスを食べている。できれば1日二つは食べたい。冷凍庫には、常に10種類以上のアイスを常備しておかないと気が済まない。

そんな無類のアイス好きが、どうしても一生に一度は体験したいことがある。(できれば年に一回は起こって欲しい)

それはこれだ

ワンピースを見たことない人にもわかるように説明しよう。

このシーンは小さい子ども

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ハーバード大学が80年近くにわたり研究し続けている「人は何が幸せか」について

ハーバード大学が80年近くにわたり研究し続けている「人は何が幸せか」について

今回は、コミュニティとしての在り方的な部分を、ハーバード大学の80年に渡り研究されてきた”健康で幸福な生活” についての長期研究の結果を参考にしながら、書いていく。

80年続いた研究でわかったこと原文は英語なのだが、大事な部分を以下に和訳してみた。

人間関係や人間関係の中での幸福度が、健康に強い影響を与える。
自分の体をケアすることは重要だが、人間関係を大切にすることもセルフケアのひとつ。

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”ちょっとしたきっかけ”になればいい

”ちょっとしたきっかけ”になればいい

人生なんて、ちょっとしたきっかけで大きく変わる。僕は海外大学院に進むことにしたのも、米国で会計士やることになったのも、yosemicに関わるようになったのも、全ての始まりは”ちょっとしたきっかけ”だった。

コミュニティ感を大事にyosemicで大事にしていることの一つに、コミュニティ感というのがある。

yosemicは、一応、日米で法人化しており、会社としてのきちんと運営していくことも大切にし

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働くってなんだろう(SmartHRの動画を見て、表現者の働き方について考えてみた)

働くってなんだろう(SmartHRの動画を見て、表現者の働き方について考えてみた)

まずは、今話題のSmartHRが作成した下記の動画をみて欲しい。
非常に素晴らしい動画なので、是非一度は見て欲しい。

これを見て改めて、働くを考えてみた。(表現者にとっても、とても重要な考え方ではないか、と思う)

サラリーマン誕生~高度経済成長期明治維新を境に西洋の文化が日本に入っていき、日本で最初に株式会社ができたのが、1893年(明治26年)の日本郵船とされている。その後、ビジネスという枠

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クリエイターエコノミー、プロセスエコノミーとyosemic(ヨセマイク)

クリエイターエコノミー、プロセスエコノミーとyosemic(ヨセマイク)

今日は巷で話題のクリエイターエコノミーとプロセスエコノミー、そしてyosemicの活動方針について少し話していけたらなと思う。非表現者として、表現者をサポートする立場の人間から見て、こんな形で表現者をサポートできたらいいなという思いも含めて執筆してみた。

クリエイターエコノミークリエイターエコノミーとは、YouTuberやインスタグラマー、ゲーム配信者などに限らず、アーティストやジャーナリスト、

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短期的なトレンドを追い求めることよりも、長期的な歴史・文化を作りたい

短期的なトレンドを追い求めることよりも、長期的な歴史・文化を作りたい

別に自分は、たいそうな人間ではないが、、、日本で産まれ、日本で育ち、22歳でアメリカに渡り、大学院でもまれ、米国現地企業で死に物狂いで働き、表現者達に心で惹かれ、yosemic を一緒にやっている。

なぜ僕がyosemic で表現者達と一緒に活動をしてるのかという、その答えの一つを書いてきたい。

大量消費社会におけるトレンドには、飽きた今ではSDGsなどとして、大量消費社会から循環型社会への移

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義務教育の美術をアップデートせよ

義務教育の美術をアップデートせよ

僕は、小学校・中学の頃、美術が嫌いだっだ。
理由は、絵や図画工作(細かい作業)が下手で、良い評価をもらえなかったからだ。おそらくこれらの類の科目に関しては、褒められたこともないだろう。

そしてyosemic で活動し、表現活動が身近になった今 振り返ると、やはり美術の科目はもっとこうした方が良いのでは? という改善点が多いことに気付く。

書いてみると当たり前のことだなと思いつつ、実際の教育現場

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恩送りが広まればもっと心地良い世界になる気がする

恩送りが広まればもっと心地良い世界になる気がする

恩送りとは恩送りを知らない人もいるかもしれない。僕自身もアメリカに行くまでは言葉を知っているだけで、そこまでいい言葉とは思わなかった。

恩送り=
誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。

恩送りの対の言葉に、恩返しがある。これは皆も知っている通り、誰かから受けた恩を、直接その人に返すこと。日本では、”つるの恩返し”という昔話があるように、恩返しを大切にしてきた考え方だ

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伝えるより、考えさせる(SNSの負の影響について考える)

伝えるより、考えさせる(SNSの負の影響について考える)

非表現者として表現者の可能性について考えていたら、ある話題にたどり着いた。

SNSの負の影響

とういうことで、今回はSNSの負の影響とそれに関する表現の可能性について書いていきたい。

SNSの負の影響TwitterやFacebook に代表されるSNSが台頭し、全国民総発信者時代になった。誰もが短い文字数でも発言をする環境が整い、発言が溢れる時代になった。

発信が溢れている状態の中でより注

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米国会計士、IT企業CFO、落語Association of America 理事、そしてyosemic の共同代表としての自己紹介

米国会計士、IT企業CFO、落語Association of America 理事、そしてyosemic の共同代表としての自己紹介

yosemic 共同代表である僕の自己紹介を簡単にしたい。
(きっと簡単に終わらない)

基本情報東京生まれ、東京育ち。28歳。2人兄弟の長男に生まれる。現在は結婚し今月産まれたばかりの息子と3人暮らしだ。

大学まで日本にいて、日本で就職をせず、大学院留学のために渡米をした。
卒業後はいくつかの会計事務所を経て、独立した。周りと比べたら早い独立だったように思う。

現在はニューヨーク拠点に会計事

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10分で思いつく限り、note に書きたいアイディアを書いてみた

10分で思いつく限り、note に書きたいアイディアを書いてみた

アイディアの出し方note を続けていると、今回はこういうテーマでやっていこう、今、こういう話題が熱いな! とか、表現者・非表現者とは、アートとは、音楽とは、ダンスとは、、、、、
という所が創作活動が始める。

基本的には、閃いた所で、メモして、あとで深堀りしておこう、というやり方をとっている。

たまに、ぱっと思いつきで、その場で書いていくことも珍しくはない。

この記事なんかは、思いつきで、そ

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オリジナリティなんて気にするな

オリジナリティなんて気にするな

アートは再現性のないもので、オリジナリティ溢れるものだ
だから常にオリジナリティを考え続けるのがいい

ってよく言われると思うのだけど、非表現者の僕から見れば、それはすごくハードルの高いことだなーと思う。

そもそもオリジナリティとは僕もビジネスをいくつか走らせている人間なので、オリジナリティを気にするなとは言いつつも、代替可能な会社・個人にはしたくない(なりたくない)ので、色々と試行錯誤してきて

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表現活動と環世界

表現活動と環世界

大衆的観点から見たら非表現者である僕にとって、なぜ表現者は表現をしているのか、というピュアな興味がある。

そこには僕には想像のできない深い複雑な理由があったり、ものすごいシンプルな理由があったりする。

表現するとはそもそも”表現する”とはどいうことなのか?

もし僕なりの解釈で定義をするのであれば、それは
”個々人あるいは集団が持っている環世界を創作・芸術活動を通じて伝えること”

これは

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