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「癒し」が必要とされる時代は、終わるのかもしれない
「癒し系」という言葉も聞かなくなりましたね。『ARIA』は全巻持ってました。
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セラピストなので、人を癒すことがビジネスとしてのミッションになるんですけど、人を癒すことがビジネスとして成立するためには、それだけ癒しを必要とする人の存在が不可欠になるわけです。需要と供給ですね。
そういう意味で言うと、今「癒し」を必要としている人の数って、どんどん減っていっているような気がするんです。世の中を見
山梨はFacebookと化している
575。というわけではなくて。
山梨に限らず、地方全体に言えることだと思うんだけど、地方に移住すると「圧倒的他者」に出会う機会が極端に少ない。
圧倒的他者というのは、この人一生接点がないだろうなという縁もゆかりもない人のこと。
東京に住んでいた頃は、圧倒的他者の出会いに満ちていた。
表参道や原宿を歩けば下着姿に全身タトゥーを施したゲイの人なんかが普通にキティランドで買い物をしたりしていたし、朝
悲しみに溢れているのは当然良くないんだけど、喜びに溢れているのも良くないと思う。どちらも何かから目を逸らしているような気がするから。
常にフラットでいること。そう、「私は一人、森の中にいる」ような。