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短期的なトレンドを追い求めることよりも、長期的な歴史・文化を作りたい

別に自分は、たいそうな人間ではないが、、、日本で産まれ、日本で育ち、22歳でアメリカに渡り、大学院でもまれ、米国現地企業で死に物狂いで働き、表現者達に心で惹かれ、yosemic を一緒にやっている。

なぜ僕がyosemic で表現者達と一緒に活動をしてるのかという、その答えの一つを書いてきたい。

大量消費社会におけるトレンドには、飽きた

今ではSDGsなどとして、大量消費社会から循環型社会への移行が進んでいるように感じる。これはすごく良い傾向だと感じている。

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SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標だ。ただ、これはたった15年の間で達成することではなく、もっと長期的な視点で見ていく必要があるというのは、誰もが思うことであろう。

大量消費社会におけるトレンドを頭ごなしに否定しているわけではない。ただ僕自身は、一人の消費者として、そのトレンドを追うことに飽きたのだ。

常に流行りを追い求め、周りについて行こうと必死な様、僕の性には合わなくなってきた。それはアメリカで暮らし、大量消費社会の現実を実際に目の当たりにしてきたからであろう。最も時間に余裕を持って、有意義に時間を過ごし、自分なりの考えを持つようにした結果、トレンドを追わなくなった。(もちろん全て分野でとは言わないが、、、、、)

自分自身と向き合う時間を大切に

さてトレンドを追わなくなり、わかったことがある。それは以前にも比べて、より自分の時間を大切にするようになったことだ。

あくまで筆者自身の例として捉えて欲しいのだが、短期的なトレンドを追わなくなったことによるメリットを上げてみる。

1. 単純に自由時間が増えた
2. メンタル面でストレスが減った
3. 世の中に溢れる情報の整理がしやすくなった
4. 長期的な視点で物事を見れるようになった
5. 文化的な趣味が増えた

全くトレンドを追ってないわけではない。仕事に関連することについては、トレンドは確認しているし、世界情勢等を含めた時事ニュースなどは毎日チェックしている。

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興味が文化・歴史へとシフトしていった

トレンドを追わなくなった僕の興味は、次第に文化や歴史に興味をもつようになっていった。

もう少し抽象的に言うならば、人間の感覚からして”長期的に形成しうる何か” に惹かれるようになったと言うのが正しいかもしれない。

yosemic をアーティストの皆とやっているのも、それが理由の一つ。

ビジネスの世界にいるとどうしても短期的な目標を追い求めがちだ。ビジネスをする以上、短期的に結果を積み上げ、信用を得ることはとても大事だと思う。そういう面で結果が大事だと言う事に全く異論はない。経営者の端くれ者として、結果を出せなければyosemic も、SDGs も、サステイナビリティも、できる範囲は限られてきてしまうからだ。

力なき理想など戯言だし、理想なき力は空虚。

だから結果を出しつつ、理想を追い求めていきたい。

by Shotaro



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